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機械系の学部に通っている大学生です。
技術士試験の過去問をやっていたのですが、振動について記述した文章がいくつか箇条書きにされていて、この中から自励振動でないものを選べという問題がありました。
答えは・・・「不釣合いのある円盤が回転する際、支える弾性軸がたわみを生じ振れ回る振動」だったのですが、なぜそれが自励振動ではないのかが解説を見てもよく分かりません。(解答には、振動発生源は系の外部因子である弾性軸のたわみ量の変化であるため、とありました)

さらに、自励振動の定義?である「振動発生の原因である非振動的エネルギーが、その系内部の因子により振動的な励振エネルギーに変換されて発生する振動」というのも、文章の意味はなんとなく分かる気がするのですが、自励振動の具体例を挙げられてもいまいちピンときません。(航空機の翼が流体力により振動するフラッタと呼ばれる振動、または旋盤で金属表面を切削する際に発生するびびり振動、等)

まず教えていただきたいのは、上記の問題の、なぜ不釣合いのある円盤が回転する際の振れ回りが自励振動ではないのかということです。
さらに自励振動についてわかりやすく解説していただけると非常にありがたいと思います。

A 回答 (2件)

この場合、振動の原因となっているエネルギーは、外部から軸を回転させる駆動機構から供給されている。

回転は「非振動的」ではない。(「非振動的」から「振動的」への変換がされていない)
からではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
回転運動は「振動的」であるため、非振動的エネルギーが振動の原因ではないということですね。

ただ、軸を回転させる駆動機構が外部因子とするならば、例えば質問文にある航空機の翼のフラッタにおける流体力はなぜ内部因子になるのかがよく分かりません。(空気などの流体は外部因子である気がするのですが・・・)

お礼日時:2008/08/27 08:53

フラッタの場合には、直線的な空気の流れ(非振動的)のエネルギーが、羽(+周囲の空気流)自体によって、フラッタという振動に変換されているので、自励振動に該当するかと思います。

(羽周辺の空気流も、系の一部として扱っています)
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

空気流は振動発生源であるが、羽周辺の空気は系に含まれるというのは時間がたつにつれなんとなく分かってきました。
これをきっかけにはっきりとした理解ができるように精進していきたいと思います。

お礼日時:2008/08/31 11:49

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