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今大学で微生物の研究をしているのですが、
どうしてもわからないことがあって、どうか教えていただきたいです。

一か所だけ制限酵素Clalの認識部位があるプラスミドを大腸菌A株から抽出し、Clalで切断しようとしたら全く切断されませんでした。
同じプラスミドを大腸菌B株から抽出したところClalで切断することができました。
なぜ認識部位を持っているのに切断することができなかったのでしょうか??
よろしければ教えてください。

A株:F'traD36 proA+B+laclq △(lacZ)M15/ △(lac-proAB) gyrA96 recA1 relA1 thi hsdR1
B株:ara-14 leuB6 fhuA31 lacY1 tsx78 glnV44 galK2 galT22 mcrA dcm-6 hisG4 rfbD1 R(zgb210::Tn10) TetS endA1 rpsL136 dam13::Tn9 xylA-5 mtl-1 mcrB1 hsdR2

A 回答 (1件)

A株ではDam methylase でClaIサイトがメチル化されて切れなくなっているのでしょう。

DamはGATCの配列を認識してAをメチル化します。
ClaIサイトatcgatがこの認識配列とオーバーラップしている場合、すなわち
atcGATCになっていると制限酵素認識配列内のAがメチル化されて切れなくなります。

B株ではdam13::Tn9というdam遺伝子の突然変異体で、Dam methylaseによるメチル化が起こらないので、ClaIが効きます。
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この回答へのお礼

とてもよくわかりました!
ご丁寧に本当にありがとうございます!

お礼日時:2008/08/30 02:03

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