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三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は22日、米証券2位モルガン・スタンレーの第三者割当増資を引き受け、普通株式を最大20%を取得する方向で合意したと発表した。20%出資の場合、出資額は9000億円台に達し、モルガンの筆頭株主になる。

上記の記事がありますが、単純に今は安いから買いに入るのでしょうか?それとも、元々、なにか出資関係があり出資を行うのでしょうか?例えば、三菱UFJの株主の一つであるとか。

A 回答 (3件)

>単純に今は安いから買いに入るのでしょうか?



安くても、三菱自体は出資の積極的意思はありません。

>なにか出資関係があり出資を行うのでしょうか?

米国政府から日本政府への「要望という名の命令」との話があります。
米国では、サブプライムローン事件で、多くの米国金融機関に余力がありません。ヨーロッパ諸国の金融機関は、始めから援助する意志はありません。
そこで、不良債権問題で弱っていても、国民の税金+低金利政策でぬくぬく保護され、体力を温存している日本の金融機関に目を付けただけです。
日本は「米国債を10兆円以上保有」していますから、「米国債が暴落すれば、困るのは日本だ」と恫喝を受けたのでしようね。

「民間企業は民間で対応する」というのが米国議会・政府の方針です。
AIGの場合は、EU諸国・日本からの「米国発世界恐慌を起こすな!」という圧力で決まりました。各国にはAIG傘下の企業が多くありますからね。
米国AIGが倒れると、各国は自国のAIG処理に莫大な資金を投じる必要があります。日本でも、AIG関連損保・生保が6社?もあります。

まぁ、上手に日本政府・企業が使われているだけですね。
バブル絶頂期には、米国資産を数千億円購入しましたが、バブル崩壊で数億円で米国資産を手放しています。(元の所有者が購入)
数千億で売却した不動産を、数億円で買い戻したのです。ぼろ儲け!
結局は、米国企業に利益を与えただけです。

三菱が出資しても、米国では経営のノウハウがありません。
ですから、バブル時の不動産取引と同様な結果に終わるでしようね。
日本企業も「分かっちゃいるけど、日本政府に逆らえない」だけです。
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この回答へのお礼

>バブル絶頂期には、米国資産を数千億円購入しましたが、バブル崩壊で数億円で米国資産を手放しています。(元の所有者が購入)
数千億で売却した不動産を、数億円で買い戻したのです。ぼろ儲け!

その話は聞いたことがあります。
当時の愚かな日本人が買いあさったのですね。

今回はアメリカの頼みは断れないということのようですね。
そうでもなければ、誰も投資する余裕などないはずですよね。
政府が、アメリカを助ければ国民の批判を受けるけど、民間企業を使えば別。

興味深い回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/09/27 12:16

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080923NT00 … 
で触れている如く、(米国の証券界の激震を引金とした)金融の再編成に、三菱UFJ(FG)も決して無縁ではないと言う事でしょうね。

或いは、既に傘下になっている三菱UFJ証券(http://www.sc.mufg.jp/ )並びに、関連深い三菱UFJメリルリンチPB証券(http://www.muml-pb.co.jp/companyinfo/relatedlink … )だけでは物足りず(!?)第3の社的にモルガンスタンレー(http://www.morganstanley.co.jp/aboutms/overview- … )との関連を深め、リスク分散を更に図る目論見もあるのかも知れません。
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単純に「お買い得だと思うから」


金融不安な時じゃないと安く買えないでしょ。
何だかんだ言っても証券業がなくなることはないでしょうし…

それといきなり20%取得する訳ではないですね。
最大20%ですから
とりあえず数%取得し、財務状況を把握しながら追加出資するかを
決めるというところでしょう。
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