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私の母が5年前に曹洞宗のある寺院で出家・得度して修行を始めたのですが、人間関係でトラブルを起こし、そこを脱走するような形で飛び出してしまい、先方からは「僧籍から外す」といわれたそうです。

一般社会でも、そのような後ろ足で砂をかけた末の破門なら、それは当然だと思うのですが、その後、同じ曹洞宗の別の寺に潜り込み、そこのサイトによると、なぜか最初の寺の修行までが通算されて、尼僧になったと書かれていました。

僧というのは、いったい何なのでしょうか。世間で言う、いわゆる「お坊さん」にあたるのでしょうか。住職とは違うのでしょうか。

母のように、過去に別の寺でしくじった者が、そのキャリアが無効とならずに(何らのペナルティもなく)通算してもらえるいいかげんな世界なのでしょうか。

ちなみに母は、その後もひとつの寺に留まらず、あちこちの寺に逗留する流れ僧生活を続けていますが、中には、曹洞宗ではないお寺も含まれているようです。

A 回答 (3件)

そもそも現世の士業のように、きちんとした決まりなどないのでしょう。



素人が枕経をあげたって別に捕まるわけではありませんが、現世では病気に効くといった健康食品の業者や、診断を下す民間療法家は、法律によって逮捕されてしまいます。
率直にいえば、僧の立場というのはそうした曖昧な面があります。

といっても、宗教を否定しているわけではありません。
客観性に乏しいにもかかわらずなぜ存在するか。
それは、人の心に支えられているからです。
人が支える。すなわち徳があるかどうかが全てだと思います。
宗門側が曖昧な修行を認めるとするなら、それは早い話、人手不足なのだと思います。ですが、当人がしくじりを反省せず、僧侶ズラしても、そんなものはすぐに大衆に見透かされてしまうでしょう。
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現在は法律や宗派の規則の中での


資格認定ですので
曹洞宗の資格認定がどうなっているのかは知りませんが

出家得度を宗門に届け出れば
その宗派の僧侶として認可されたことになります

しかし通常はそれだけでは
教師としての資格や
住職としての資格はありません

世間ではお坊さんと言ってくれますが
「在家出家」では正当な僧侶とはいえません
住職というのは寺院の住持の職にある者を指しますから
僧侶であってもお寺を持っていない人は
住職ではありません

禅宗では行雲流水の生活を
修行としますので流れ僧生活をするんでしょうね
ちなみに高野山では
専修学院という専門学校の僧院があり
1年間の合宿生活を経て
住職資格を認定されることになっています
資格認定は本山がするので
得度や住職資格を
一度認定されればよほどの理由がない限り
資格を無効にされることはありません

>そのキャリアが無効とならずに(何らのペナルティもなく)通算してもらえるいいかげんな世界なのでしょうか。

曹洞宗の修行認定制度がどうなっているのかは知りませんが
お経を覚えて法式ができれば
以前のお寺での修行が無効にされても
次のお寺で認められれば
キャリアとして認められるのではないでしょうか?
真言宗では修行途中でにげ出せば
別のお寺で途中からと言うのは認められませんが
得度したことが認められなくなることはありません
本山に登録があれば「僧侶」と言うことです
一生住職にならなかった有名な僧侶もいます
いい加減なお坊さんもたくさんいますが
一生懸命に修行する偉いお坊さんも
たくさんたくさんいらっしゃいます
所せん、ニセモノいい加減な者はトウタされ
消されていきます
結構シビアな世界ですよ
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仏教協会ってあったような。



また、仏の心がある方だから受け入れてもらえるのでしょうか?
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