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湿度計の仕組みってどうなっているの?

A 回答 (3件)

乾湿球式:体が水に濡れると寒く感じます


これは水が蒸発するときに熱を奪っていくからです
これを利用したのが乾湿球湿度計です
二つの温度計の一方の球の部分に水を含んだガーゼを巻いておきます
ガーゼを巻いたほうは水の蒸発で温度が下がります
空気が乾燥しているほどたくさん蒸発するので温度も低くなります
空気が湿っていると蒸発しにくいので温度はそれほど下がりません
ガーゼを巻かない方との温度差から湿度を求めます

毛髪式:毛髪など動物の毛は濡れると伸び乾くと縮みます
この性質を利用したのが毛髪湿度計です
空気中の水分が多いと毛髪が水分を吸って伸びます
空気が乾燥すると毛髪の水分が蒸発して縮みます
伸び縮みの長さで空気の湿り具合を測定するのです

他にもありますが主に使われているのはこの二種類です

どの方式も空気中の水蒸気の圧力を測っていることになります
空気がこれ以上水蒸気を受け入れることができない状態を飽和といい
このときの水蒸気の圧力を飽和水蒸気圧と言います
水蒸気の量が飽和量を超えると水蒸気が凝結して霧が発生します
締め切った浴室に湯気が充満するのはこのためです
飽和水蒸気圧は気温によって変わります
寒いと低く暑いと高くなるので冬は湿度が低くても乾きにくく夏は湿度が高くても乾きやすいのはそのためです
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この回答へのお礼

乾湿球式  水を補給するのですか。
毛髪式   何と人間の髪の毛とは。

自分のうちのは、水を補給しないから、毛髪式なのかなあ。
わかりません。

お礼日時:2008/09/12 17:53

 湿度を測るには、湿度によって変化するもので、その変化が目に見えるものがあればいいわけです。



 水の蒸発のしかたは湿度によって変化します。そこで、水の蒸発の勢いの差で、湿度を測ろう、というのが「乾湿球湿度計」です。
 温度計にガーゼを巻いて水で湿った状態にしておく(湿球温度計)と、そこから水が蒸発します。そのとき、蒸発熱を奪うことで温度計の温度が下がります。
 湿度が小さくて水がどんどん蒸発するときは、奪われる蒸発熱が大きくなり、湿球の示す温度が下がります。これを乾球の温度と比べることで湿度がわかります。

 湿度によって変化するものの例として、「湿ると伸びる」という性質を持ったものがあります。この性質を持つもので、伸び方が安定しており、温度によって余り伸び方が変わらないものがあれば、その物質の伸び加減で湿度がわかることになります。
 もちろん、伸び縮みといっても、何cmも変化しないので、少しの伸びを目に見える長さに見えるように、てこのような形で動きを拡大します。
 毛髪などは古くから使われているようで、「毛髪湿度計」に使われます。

 ほかにもあるようですが、以上が代表的な湿度計だと思います。
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この回答へのお礼

2様と同じ御回答です。
この二つはメジャーなんですね。

お礼日時:2008/09/12 17:56

湿度計にもいろいろ種類があります。


詳しくはこちらをどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%BF%E5%BA%A6% …
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この回答へのお礼

なかなか難しい説明でした。
解りやすくするとどんな説明になりそうですか?

お礼日時:2008/09/11 20:13

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