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これから挙げるギタリストの特徴や魅力、個性、欠点などを教えてください。良く知っているギタリストだけでよいです。
また、その魅力がよくわかる曲なんかも暇でしたら教えてください。

1 エリック・クラプトン
2 ジミ・ヘンドリックス
3 スラッシュ(ガンズアンドローゼズ)
4 ジミー・ペイジ(レッドツェッペリン)
5 キース・リチャーズ(ローリングストーンズ)
6 カート・コバーン(ニルヴァーナ)
7 ジェフ・ベック
8 ジョン・フルシアンテ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
9 ロン・ウッド(ローリングストーンズ)
10 リッチー・ブラックモア(ディープ・パープル)
11 デヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)
12 アンガス・ヤング(AC/DC)
13 B.B.キング

また、個人的な疑問から質問します。
自分は、レッチリ、ガンズ、ストーンズ、ツェッペリン、ACDCなどのファンですが、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」や、「三大ギタリスト」などで、ジョン・フルシアンテは良く選ばれていますが(しかも100人中18位)、スラッシュは全く選ばれていません。
レッチリとガンズのファンでもあるのですが、聴いて比べてみても、この二人のギターの腕やセンス、魅力は互角のように思えるのですが実際どうなのでしょうか?
スラッシュが選ばれない理由、ジョン・フルシアンテが選ばれる理由は?
「偉大なギタリスト」とはどのような人を指すのでしょうか?教えてください。

A 回答 (4件)

エリック・クラプトン。


「何かを成し遂げる偉大なプレーヤーになるか、何もせずゴロゴロしているかどちらかを選べと言われたら、俺は間違いなく後の方を選ぶね。」(R.S誌インタビュー)
彼は基本的にグータラでありシャイでもあり、まずバンドという枠が必要であり、その枠内で尻を叩かれながら力を発揮するタイプである。
少なくとも「俺が、俺が」というタイプではない。
根っからのブルース好きではあるが、同じ白人ギタリストでも、スティーヴィー・レイヴォーンやジョニー・ウインターほどブルース馬鹿には徹しきれてはいないが、ジョン・メイオール=ブルースブレイカーズ時代は、けっこう真面目にブルースしてる。
クリームはブルースロックというジャンルを確立した画期的なバンドではあったが、クラプトンのワンマンバンドというわけでもない。
代表曲にサンシャイン・オブ・ユア・ラブ、NSU、ホワイトルーム、ストレインジ・ブルー、クロスロードなど。特にクロスロードにおけるエリックのラン奏法は名演とされる。なおバッジもクリーム時代の曲。
クリームはカッチョエエ曲が多かった。なお長尺のインプロビゼーションに突入するのもクリームが先駆者。
しかしさすがにエリックは疲れ切って、色んな意味で嫌気がさし、アメリカンサウスロックサウンドに目覚める。彼に衝撃を与えたのはザ・バンドのアルバム「ミュージック・フロム・ピンク」らしい。
デレクアンドドミノス時代(代表アルバム「いとしのレイラ」)を経て自己バンド結成に至る。このごろが俺的には同時代であり、代表アルバムとしては、E.C.ウォズヒア、スローハンド、461オーシャンブルーバードあたりか。

ジミ・ヘンドリックス。
典型的なワンマンバンドである。バンド名を4つぐらいつけたこともあるが、他のバンドメンバーは刺身のツマ程度でよく、俺のジャマをせず上手く合わせてくれればそれでいい、というところがありバンド名すら一般には認知度は低い。あくまでもジミ・ヘンドリックスである。
しかし彼は多くのミュージシャンとのジャムセッションも好きで、一概にそうとも言い切れず、まあステージとプライベートでは違うという事かもしれない。
ジミは音感が良く、頭に浮かんだフレーズは即座にギターフレーズにできたと思われる。ノイズまでも自分のサウンドにしてしまうところは凄味がありすぎる。
代表曲にヴードゥ・チャイル、マシーン・ガン、ヒア・マイ・トレイン・ア・カミング、レッドハウスなど。
ライヴで本領を発揮するタイプで、一発勝負のアドリブに賭けていた。
それだけにハマれば凄いの一言に尽きるが、不調の時もあったようである。
ライヴではモンタレー、ウインターランド、バークレー、LAフォーラム、サンジェゴ・スポーツ・アリーナなどアメリカ西海岸で演ったものに評価が高い。他には1969ウッドストック、アルバート・ホールなど。
フォクシー・レディーやパープル・ヘイズなどの曲の派手なアクションも見て楽しい。
しかしジミにはヘイ・ジョー、エレクトリック・レディ・ランド、エンジェル、リトル・ウイングなどのバラード曲、あるいはドリー・ダガー、ストーン・フリー、クラッシュ・ランディング、メッセージ・トゥ・ラヴなどソウルフルな曲、死後のミキシングなどで完成された曲などもあるが、幅広い音楽性も兼ね備えていた。
これだけでは半分も語れてはいないが、ジミをジミ・ヘンドリックスたらしめたのは何であったろう。
時代はベトナム反戦、ベトナム帰還兵の苦悩、倦みきったアメリカ国家に対する反体制主義、サイケデリック&ヒッピー文化とドラッグ、原始的な自然嗜好主義、東洋的瞑想やヨガなどの異宗教嗜好、などが背景としてあげられる。
多くの(インテリも含めて)白人たちには、ジミの荒々しいサウンドは大いに共感を得るには十二分過ぎるほどであった。
つまり時代背景にベストマッチしていたということである。

ジミー・ペイジ
彼もバンドの枠のなかで威力を発揮するタイプである。
ベックが怒るかもしれんが、ハードロックにおける荒々しいリフの創始者。代表曲にホール・ロッタ・ラヴ、ハート・ブレイカー、ブラック・ドッグなど。
「天国への階段」は名曲とされている。カラヤンも褒めたらしい。
ツェペリンIV以降は主にバンドサウンドに重きを置く。有能なプロデューサーでもあり流行にも敏感である。
代表アルバムはI、II、IV、フィジカル・グラフティーなど。
欠点はケチらしい。

キース・リチャーズ
「チューニングがピッタリ合っちゃ、ストーンズにならないだろ。」
「俺が、さあ練習しようぜ、などと言ったらみんな呆れるぜ。」
カッティングがメインだが、本物のロッカー。
代表アルバムにレット・イット・ブリード、ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト、スティッキー・フィンガーズなど。

ジェフ・ベック
バンドの枠にははまらないギタリスト。しかしバンドメンバーの質にはかなり気を使う。
かなり広範囲な音楽から影響を受けており、その中にはロカビリー、ポップス、ブルース、カントリー&ウエスタン、ジャズ&フュージョン、ソウル、ダンスミュージック、民族音楽、最近ではテクノなどもある。
それらの音楽を自分なりに消化して、型にはまらず自分のサウンドを創り上げようという意欲がみえる。
第一期JBグループにおいては(アルバム、トゥルース&ベックオラ)、ブルース、R&B、ロックンロールが主体であったが、第二期においてはソウル色が強められ、ギタープレイも抑制されたものとなりバンドサウンドに徹している。(代表アルバム、オレンジ)
トリッキーなプレイでも知られるが、あらゆる奏法を駆使し、思いつくままフィーリングにまかせたプレイをするのは、正に超人である。(アルバム ベック、ボガート&アピス ライヴインジャパン1973)
やがてフュージョン色を強めたオールインストゥルメンタルの画期的アルバム 、ブロウ バイ ブロウとワイアードを出す。
ここで先生、天才の評価を受け、一気に突っ走るかと思われたがライヴワイアーを一枚出したきり沈黙してしまう。
特別なギタリストの評価を嫌い、なんと他のミュージシャンのお助けマンになる。(アルバム セッションワークス。しかし悪いものではない。)
やっと出したアルバムが、これはないでしょのフラッシュ。どうも天才の考えることはよくわからん。このフラッシュと昔の曲「恋はみずいろ」はベック一生の不覚。
しばらく沈黙したあとギターショップ、フーエルス、ユー・ハッド・イット・カミング、ジェフ、ライヴ盤2枚と順調にきている。
美人ギタリストと一緒に演ったり、最近では可愛らしい女性ベーシストと演ったり幸福なギタリストである。
欠点は服装にかまわず、ファッションセンスが恐ろしく悪い事。
最近はマシにはなっている。この点クラプトンとは好対照。

疲れたから後は簡単にいく。
ジョン・フルシアンテ
テクニックもあり個性もあると思う。アルバム「母乳」ではジミ・ヘンの影響もみられる。

ロン・ウッド
俺的にはギタリストの範疇にはない。第一期JBグループのベーシストの認識。ストーンズもミック・テイラーがいたころの方が好き。

リッチー・ブラックモア
「僕のヒーローは、なんといってもJ.Sバッハだ。」(ML誌だったか)
第一期ディープ・パープルではクラシカルなプレイも目立つ。
しかしハッシュやケンタッキー・ウーマンなどのカッチョエエ曲もあり、個人的には好きだったりする。
第二期でハードロック路線に進出し、売れるバンドを目指し成功する。
代表アルバム インロック、マシンヘッド、ライヴ・イン・ジャパンなど。
パープル脱退後は商業主義ロックに走る。安易な商業主義ロックを流行らせた元凶は、リッチーではないかと秘かに疑っている。

デビッド・ギルモア
ピンク・フロイドではバンド・サウンドに徹している。
正直あまりギタリストとしての認識は薄い。
代表アルバム「おせっかい」のなかのエコーズ。

BBキング
昔、BBキングとアルバート・キングが一緒に来日した時の公演を観にいったことがある。
アルバートのグループが終わってBBのグループに変わったとたん、席を立って帰らなかった観客が何人かいた。
BBに批判的だったのかな。あれには少々驚いた。
しかしBBの歌いっぷりもギタープレイも実に堂々したものだった。
代表アルバムはライヴ・アット・リーガル。

あとのギタリストはよく知らない。
偉大なギタリストとは個人でもグループでも、一世を風靡した者、その時代の象徴となった者、多くのリスナーを熱くさせた者のことをいうのではなかろうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
なるほど。クラプトンは確かにのんびりしている性格のような気がしますね。クラプトンもあまり詳しく聴いていないのでじっくりと聴いてみます。
ジミヘンは本当に偉大なんですね。頭に浮んだ音をすぐギターフレーズにできたなんて・・・天才ですね。ギターリストになるために生まれてきた感じですね。ジェフ・ベックも同じ感じでしょうか?
時代背景もあったんですね。もしその時代背景でなければ、今ほど目立っていないことも考えられますね。
ジミー・ペイジはよく知っていますが、確かにLEDZEPPELINがなければあまり目立たないでしょうね。ボーカルや、ドラムの個性があってこそ威力を発揮できるのですね。
キースは、本物のロッカーですか!そうですね。カッコイイ!回答にあった言葉からも、自分よりもバンド全体を大切にしている感じが伝わってきます。
ジェフ・ベックはつまり、ジミーとは正反対ですね。No.1の人がおっしゃるように、確かにジミーは即演奏はジェフと比べると、工夫が少ないかも知れませんね。ファッションセンスがなかったり、よくわからないことをしてみたり、天才っぽいですね。
ロン・ウッドはあまり、魅力もないようですね。
リッチー・ブラックモア・・・元凶ですか。僕もディープ・パープルは第一期ぐらいしか好きではないです。

ご丁寧な回答、感謝致します!!

お礼日時:2008/09/13 13:49

文中、間違いがあったので訂正する。


× ミュージック・フロム・ピンク
○ ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク

× 461オーシャン・ブルーバード
○ 461オーシャン・ブールヴァード  
(エリック・クラプトンの項。)

ライヴ・ワイアーとフラッシュの間にアルバム「ゼア・アンド・バック」(1980年)があったのを忘れていた。
(ジェフ・ベックの項。)

>ジェフ・ベックも同じ感じでしょうか?
似たところはあるね。ただジミは自分一人だったが、ベックはメンバーとの相互触発みたいなところがあるかもしれんね。ワイヤードの頃は特にそうだったかもしれん。
だからメンバーの質には、金が許す限り、こだわっているのかもしれない。「金がもっとあったら、もっと良いミュージシャンを雇えるのに。」(ベック談。大意。)車いじりに金を使いすぎるのも欠点だったか?

>ジミー・ペイジはよく知っていますが、確かにLEDZEPPELINがなけれ>ばあまり目立たないでしょうね。
そうだね。バンドの枠というより、あのメンツだからZEPは成り立っていた、というのが正解だったね。
あのメンツが揃ったのは、まさに奇跡だね。

フィーリング、テクニックはあったほうがいいが、一番大事なのはエモーショナルであること。
まあ、あまり他人の評価など気にせず楽しんだほうが良いと思う。
RS誌の評価は、後世や音楽界に与えた影響力、音楽界への貢献度も含まれていると思う。
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この回答へのお礼

訂正報告ありがとうございます!
ジェフ・ベックは変わっていますね。奇人変人!
ZEPは確かに奇跡です!伝説ですね。
>一番大事なのはエモーショナルであること
そうですね!自分が好きなギタリストは、他人に何と言われてもやっぱり好きなものは好きですからね。
ご回答してくださった皆様の意見も参考にして、これからも音楽を楽しみたいと思います。
Hoojanoさんには本当にお世話になりました!
深く感謝致します!!

お礼日時:2008/09/14 22:22

偉大は後のギタリストに多大な影響を与えた存在


或いは誰も真似出来ない個性的な音を残したプレイヤーかな?

リストの全員は知りませんので何人かについて私見で好き勝手に書いてみます。
まず、この中で技術面で選んだら
1)ベック
2)クラプトン
3)リッチー・ブラックモア、の順番だと思います。
でも、こんな順位なんてつける事に意味はないとも思いますけど・・・。

ジミ・ヘンは上手いのは間違いありませんが技術よりも”音”そのもののインパクトだったんじゃないかな?
「ギターをレイプした男」なんて云われ方されてましたし
ニルヴァーナがブレイクした時にカートの極端にディストーションを効かせたギターはジミヘンに准えられる事もありましたね。
うーん?カート・コバーンが”ギタリストとして”評価されるのはちょと違和感があります。
彼は”アーティスト”かなぁ・・カリスマ、詩人、”世紀末のジョン・レノン”なんて言葉もありましたね。

すみません、レッチリをギターに注目して聴く事はあまりありませんのでジョン・フルシアンテはよくは分かりませんが
私はスラッシュとはイメージが重なりません、むしろU2のジ・エッジに近い気がします。(私だけかも・・)
スラッシュは特別上手くはないですよね、Sweet Child O' Mineのギターワークは今聴いても美しいとは思いますが
そもそものガンズの曲はイジー・ストラドリンのセンスに負うところが大きかったと思いますし
スラッシュの功績として想うのはレスポールを復権させた事かな(失礼・・)

アンガス・ヤング、懐かしいですね
Back In Blackは最初に買ったLPでよく聴いていました
彼も上手い?、うーん、上手いと評価すべきギタリストではない気がします
ノリかな。^^

因みにベックの Blow By Blow は今でも大好きな一枚です
「ベックの曲が面白くない」はうーん?、まあ、分かりやすくはないかも知れませんね。
思うまま書いてみました、まとまりがない文章ですみません。
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この回答へのお礼

ご回答感謝します!
アンガス・ヤング・・・なるほど、確かに上手いと評価するべきではない気がします。僕としては、彼のギターの弾き方に魅力を感じます。
イジー・ストラドリン・・・あまりガンズのなかでも、存在感がないというか、スラッシュばかり目に付いていました。意外とスラッシュは評価されていないんですね。僕としては、Don't Cry , November Rain
のブルージーなギターが気に入っていました。そのあたりは、個人の好みですかね。
ジョン・フルシアンテは、2006年リリースの、Stadium Arcadiumで高評価を得たみたいですね。
ジョン・フルシアンテについて良く知っている人がいるとうれしいです。
どうも、ありがとうございました!!

お礼日時:2008/09/09 21:02

偉大なギタリストは、「新しいことをした人」と考えています。


うまいギタリストは大勢いるので、だれがうまいと思うかは各人がきめればいいと思います。
奏法に工夫や新技術を開発した点では、ジミ・ヘン、ジェフ・ベックです。ベックはテクはすごいけど曲としてはおもしろくないです。
ジミ・ヘンはすごすぎます。アルバムはエレクトリックレディランドがいいかな。
キース・リチャーズは、ソロは月並みだけど、コードのきざみがダントツにかっこいいです。ストーンズのサウンドは、かれの「きざみ」がすべてです。
ジミー・ペイジはライブのアドリブは弱いです。スタジオ録音での曲の構成とギターのフレーズが最高にかっこいいです。1枚目と2枚目のアルバムにつきます。
私はスラッシュがピンときません。
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この回答へのお礼

遅れてすみませんでした。
やっぱり、ジミ・ヘンはすごいんですね~!
実は、ジミ・ヘンは良く知らなかったんです。
キース・リチャーズは僕もカッコイイと思います。
どうも、ありがとうございました!
とても参考になりました!

お礼日時:2008/09/09 20:31

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