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DTMで打ち込んだ音源をライブで流しながら同期して演奏しようと考えていて、MTRを購入しようと思っています。レコーディングをするわけではないので多機能である必要はありません。打ち込みの音源ができるだけ高音質で流せればそれでよいのですが、おすすめなMTRはありますでしょうか。また打ち込みの音源を流すだけでもやはりMTRによって音質の差はあるのでしょうか。ご回答お願いいたします。

A 回答 (2件)

No.1です。


>出力が一か所しかない、ローランドのMICRO BRでは、
ですが、ステレオミニ出力ですから、
http://item.rakuten.co.jp/shimokura-gakki/atl4a6 …
というタイプのケーブルを使えば、2ch独立の出力は得られますよ。
ZOOM H4も同じです。

なので、例えば右チャンネルは打ち込み音、左チャンネルはクリック音としてMTRに「仕込み」をしておけばOKです。

ちなみに、中・小規模のステージでは、ライブハウスだろうが野外ステージだろうが、客席への音出しはモノラルです。
そうしないと、客席に均一にバランスの取れた音が提供できない。いくらステレオで作り込んできても、PA側でモノラルにしちゃいます。私も素人PA現場で「なんでステレオで出してくれないんだ」という困ったチャン出演者によくカラまれますが(^^ゞ、素人がヘタに作り込んだステレオ音源だと、左右のバランスがメチャクチャで使えない場合がほとんどなので(客席の右にはピアノ音しか聞こえず、左側にはストリングスしか聞こえず…みたいになってしまう)、モノラル出しは絶対に譲りませんし、どこのPAでもそれが普通です。

ということで、どのMTRでも、外音用モノラルチャンネルとクリック用モノラルチャンネルの2つの「仕込み」をしておいて貰えれば、一応はPAに分離して通せますが、そのステージで
>外音には打ち込みを流し、ドラマーはクリックだけ聞くというような設定
については、ステージの機材構成によって可能かどうかが物理的に決まってしまいますから、実際にライブをやる時には「外出しの打ち込みとクリックの2chの音源持って行きますので、クリックはドラムだけにモニター返ししてもらえますか」と、事前にPAさんに問い合わせしておく必要がありますので、その点お忘れ無く。

アマチュア向けライブなら、当日現場でいきなり言われても、機材を用意していなくて対応できない事は多いですから。
(プロのライブなら、逆に当日いきなりの注文などあり得ない…事前に徹底的に打ち合わせしているし、費用をかけて予備機材も用意しているので)
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素人PA屋です。



どういうところで「打ち込みライブ」をするのか…ライブハウス持ち込みか? PAも自前の自主ライブか? ストリートか?…なんてことも、選択のファクターとしては考え所があるんですが、素人PAをする方の立場だと

1)なるべく、小型軽量に越した事はない
2)なるべく、操作方法や動作状態が、見た目でわかりやすい方が良い
3)なるべく、普通の(ギター用等の)シールドケーブルで出力できる物が良い
4)なるべく、電池電源でも動作する物がよい

と、若干の音質の良し悪しよりは、上の条件を満たすかどうかの方向性で選ばれる事をお薦めしたいです。

1)2)は、ライブでは短い時間で確実にセットできる事が重要だし、ステージ上では機器を置ける場所もそうそう自由にならないので、どんな状況下でも素早くセットでき、なおかつ簡単確実に操作できる必要があるため…という理由です。
特に、2)については、音量や音質(EQ)等のセット状況が一目で、それも少しばかり距離が離れていても簡単に視認できて、さらにすぐに操作できるものでないと、ステージ上では余裕が無いのでしんどいです。なので、機器の状態を見ようと思ったら、小さい液晶パネルを、それも表示をボタンで切り換えないと必要な状況が見えない…なんていう機種は、正直「失敗の元」で面倒です。

3)については、当然ライブでは、MTRの音をPAに通す必要があるわけですが、その場合、特に設備のあるライブハウスでは、ステージ上で機器と「D.I.BOX」を接続してやる必要が出てきます。
「D.I.BOX」の入力端子は、ギターシールドと同じ標準フォンのジャックですから、機器から標準フォンのケーブルで音が出せる構造のMTRでないと、実際問題として使い物になりません。
まぁ、例えばミニステレオプラグの出力でも、変換ケーブルや変換アダプタで標準プラグに換えてD.I.BOXに繋ぐ事が出来ればよいんですが、ステージによっては、MTRを置く位置からD.I.BOXまで3~4m離れてたりしますから、常時長めの変換ケーブルを用意せねばならず、万一忘れて来たら途方に暮れます。
標準プラグでの出力がある機種なら、長めのシールドはライブハウス側でも予備を絶対に持ってますから、なんとでもなります。

4)は、ストリートならわかやすいところですが、ライブハウスでも、たまにそうそう都合良く、手の(電源コードの)届く範囲から電源が取れない事が希にあります。なので、もちろんAC電源から電源を取るのが基本形ではありますが、万一の時でも電池で演奏(再生)可能というのは、ライブをやる上で非常に効果的な『保険』になります。

そのほか、上記1)~4)を踏まえてですが、個人的には
5)なるべくなら、HDDタイプよりフラッシュメモリタイプの方が良い。
とも思うところです。
さすがに、5)は絶対とは言いませんが、HDDタイプで電池駆動できるMTRは少ないですし、ライブでは運搬や保管でどうしても若干は「荒っぽい扱い」を受けてしまう事もありますから、衝撃がちょっと怖いHDDよりはメモリタイプの方が安心感があります。
(ただ、一般的に音質自体はHDDタイプの方が良い物が多いですが、ライブ使用ならここは妥協ポイントだと思います)

あとは、なるべくなら、再生はMP3等の圧縮音源データではなく、CD音質のWAV形式かそれより上位の音源データを扱える機種の方が、相対的に音質はよいです。

と、つらつら書きましたが、現行で上の条件を満たすMTRとなると、実はすべて完璧に満たす製品って無いんです(^^ゞ
一長一短含めていくつか上げると

http://www.zoom.co.jp/japanese/products/mrs8/ind …
http://www.roland.co.jp/products/jp/BR-600/index …
程良い大きさで軽く、電池駆動可能で操作視認性も良い。
どちらも出力がRCAピン端子なので、RCAピン-標準フォンのケーブルか変換アダプタが必要。
ケーブル例:http://kakaku.journal.mycom.co.jp/item_info/2069 …

http://www.fostex.jp/p/CR04_1/
ちょっと大きめで重め(1.6Kgほど)であること以外は、私の条件をすべて満たす優れもの。個人的には一押し

http://www.tascam.jp/list.php?mode=99&scode=09DP …
ちょっとでかいし重いし、電池使えないし、出力はピン端子なので変換ケーブルが必要…なので、かなり私の条件満たさないですが、MTRとしての性能自体は、これが一番充実はしています。
ただ、先々も考えて、そこまでの能力が必要かどうか…は、思案のしどころ。

http://www.roland.co.jp/products/jp/MICRO_BR/ind …
http://www.zoom.co.jp/japanese/products/h4/index …
小型軽量という点では申し分ないんですが、操作性(小さい液晶パネル見ないと、動いてるのか止まってるのかもよくわからん)という点では、ライブ用としては私はあんまりお薦めじゃないです。
実際、こういうのステージに持ち込まれて、音が出ないとか曲順間違えるというトラブルは毎回なので(^^ゞ
ただ、小型軽量が第一条件の人には外せない選択なので、一応上げておきます。
出力がステレオミニジャックなので、こういうライブでは変換ケーブルが必須です。
http://item.rakuten.co.jp/shimokura-gakki/atl4a6 …
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この回答へのお礼

大変丁寧でわかりやすい回答ありがとうございます!とても参考になりました。ひとつ質問なのですが、当方はバンド形式で、ドラマーがクリックに合わせて打ち込みと同期しようと考えています。その場合、出力が一か所しかない、ローランドのMICRO BRでは、クリックと打ち込みをMTRの中に入れて、外音には打ち込みを流し、ドラマーはクリックだけ聞くというような設定は不可能なのでしょうか。

お礼日時:2008/09/23 12:33

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