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水槽を立ち上げて2か月ですが、水槽水のphが8.0で動きません。どういう状況でしょうか?また、phを6.5~7.0ぐらいにするにはどんな方法がいいでしょうか。もしくは今後の指針等をお願いします。
条件は次のような状態です。
・60センチ水槽
・上部フィルター(ろ材はスーパーゼオセラ・コンペイトウ)
・生体は小型が19匹
・水草はアマゾンソード、ミクロソリウムなどが5株ほど
・低床は田砂
・家の水道水に中和剤を入れただけのものはph7.9
・餌やりは朝に5分ほどで食べきるくらい、夜にほんの少しです。
以上です。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

No.3です。


すみません。
説明不足で誤解させてしまいました。

> 「もともと水槽水がph8だからアンモニアが分解されにくく多量にのこっている。」のか「バクテリアが十分でなくアンモニアが分解されずに残ってしまうからph8から動かない。」

どちらでも、無いと思います。
・生物濾過による、アンモニアの分解。
・pHの変動により、水槽内に残るアンモニアの量。
以上の2つは別々に考えなければいけません。

「生物濾過による、アンモニアの分解」の主役である濾過細菌類については、水槽立ち上げ後2ヶ月経過していれば、十分に繁殖し機能しているハズです。
アンモニアは濾過細菌類の力だけで十分に分解されるハズで、「pHの変動により、水槽内に残るアンモニアの量」は、あまり重要ではありません。

「pHの変動により、水槽内に残るアンモニアの量」について、一応、ご説明します。
・魚の排泄物や残り餌などの有機物はアンモニアを発生します。
・魚のエラからもアンモニアが直接排出されています。
アンモニア(NH3)は猛毒ですが、水に溶解すると無毒のアンモニアイオン(NH4)になります。
この、魚や有機物から発生した猛毒のアンモニアが水に溶ける量と、猛毒のまま残る量の比率がpHにより大きく変わるのです。

pH9.422のときNH4:50%/NH3:50%
pH8.000のときNH4:94.59%/NH3:5.41%
pH7.000のときNH4:99.46%/NH3:0.54%

*実際には、これ以外に水温が関係し、高水温ほどNH3の比率が増大しますが、pHよりも変位が少ないので、温度係数の説明は割愛します。
数字で表すと、NH3が0.25mg/リットル以上になると魚に被害が及びます。

「ゼオライトの性質」についてのご説明。
ゼオライトは水中に溶け込んだアンモニアイオンNH4を重点的に吸収する性質があります。
水中のアンモニアNH3とアンモニアイオンNH4の比率はpHにより決まっています。
アンモニアイオンが減少すれば、アンモニアも減少することになります。
水槽立ち上げ直後、濾過細菌類が繁殖しアンモニアの硝化を開始するまでの間、ゼオライトは、アンモニア中毒から魚を救う実に便利な濾過材になり得るのです。

水槽やフィルター内に濾過細菌類が繁殖した後は、ゼオライトによるアンモニア除去は必要なくなります。
ゼオライトはpHをアルカリ性に引っ張り、硬度も高めるため、一般的な「弱酸性の軟水」を好む魚には、長期的に見て、お荷物になります。
「スーパーゼオセラ・コンペイトウ」を私は使用したことが無いので、ハッキリしたことは明言できません。
ただ、ゼオライトを使用しているのならば、pHをアルカリに引っ張る可能性があると想像するだけです。

水槽水のpHなどの調整は対処療法ではなく、元を正すのが基本だと思っています。
ゼオライトでアルカリになったものを、調整剤で弱酸性に引っ張るのは間違った調整方法に思います。
本当に、「スーパーゼオセラ・コンペイトウ」がアルカリ性の原因ならば、調整剤などを使用しないで、濾過材を見直のが良い方法だと思うのです。
とりあえず、1/2ほど換水し硬度を下げ、数日間、「スーパーゼオセラ・コンペイトウ」を外してみて、魚たちの調子が上がるようならば、濾過材の見直しを行うのが良いと思います。
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この回答へのお礼

本日PHのソフトろ材を購入しましたので、ゼオセラと入れ替えてみてphの様子を確認したいと思います。詳細な回答ありがとうございました。また、質問すると思いますが、よろしくお願いします。

お礼日時:2008/09/01 12:58

もし、アンモニアが検出されていたら魚はただで済んでいません。



> ・家の水道水に中和剤を入れただけのものはph7.9

蛇口から出たところの水道水ですよね?
取り敢えず、ちょっと高過ぎますよ。
井戸水かなんかでしょうか?硬度も高そうですね。

田砂は若干アルカリに傾きます。
底床と濾材は量が多いので、この二つが水質を変えるのであれば、生半可なことではpHを下げるなんてことはできません。

水槽内で通常考えられる色々な要素が重なった結果のpHが弱酸性であることが好ましい...というわけであって、
混ぜ物をした結果、pHを弱酸性したというのでは、数値は一緒でも内容が違うので本末転倒となります。

というわけで、水道水の硬度とpH(1日置いた後の値)を計測して確認することが第一です。
底床と濾材の見直しが次の手でしょう。

特に、スーパーゼオセラという濾材は、怪しすぎます。
遠赤外線とか言い出した時点で止めておきましょう...ってレベルです。
ミネラルに関しても、加えるべき水槽と除くべき水槽があります。
短期的な吸着機能なんて濾材には必要ありませんし、長期的に害になることもあり得ます。
初心者をボるために、余計な付加価値をつけたような濾材ですから、
これが水質を変えている、もしくは緩衝作用によって固定させている可能性も十分にあるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃる通りゼオセラがあやしいと思われますので一度変えてみたいと思います。

お礼日時:2008/09/01 12:59

No.3です。


pH8ではアンモニアNH3は95%程度しか無毒のアンモニウムイオンNH4化しません。
5%も猛毒のまま残ります。
pH8でアンモニアが硝化されていないと、安全な水槽とは言えない状況です。
ただ、
水槽も立ち上げて2ヶ月経過しているので、濾過細菌類がフィルターや水槽内に未繁殖とは考えにくいと思います。
アンモニアは硝化されているハズ。
カラシン類も、pH8は繁殖は無理かもしれませんが、飼育できない酸度ではないと思います。

pH以外の、硬度GH(水中のカルシウムとマグネシウムの総量)が高くなっているのかも知れません。
pHとGHの両方とも高めだと、濾過がしっかりしていても魚は調子を落とす可能性があります。

とりあえず、1/2換水を行い、スーパーゼオセラ・コンペイトウを取り外してみませんか?
濾過細菌は、水槽内や、フィルターのウールマットにも十分に繁殖しているハズです。
余程、過密飼育していなければ、数日、スーパーゼオセラを取り外しても問題ないと思います。

この回答への補足

現状のままだとじり貧のような気がしますので、一度試したいと思います。
あと、卵が先か鶏が先かみたいな質問になってしまいますが、「もともと水槽水がph8だからアンモニアが分解されにくく多量にのこっている。」のか「バクテリアが十分でなくアンモニアが分解されずに残ってしまうからph8から動かない。」のか、どちらなんでしょうか。

補足日時:2008/08/27 15:20
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ゼオセラという製品については、詳しいことは知りません。


ただ、ハッキリしていることは、人工ゼオライトは石炭灰などを原料に作られる製品で、pHは確実に上昇します。

一番大切なことは、pH8.0で魚たちに影響があるか?と言う問題。

その前に、魚たちの適正pHとは何ぞや?という問題があります。
一言で言うと、適正pHは、その魚のDNA(遺伝子)の中に書き込まれている情報といえると思います。
その魚の原種の暮らし、進化してきた古里の川のpHと言うことになります。

そして、
魚の体内の体液のpHは、淡水魚も海水魚も同じで、pH7.3~pH7.5。
淡水水槽の中では、pHの異なる飼育水が、浸透圧により常に魚の体内に進入してきますが、呼吸器と腎臓に働きにより常にpHは一定に保たれます。
魚の体液のpHは、エラ(呼吸器)からの二酸化炭素排出と腎臓からの酸排泄により調整されています。
この、魚の飼育環境因子が変化しても、生体の状態が一定に保たれるという性質を「ホメオスタシス=恒常性」といいます。
魚にはホメオスタシスがあるため、古里の川と多少pHが違っていても、ちゃんと体内では調整されて元気に活きてゆけるのです。

カラシン・コリドラス・バルーンモーリーは、それぞれホメオスタシスのカバーできるレンジ(幅)が異なります。
一番、バルーンモーリーがアルカリよりに強く、酸性よりに弱い。
そして、コリドラス、最後にカラシンの順に、アルカリに弱く、酸性に強くなります。
カラシン・コリドラスは、pH8.0は上限値に近いと思いますが、飼育できます。
バルーンモーリーは、全く心配いりません。

> 水槽を立ち上げて2か月
飼育管理が行き届いていれば、2ヶ月では極端に水槽水のpHが下がることは無いと思います。
2ヶ月ならば、マダ、水道水に近くても心配ないと思います。
6ヶ月もすればハッキリ、pHも下がってくると思います。

私、個人的には、立ち上げ直後やアンモニアの急激な除去には効果的なゼオライトですが、長期投入には、あまりオススメできません。
パワーハウスのソフト(MやS)など、弱酸性域で安定する濾過材に交換されるほうが使いやすいような気がします。
http://www.ph-clion.com/product/filtration/produ …
ゼオセラを使用したことが無いのでナントモですが、アルカリ域安定濾過材だと、病気などのトラブル発生時に、いろいろ苦労しそうです。

なお、
コリドラス、カラシンは、世界中の川に生息し進化してきました。
コリドラス、カラシンにはさまざまな種類の魚がいます。
文中のpHは一般論です。
私はpH調整剤などはキライなのでお勧めいたしません。

この回答への補足

カージナルテトラの餌の食い付きが悪いような気がしますし、ハセマニアの一部がネオン病のような症状を呈したり、元気なく上層へ上がってきたりします。コリドラスは元気に活動していますが。。
この状況からph8はアンモニアの高濃度によるものかなと思ったりもするのですが。そうではなく単に水槽のphが生息可能の上限に近いからでしょうか。

補足日時:2008/08/27 13:09
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こんにちは。


>ろ材はスーパーゼオセラ・コンペイトウ
水質に一番影響のある器具は濾材と底砂です。
このスーパーゼオセラ・コンペイトウという商品、原料にアンモニアを吸着するゼオライトを使用していませんか?
もしそうであれば、明らかにpHを上げます。

>低床は田砂
私の経験と認識ではpHを上げるはずです。

>水道水に中和剤を入れただけのものはph7.9
水道水には二酸化炭素が含まれていますので、水道から出して直ぐに計測した数値であれば確かに高いので、GH(総硬度)を計測してください。この数値によって対処法が違います。

疑わしいのは濾材のスーパーゼオセラと底砂の田砂でしょう。
pHを直ぐに下げたいなら、濾材を水質に影響の無いリング濾材に替え、底砂をアマゾニア(ADA)に変更すれば、イヤでもpHは6.5前後になるはずです。

ピートについては飼育水が硬度GH5以下で在れば、効果は有りますが、煮沸しないと飼育水がコーヒー色になり鑑賞に堪えませんので使用しついては改めてこのサイトに質問してください。
参考まで。

この回答への補足

ゼオセラは確かに名前からしてゼオライトをセラミック化したものだと思います。
田砂は水質に影響しないということで買ったのですが、日本の田んぼの砂なのでアルカリよりなのも納得してしまいます。
魚が入って、バクテリアがいれば、アンモニアも分解されていって硝酸になりいやでも酸性になってしまうと思っていたのでph8.0をみて予想と違う展開に悩んでしまいました。
現状、小型のカラシン15匹とコリドラス2匹バルーンモーリー2匹なんですがph8でもみんな元気なら問題ないんでしょうか。。。

補足日時:2008/08/27 09:40
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水道水に中和剤を入れた状態でPH7.9・・・地域によって水道水のPHが異なることは認識していますが、私の住む地域との違いに驚いています。

なので水道水のPHについてはコメントできませんが、見る限り濾材等に特別問題はないようなのです。手っ取り早く弱酸性にするには、ショップ等で販売しているピートの使用をお勧めします。ピートをネットに入れ、そのまま濾材の中に放り込むだけです。粒のサイズも大小様々ですが、濾材の目詰まりを考えると大きいものがよいでしょう。ちょうどソイルのような形状です。ソイルも床底に使用しなくても、同様の方法で使用することにより弱酸性を保つことができますよっ!
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