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オススメの大映映画はありませんか?
最近、パソコンテレビのGyaOで、大映映画を観る機会が増えました。
先日観た、「新・座頭市物語」も素晴らしかったし、その前に観た渥美マリ(?)さんの作品もグイグイ引き込まれ、一気に観てしまいました。
大映のことをよく知りませんが、ジャンルは問いませんので、これは是非観ておきたいという大映作品がありましたら、ご紹介頂けないでしょうか。
以前Yahoo!でよく似た質問を、映画好きの家族の者がしたことがあります。
その時の回答が下記です。
永田雅一社長のワンマン経営は有名だったそうで、長谷川一夫らのベテラン俳優が引退した後も市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎らの若手俳優の育成に成功はしていますが1960年代に映画が下り坂になる中赤字が累積して、とうとう1971年に倒産してしまいました。
山ほどありますが、メジャーどころから言えば溝口健二作品は外せないでしょう。『雨月物語』『山椒大夫』など。
次に、市川崑でもいいものがあります。『おとうと』『ぼんち』『黒い
十人の女』『私は二歳』。
あと忘れてはならないのは増村保造作品です。『しとやかな獣』『卍』『刺青』『妻は告白する』など。
川島雄三の『雁の寺』も大映なんですね。おすすめ。
そのほかの監督として僕が好きなのは森一生、三隅研次、田中徳三あたりです。俳優では、勝新太郎、中村鴈治郎、三橋達也、船越英二、若尾文子、京マチ子、山本富士子が出ていれば一見の価値はありかな。
黒澤明の羅生門は、大映ですね。あと黒澤明がシナリオ書いた、殺陣師団平、敵中横断三百里、も面白いですよ。宇宙人東京に現わる、なんて日本初のカラーSF映画は、美術を岡本太郎がやっていて、興味深いです。
大映という会社は永田という独裁者社長がいて、よくも悪くもこの人抜きには語れない映画がいくつかあります。ほら吹きの隠語、ラッパというあだながついていて、賞を取った黒澤明の羅生門の撮影法はオレが考えた、なんてのもありますが、ガメラ、これは怪獣ブームのとき、永田が飛行機から見たカメのかっこうした雲をみて「空飛ぶカメ怪獣の映画作れ」と命令。東宝が怪獣映画で儲けているのがくやしかったのと、大映初の怪獣映画になるはずだった「大群獣ネズラ」(実験ネズミが宇宙食食べて巨大化し、ネズミ算的に増えて東京をおそう)が、撮影に入っていたのに、保健所の指導でストップさせられくやしがった過去がありました。
頭をかかえたのが役員ですが、湯浅という若い監督にやらせて、責任かぶせよう、となります。そしたら湯浅監督は東宝に負けまいと作った。そして役員だけでコッソリ試写会やったら、全員怪獣映画のことは詳しくないので「これを社長(永田)に見せたときの反応がこわい」となるのですが、永田が「できたなら、みせろ」と……
役員全員土下座するつもりで社長試写会が行われたのですが、永田が「おもしろいじゃないか」と言って、ガメラは日の目をみました。
よくも悪くも昭和天皇を「神」と言っていた人物が率いていた会社、ということを念頭にいれておくと、大映映画というものがより楽しく見ることができるでしょう。
個人的には市川雷蔵さんの「眠狂四郎」、勝新太郎&田宮二郎の「悪名」の各シリーズなんか好きです。
はまり込んで見てはいないので、シリーズのどの作品がいいとかはいえないですが、TVなどでよく見ていた限りではどれも面白かったです。
あとエンタメ関係であれば「大魔神」シリーズや「ガメラ」シリーズは子供ながらに大好きでしたね。
変わりものとしては「妖怪大戦争」(2005年の角川作品でなく68年の大映もの)「妖怪百物語」「東海道お化け道中」など大映妖怪三部作なども面白いです。
「妖怪大戦争」と「妖怪百物語」はいままでGyaOでもかかっていたのでまた見るチャンスはあるかもしれません。
ちょっとエンタメよりですがご参考になれば幸いです。
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