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エミュレーションキットとはなんでしょうか。プリンタを買いたいのですがよくわからないのでお願いします。

A 回答 (3件)

エミュレーションとは、プリンタを制御するコマンドが公開されている他社のプリンタを真似る仕組みです。



Windowsを使って、画面に表示されたものをプリントするのなら、そのプリンタ独自の制御コマンドで事足ります。
しかし、伝票などの帳票を印刷する場合や、設計図を出力する場合などに使うコンピュータのシステムでは、それぞれ専用プリンタを使用する仕組みになっている場合があります。
それらのプリンタを真似る機能を付けることで、プリンタの置き換えを可能にしています。

ユーザーからのメリットとしては、
・Windows用と専用プリンタ、と言うように複数持つ必要がないのでスペースの節約になる
・専用プリンタで多く採用されているドットインパクトプリンタよりも、静かで高速で綺麗
と言う点が上げられます。

また、エミュレーションの制御コマンドは「公開」されていて、ユーザーが比較的簡単に印刷プログラムを作ることができます。

なお、今発売されているプリンターは、送信されてくる制御コマンドを自動的に認識して、エミュレーションの各モードが切り替わる仕組みになっているものが多く、いちいちプリンタの設定を変える必要はありません。

なお、エミュレーションが搭載できるのは、業務で使われる比較的高価なページプリンタや複合機だったりします。ネットワークにつないで、いくつものコンピュータと共有する使用方法が一般的になります。

もう一つ、PostScriptがオプションまたは標準で搭載されている機種がありますが、これはエミュレーションで実現している場合もあれば、エミュレーションではなく、開発元のAdobe社から提供されたプログラムを使用している場合(純正と呼ばれる)もありえます。エミュレーションの場合は、カタログ上ではPostScriptエミュレーション、またはPostScriptクローンと書かれていると思います。
エミュレーションの方が安価ですが、純正の方が互換性の点でより安心です。上述のエミュレーションとは位置づけが異なります。
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「エミュレーションキット」なる言葉を使っているのは富士ゼロックスみたいですね。


↓こんなの
http://www.fujixerox.co.jp/product/docuprint_c22 …

特定のプリンタの真似をするための部品です。

昔は、プリンタドライバを使わずに、直接アプリケーションから印刷するソフトがありました。
(たとえば、NECの特定のプリンタにしか印刷できないプログラムとか)
そういうソフトに対応するために、特定のプリンタの議事動作をされるためのプリンタ専用部品がエミュレーションキットです。

WindowsやMacから、プリンタドライバやPPDを介して、通常市販されているようなアプリケーションから印刷する場合は必要ありません。

(一部に沖のMicrolineシリーズみたいに Post Script エミュレーションキットがないと MACから印刷できないなんて例外もありますが、その場合はカタログなどを見ればわかるようになっています)


ちなみに
http://www.fujixerox.co.jp/product/docuprint_c22 …
のエミュレーションキットの内容は
HP-GL,HP-GL2:ヒューレットパッカードのプロッタ(図形描画装置:プリンタと同じ役割)専用のソフトで印刷できる

PC-PR201H:NECのPC-PR201シリーズプリンタ(10年以上前の古いプリンタです)専用のソフトで印刷できる

PCL5c、 PCL6: ヒューレットパッカードの言語でも印刷できる。

です。
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プリンタの修理屋です。



エミュレーション+キットです。

プリンタのカテですので、プリンタとしてですけど、
現在はWindowsが圧倒的に多いので、Windows上で動作するドライバというソフトをインストールしてプリンタを使います。

Windows以前のDOSの時代は、こういった使い方ではなく、ソフトごとにプリンタに対応したドライバを持たせて印刷していました。
当時はドライバとは言わずに「制御コード」という言い方もしていました。
日本ではNEC PC-9801シリーズが広く普及していましたので、PC-9801で採用していた「PR201」という制御コード、エプソンが開発した「ESC/P」などが一般的でした。
これらはシリアルプリンタ(1行づつ印刷していくプリンタ)の制御コードでしたが、
ページプリンタ(レーザープリンタ)の登場で制御の仕方が変わり、早くから商品を投入していたキヤノンの「LIPS」(リップス)がメジャーになっていきました。

これ以外のメーカーは自社でプリンタを開発しても独自の制御コードで動くようにしても、市場では受け入れられないため、NECやエプソンの制御コードを採用してプリンタを作りました。

キヤノンのレーザープリンタでもそうで、ページプリンタの中ではメジャーな「LIPS」でも、シリアルプリンタしか持っていないお客さんのところに販売しようとすると、NECやエプソンの制御コードに対応させる必要がありました。
こういった場合、本来の制御モードを「ネイティブ・モード」
他社の制御コードにあわせたモードを「エミュレーション・モード」といいます。
昔のキヤノンのレーザープリンタはたいていNECとエプソンのエミュレーション。モードを持っていました。
ただ、特定の業種ではまったく異なった制御コードが支配的なこともあり、プロッタ用の制御コード、NECでもパソコンではなくオフコン系の制御コードなどがあり、そういったものに対応したROMカードも販売されていました。
そういうものをエミュレーションカードといっていましたが、最近ではプリンタ内部に組み込むものもあり、それを「キット」と表現しているのでしょう。


ただ、普通のパソコンで使う限り、エミュレーションモードというものは必要ありません。
たいていのプリンタにはWindows用のドライバが付いてきますし、それがあればエミュレーションで動かすよりも機械の能力を使いきれるのが普通です。
ところが、一部の特殊なソフト、OSが異なるコンピューターで使うときにはエミュレーションが必要になることがあります。
プリンタメーカーでも、そういったニーズを考えて用意しているはずです。
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