「縁日」は神社にはないですか?
子供向けの物語を書いています。
物語の一場面で、神社が出てきて、そこでは露店でにぎわっています。
主人公がたまたま神社の前を通りかかったら露店がたくさん出ています。
当初、この場面で主人公の言葉として
「あ、じんじゃで えんにちを やってる!」
というセリフを書いたのですが、「神社で縁日」は間違いなのでしょうか?
ネットで調べてみると、「Yahoo知恵袋」で回答者の方が、
縁日よ祭りの違いを以下のように回答されていました。
(質問は私がしたものではありません)
「祭り」
祀られている神や仏に対して特別な儀式を行い、人と神とが接触しようとする事。
「縁日」
神や仏に何らかの縁があることを祝う日。この日に参拝するとより功徳があるとか。
この回答は理解できました。
どちらも「神」と「仏」という言葉が出てくるので
「神社で縁日」もおかしくはないと思いますが、
実際のところはどうでしょうか。
回答(5件)
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No.5ベストアンサー10pt
実際のところ「祭り」と「縁日」は宗教学的には別物なのですが、一般生活という意味からいうと
祭り:広義には縁日を含む特別な日。狭義には、花火や山車、御神輿や神楽などが行われる日。
縁日:歩行者天国や露店が立ち並ぶ日。
というイメージで良いような気がします。とくに、いわゆるテキ屋が沢山いたバブル期以前の日本が舞台ならば、違和感はないでしょう。
もっとも、今の子供には
「あ、じんじゃで えんにちを やってる!」
よりも
「あ、じんじゃで おまつりを やってる!」
のほうが、しっくりくるのかも知れませんが(私は前者の方がしっくりくるのですが)。
この辺りは、もしかすると地域差があるのかも知れません(因みに生まれも育ちも北海道です)。
ただし、学術用語的にいえば、現在でも神道と仏教が混ざっている一部の寺社を除き神社で縁日は行われません。
結縁(けちえん)は御仏、或いは菩薩さまなり上人さまと縁を結ぶ日です。神道では荒神をなだめて和神とするか、五穀豊穣なり何なりを和神に感謝する日です。
したがって祭りは神道的であり、縁日は仏教的な由来の物がほとんどですが、なにしろ江戸時代に混ざった経緯(神仏混淆)からこのような混乱が生じたように思います。
この回答へのお礼
ありがとうございます。
一般通念上の違いを教えていただきありがとうございます。
私は、露店が並んで「えんにち」、わっしょいわっしょいで大掛かりなら「まつり」という「言葉のニュアンス」を感じております。そこで今回は「えんにち」という単語を使いたかったのでした。
>ただし、学術用語的にいえば、現在でも神道と仏教が混ざっている一部の寺社を除き神社で縁日は行われません。
なるほど、そうなのですね。
ご回答を参考に、物語に反映させたいと思います。
ありがとうございました。
京都だと、
毎月21日は「弘法さん」(空海)の縁日で「東寺」が賑わい、
毎月25日は「天神さん」(菅原道真)の縁日で「北野天満宮」が賑わいます。
どっちも、アリです。
この回答へのお礼
具体的な事例を挙げてくださりありがとうございます。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
No.3ベストアンサー20pt
そもそも神社とお寺を区別するようになったのは、明治維新後に成立した新政府が慶応4年3月13日(1868年4月5日)に発した太政官布告「神仏分離令」、明治3年1月3日(1870年2月3日)に出された詔書「大教宣布」など神道国教・祭政一致の政策以降のことですよね。高々ここ最近の150年ぐらいの新しい出来事です。
先日も高野山の奥の院に行って来たら、真言宗のお墓の前に鳥居をかざってあるのが一杯ありました。あの有名な豊川稲荷だって、曹洞宗の妙厳寺のことですね。お盆だって、仏前の位牌だって、お墓の卒塔婆だって、死後の何回忌だって、四月八日のお釈迦様の花祭りだって皆、もとは神道の行事を仏教が吸収して行ったものですね。そもそも佛という漢字に、訓読みがある方が不思議だと思いませんか。その辺りのことは、柳田國男の一連の書物で詳しく分析されています。
ですから、縁日を仏教の行事だの神道の行事だとの言う区別をしても余り意味が無いのではないでしょうか。
この回答へのお礼
詳しい歴史的な背景を教えてくださりありがとうございます。
久しぶりに歴史を学びました。
>もとは神道の行事を仏教が吸収して行ったものですね。
知りませんでした。勉強になりました。
今回は、物語上では神社でもお寺でもどちらでもかまわないのですが、セリフとして「おてらで えんにちやってる」より、「じんじゃで えんにちやってる」のほうが(感覚的に)しっくりくるかな、と思い、神社を舞台にしようと考えた次第です。
縁日とは、神仏に縁を結ぶ日なので、神社にもお寺にもあります。
例えば、毎月5日の水天宮や25日の天神社で行われるのは、神社の縁日です。
この回答へのお礼
ありがとうございます。
リンク先、拝読しました。
たしかに、神社でも定期の日に縁日がありますね。
ありがとうございました。
縁日をやってる、という表現が、まぁ言葉の意味を考えると最適というわけではないと思いますが(縁日はその日のことだから)、主人公がもし子供なら良いのでは?
最近では縁日という言葉がお祭りの日を指しているように使っていますし。
縁日に神社をお参りするといつもよりご利益があると信じられてきたものですから、神社と縁日はつながっていておかしくないですよ。
この回答へのお礼
ありがとうございます。
そうですね、たしかに「えんにちを やってる」という言い方自体も本来はおかしいですよね。普段我々も使いますが。「飲茶を食べる」というのと似たような感じでしょうか…。
「じんじゃで えんにち」でおかしくない、ということですね。
ありがとういございました。
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