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 著作権について教えてください:
 例えば、市販している本の内容をそのままネットとかに載せるのは、著作権違反ですよね?じゃあ、図書館など、ただで本を借りて見れるのは、著作権の問題に何ら問題ないですよね?(当然ですが)
 そしたら、たとえば、インターネット上で図書館を作ることは可能ですか?

 というのも、図書館は、いちいち借りや返しに行くのがいいとして、ときどき、ほしい本が他の方いっぱい予約している場合もありますし、もしインターネット上でできたら、探すのも便利だし、ほしい本すぐ見れるからいいじゃないかなと思いますが、しかし、著作権に何か問題ないでしょうか?
 今のインターネットで、本を閲覧できるところは、ほとんど有料だし、たまに無料のあっても、ぜんぜん、最近の本とかありません。

 というか、インターネット上で図書館が本当にできたら、ネット本屋さんとかは、どうなるんでしょうかね…

 はたして、インターネットで、図書館を作ることはできるのでしょうか?

A 回答 (5件)

補足です。


こんなweb pageが参考になるんじゃないかと。
http://www.dl.ulis.ac.jp/DLjournal/No_4/nawa/naw …

私自身は図書館での著作物の扱いに関してはちょっと調べませんでしたが
著作権法とその周辺を調べてみるのも勉強になると思いますよ。

またデジタル化された書籍データのリンクもありました。
http://www.wao.or.jp/naniuji/

著作権を無視すれば現存のたくさんの本が読めるかも知れませんが
同時に著作権者の創作意欲をなくす行為であって将来のいい作品が
失われる可能性があるところが難しいですね。

現在、デジタル化された書籍は紙のそれとかわらないくらい高価ですが
これも一人一人が著作権を守ることによって何分の一にでもなる話だと
思いますよ。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!

大変勉強になりました。今の著作権法と、図書館法などについて、少し矛盾を感じなくもないですが、でも、この問題、他のいろんな方も考えていらっしゃると思うと、近い将来、もっと合理的な解決法がきっと出てくるじゃないかと思いました。それは、ただ法律を替えるだけではなくて、例えば、技術的な問題とか、倫理的な問題とか…

なんとなくちょっと分からない質問をここに投げたら、こんなにいろいろな方から御返事を頂いて、本当にありがとうございます!

お礼日時:2001/02/21 15:29

 著作権の存続期間中の著作物をデジタル化してインターネットに載せることは、一般の方であれ、図書館であれ、著作権者から複製権(著作権法第21条)と公衆送信権(同法第23条)について許諾をもらう必要があります。


 インターネット上で好きな本を好きなときに無料で見ることができればたいへん便利なのですが、現在本を売ることで生計を立てている人たちは失業してしまうことになってしまいますよね。そもそもそのような活動で生計を立てるという世の中が間違っている、という議論もできないわけではありませんが、ものを書いたり作ったりすることに対価を払うことによって、よりよくより多くの本を書いてもらうという現在のシステムを前提とするなら、あらゆる本を無料で読むことができるインターネット図書館というのはたいへん難しいことが理解していただけるでしょうか。
 極端な話、インターネット図書館ができたとしたら、そのインターネット図書館が1冊本を買うときに、売り手は今まで売れた部数分の金額を請求しなければ割が合わないことになってしまいます。その1冊以外売ることができないんだから。
 もちろん、『伽藍とバザール』のように、オンラインで公開し、なおかつ本としても売れている例がありますから、本を書いた人や出版社がいいと思えば、インターネットで本の内容を公開することも考えられるのですが、いずれにせよ、図書館が勝手にできる話ではありません。
 
 なお、探すのが便利、という点については、オンライン目録を公開している図書館が徐々に増えてきています。
 参考URLのサイトでそのような図書館の横断検索ができますので、お試しください。

参考URL:http://www.jcross.com/
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 もし、図書のオンラインデータを暗号化にして、そして、図書館の特定のウェブページで、対応のCGIとかで、このページでしかデータを見ることができないという仕掛けを作って、それから、何かの制限とかをいろいろ決めて、ユーザが利用できるようにすればどうでしょう?そしたら、そのデータをユーザが勝手にコピーしても、図書館のウェブにある特殊なアプリケーションがない限り、見れなかったり、(音楽データも聞けなかったり)できるし、いろいろ管理や、制限するのも理論上ではできるようになりますね?
 それか、せめて、図書館の中で、内部LANみたいなのを作って、図書館内で、資料や図書などを参照したりすることができても、大変便利になるのでは、と思いますが。

 まあ、いずれ、技術の進歩につれ、図書館法や、著作権法なども、時代に合わせるように改正されますよね、きっと。

 どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/02/21 15:19

 図書館は本を購入しているので、その時点でその著作物への一冊分の対価を支払っているわけです(寄贈の場合は寄贈者)。

貸本屋にしてもそうです。電子図書館は無料の場合、それがないですよね。それに一冊の本を複数の人が同時に借りることはできませんが、電子図書館となると…
 インターネットによって今まで想像も出来なかったことが可能になる反面、新たな問題や課題がでてきているんですね。いずれ「図書館法」も時代に合わせて改正されるのでしょう。

 図書館法(昭和25年)では、「第17条 公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。」となっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
図書館では本を購入しているのは知っていますが、
もし電子図書館を作る場合でも、少し費用を払えば(著作品の使用権?を買うのに相当する値段ってのがあるんでしょうかね?)、できなくてもないような気がしますね…
いずれ、「図書館法」も、将来は時代に合わせて改正されますね、きっと。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/02/21 15:09

blue_leoさんの回答通り、困難でしょうね。


作品自体が生活の糧である、goo_foxさんが書かれたところの「最近の本」の作家にとっては、それが金銭的に解決できるシステムが作られない限り、作品提供に同意はしないでしょう。本の数や予約待ち、行き帰りの手間等の、「制限」があるがあるが故に成立するシステムともいえる図書館と違って、基本的に「無制限」になってしまうのですから。

参考URLの「青空文庫」はご存知かもしれないですが、著作権の保護期間を過ぎた作品、作者自身が「金銭的な見返りは求めない」として掲載を承諾した作品を集めた、一種の図書館のようなものです。参考まで。

参考URL:http://www.aozora.gr.jp/
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

もし、ネットでも、いろんな制限を作ったら、いけるのでしょうか?…インターネットで公開したものに、制限を作るのも難しいですね。

そう考えてみれば、将来どんどんインターネットが進んで、生活が全部ネット化になってしまいましたら、逆にいろいろ不便ですね。例えば、ネット本屋が主流になったら、「立ち読み」ができなくなるし…(^^;; やはり、図書館はなくならないですよね。(不景気の中、図書館の経費も難しくなる今の実情ですけど)

どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/02/20 12:59

結論から言って著作権使用料などがからんでくるのでかなり難しいと


思います。

著作権の切れた(死後50年、戦時加算除く)ものに関しては積極的に電子化して
閲覧できるようになるといいんですけどね。

↓参考までに

参考URL:http://www.geocities.co.jp/WallStreet/5862/cho.h …
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この回答へのお礼

早速のご解答ありがとうございます。
HPをみたら、なるほど奥が深いですねと、思いました。

しかし、図書館はどうなっているのでしょうか?
「図書館法」とかのもあるでしょうかね。

お礼日時:2001/02/20 12:53

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