プロが教えるわが家の防犯対策術!

58歳の母は、大きい個人病院で介護士として勤務しています。
母は甲状腺が悪く、同病院でホルモンを下げる薬を処方されていました。
先日、薬の袋にはいつもと同じ薬名が書いていましたが、実際入っていた薬はいつもと違うものでした。薬の説明が書いている紙が、その時は無かったそうです。
同僚の看護士に軽く聞いてみたら、気にすることはないと言う趣旨の返事でした(親身に聞いてなかったようです)。
疑問に思いながらも2~3日薬を飲んでいたのですが、調子が悪くなってきたので別の看護士に相談したところ、慌てて先生や薬剤師に確認してくれました。
そして、その薬は、本来とは逆のホルモンを上げる薬だったそうです。
薬は正規のものに取り替えられたものの、その数日後に血圧が225-120まで上がってしまい、夜中に病院に運ばれてそのまま10日程入院しています。
現在は薬で血圧は落ち着いていますが、少し歩いたりシャワーを浴びると165くらいまで上がってしまうようです。
病院側から謝罪の言葉はあったようなので、ミスを認めているようです。
母は一人暮らしであるため、長男の私(36歳)が病院の責任者に説明を求める事にしています。
病院側に事情説明を求めると共に、責任を認めてもらい、万が一のことがあった場合の担保的なものも欲しいと思っています。
母は、定年まで後2年なので、あまり揉めたくないと言う気持ちもあるようです。
医療に詳しくないのでどういう風に話しを持っていけば良いか悩んでいます。またどんなことを聞いておいたり、してもらう必要があるのでしょうか?
長々と書きましたが、お知恵をお貸しください。
よろしくお願い致します。

A 回答 (7件)

はじめまして、自分は仕事で医療事故を医療側から扱っています。

お悩みのようなので参考になればと思い少しだけお話しさせてください。

今回の事故はいわゆる「誤薬」の事故でしょう。医療事故としては件数は多いのでしょうが医療過誤のクレームにはなりにくいと思います。それは医療側の過失がはっきりしているので争いが無いからです。お母さんはその医療機関に勤務しており人間関係もあることでしょうから、さらに紛争となる余地は少ないと思います。ですからあなたが介入したり交渉に参加するのは得策ではないかと思いますがいかがでしょうか?

事故としては人身事故ですから対人賠償請求となります。
医療機関と患者間の対人賠償基準と言った基準は我が国にはありませんので交通事故外傷の対人賠償の基準を準用して算定するのが、裁判まで含め一般的です。10日程度入院したことに対する対人賠償の金額は専門家であれば暗算できる程度です。すぐにわかります。病院であれば事務長なども算定できる方が多いと思います。ただし賠償金が円単位で算定できるかと言えばそんなことはなく、裁判などでも医療側、患者側、裁判官、それぞれ全く同一の条件でも金額は異なるのが普通です。1万円単位と思ってください。治療実費(本人負担分)は病院が負担してくれるでしょうから、請求は入院慰謝料と入院雑費となります。

次に、将来の補償ですが、NO4の方の回答に尽くされていると思います。文面拝見したところ医師免許お持ちでしょうか? 「この薬が後遺症を残すことは考えられません。」とありますが、医療文献や薬の能書にそう書いてあるのでしたら、そのように簡単に理解して納得するのが最善と思います。

それから、弁護士に相談するという選択肢ですが、ごく一般的に言って正確な医療知識がある弁護士は皆無です。と言うより医学を勉強し臨床経験のある弁護士などはごくまれにしかいません。対人賠償請求に経験のある弁護士も少数です。医師免許を有する弁護士、患者側の代理人にはまずなりません。紛争にもなっていないのであれば弁護士委任することは時間と費用の無駄と思います。医療機関にとっても実に不愉快な話でしょう。

お母さんと病院が話をするのが常道と思います。ご一考ください。
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難しい状況でお悩みだと思います。


心配であれば、経過の記録とカルテ開示の要求はされた方が良いのでは。薬の副作用は、なってみないとわからない的なリスクがあります。100万人に安全で100万1人目に何か出ることはあり得ます。今回人為的なミスですので、後遺症、合併症が出た場合証拠がないと、泣き寝入りの可能性が高いです。普通の状態に直してもらうのがベストですが、お願いできるなら書類は貰っておきましょう。
先生の会話を信用していけないとは言いませんが、先生の話している情報の1割以下しか理解できていない 情報格差があることを意識して記録を取っておくべきです
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ご本人がお勤めの病院なら謝罪があったなら許すしかないと思いますが。


事を荒立ててよい方向に進むとはとても思えません。
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冷静に考えると、この問題にあなたが出ていくことは得策ではなさそうに思えてなりません。

おかあさんは病院の職員の様ですし、そこでの人間関係もあります。文面からあなた求めておられるのは2点あるように思います。一つは今回の投薬ミスによって被ったマイナスへの陳謝と慰謝料(?)でしょうか。もう一つは今後の保証です。他の方も書かれていますが、後者については何も得られないでしょう。作用の異なった薬を数日飲んで症状が出ても、服薬された薬は甲状腺剤でしょうからすぐに作用期間は過ぎて、この薬が後遺症を残すことが考えられません。普通に体内にあるホルモンですから。従って、前者の要求をどこまでするかですが、かかった入院費などは当然払わなくても良いと思いますし、それに関してはもし同じ病院で入院したのであれば、請求されていないのではないかとも思います。また慰謝料ですが、それについては請求する権利はあると思いますが、それを行使するか否かは別の問題です。お母さんがそれを求めておられるかどうかだと思います。
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「病院側に事情説明を求めると共に、責任を認めてもらい」までは旨く行くかも知れませんが、表沙汰にせず如何に金銭を貰うかなんて事考えずに、そこはちゃんと弁護士を通して示談交渉して貰うべきじゃ無いでしょうか?


病院は起きたことに対して責任が有る訳で「万が一のことがあった場合の担保的」って、どうにかしてますよ。
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こちらで相談してみてください


※法テラスは法務省の系列機関です
http://www.houterasu.or.jp/
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なかなか難しい内容です。



2~3日服用した薬の影響で10日間入院したところくらいまでは、因果関係が否定できないので、病院側の負担を請求できるかもしれません。

けれども現在の血圧が上がりやすい状態が薬の誤処方と因果関係があるとするのは医学的・科学的に根拠がいくらなんでも乏しすぎます。
科学的に考えると「薬中止の数日後の225-120の血圧についてでさえ薬の作用とは到底考えられない」としてもあながち無理はありません。

ましてや、今後起きることは、誤処方された薬の作用とはとても考えられません。
「万が一のことがあった場合」とはいったいどのようなことを想定・意味されているのか理解ができない私です。今後の「万が一」も誤処方された薬のせいにするおつもりなのでしょうか?

冷静に考えると「薬の誤処方とは関係無くお母様は本来(もともと)高血圧でコントロールが悪い。いつまでも薬の誤処方のせいにしているのではなく、今後きちんと血圧管理をしないと、一般的な脳卒中や心疾患になるリスクが高くなる」と判断する医者がいても正しいと考えます。

ほんとうにお母様のことを心配するなら、血圧の変動が薬の誤処方のせいではないことを理解・納得して血圧の管理をすぐに始めることと考えます。

薬の作用は限定的ですので、少額の一時金での賠償はあっても、今後の担保を求めることは(裁判となっても)非現実的です。

病院の非を認めないのではありません。それは別として、「お母様の今後」は薬の誤処方とは関係無い、ほうがはるかに真実に近いと考えるものです。
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