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一昨年、東京国際映画祭のコンペティション部門の作品を片っ端から観ました。残念ながらサクラグランプリ受賞作『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』は見逃しました。が、映画祭閉幕以降日本国内でのロードショウがありません。
調べてみると過去サクラグランプリ受賞作の多くは日本国内では一般上映されていませんでした。配給会社がつかなかったのか?等様々な理由が考えられますが、前掲の『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』はコメディと聞きます。内容が難しいからという理由も考え難い。
プロダクションとバイヤーが集う場としての映画祭が機能しているかどうかも含めてサクラグランプリ受賞作の多くが日本国内公開されない理由をお教えいただけますでしょうか?

A 回答 (1件)

外国映画の国内配給については、メジャー系列日本支社による


興行と、独立興行会社の単品契約の興行があります。
全世界で一日数百本製作される映画は、すべて公開することは
できません。映画祭の上映は、製作会社が自費で、スーパー
インポーズを作成して、売り込みに来るのですが、その場で
商談することは、まずありません。
現在、多いのが、単品ではなく、まとめ買いの流行です。
欲しい映画だけでなく、売れない映画も同時に買うことがあり
資金負担やリスクも多いです。
インデペンデンスの配給会社も、常に数十本の在庫を抱えて
公開時期など、ラインナップ、を考えます。
サクラグランプリ受賞作だけでなく、公開されない=商談が
成立しないもの、が多くなって来ています。
邦画の製作委員会方式や洋画配給会社の邦画製作が多くなって
きたのも、外国映画の高騰やリスクの大きさが原因と
考えられます。今年も、邦画の方が優勢のようです。
外国映画のコメディは、文化の違いなどから歓迎されていません。
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この回答へのお礼

たいへんよくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/13 15:06

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