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物理学の歴史を学びたいと思い、何か良い本はないかと探しています。

ぜひお勧めの一冊があれば教えていただきたいです。希望としては
(1)一冊で多くの法則・現象の歴史を学べるもの
(2)発見者の心情なども描かれているもの(こういうことをしているときに、ひらめいた!!など)

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

パッと思いつくのは、朝永振一郎の「物理学とは何だろうか」(岩波書店)です。

新書なので手に入れやすく、読みやすいと思います。


それと、山本義隆さんの著作を読まれるのが一番良いのではないかと思います。

一般向けであれば、
「磁力と重力の発見」全三巻(みすず書房)
は国内の様々な賞を受賞した定評のある本です。非常に面白く書かれています。歴史だけでなく、物理学を深く理解していなければ、こんな本は書けません。

「一六世紀文化革命」(みすず書房)
は、私は未読ですが、面白そうですね。


物理の専門的な知識があれば(特に数学の知識)、
 「重力と力学的世界 - 古典としての古典力学」(現代数学社)
 「古典力学の形成―ニュートンからラグランジュへ」(日本評論社)
 「熱学思想の史的展開 - 熱とエントロピー」(現代数学社)
は、非常に面白い本です。読むのに骨が折れますが。

質問者さまの条件(2)についてですが、物理学の研究は周りが思ってるよりも、意外と瞬間の「閃き」よりも、苦しみながら理論を構築していったり、相当に行き当たりばったりな長い考察の道のりなのではないかという気がします。(ニュートンのリンゴの逸話などは、実証的にも実際にはなかった話だと考えられていますが、それ以上にニュートンの理論はそんなに一瞬の閃きで出てくるような性質の話ではないような気がします。)

まあ、「閃き」というのを否定するわけではありませんが、その辺は、上記著作からも感じ取れるような気がします。
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この回答へのお礼

みなさま、ありがとうございます。

読む時間ができえばぜひ読みたいと思います。


ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/16 03:00

「物理学はいかに創られたか」 アインシュタイン、インフェルト著、石原純訳、岩波新書


http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/40/9/400014+.html
一冊ではなく、上・下巻になってますが、新書なのでそんなに分量が大きくはないです。

思想としての物理学の歩み(上・下) F. フント著、井上健、山崎和夫訳、吉岡書店
http://www3.ocn.ne.jp/~yoshioka/single_titles/IS …
こっちも上・下巻ですが。


その他、次のサイトに、「縦書きの科学書」の紹介がたくさんあります。
http://www.nextindex.net/physics/study/index.html
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ちょっと古い本ですが、


培風館 新物理学シリーズ「物理学史 I、II 広重徹 著」
がいいですね。今は、値段が少し高額になっているようですので、図書館で探して下さい。物理学史の本は他にも数多くあると思いますが、そのほとんどは、つまらない内容です。
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