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連続で質問すいません。

昔から気になっていたのですが、「社会主義」と「共産主義」
の違いとはなんでしょう?

できれば具体例を出して教えてください。
よろしくお願いします!

A 回答 (7件)

西島和彦先生によると、



発展(→:高度化)の順番は、資本主義→社会主義→共産主義→最高の社会、だそうです。

<共産主義国家建設スタート>
共産主義
 ・私有財産制の否定と共有財産制の実現によって貧富に差をなくそうとする思想
 ・その第一段階は社会主義とも呼ばれ、成員は能力に応じて労働し、労働に応じた配分を受ける
 ・生産力が高度に発展すると、能力に応じて労働し必要に応じて分配を受ける(=共産主義)

中華人民共和国は早く共産主義国になりたいという願望が強く、資本主義体制が完成しないまま社会主義国になった。


余談(Wikipedia):ソ連は社会主義ではなくスターリン主義(スターリニズム)でした。スターリンは自ら「レーニンの最も忠実な使徒」を自称し、その支配イデオロギーを「マルクス・レーニン主義」と命名し定式化した。また、レーニン死後、彼を神格化することで自らの個人崇拝を推進した。

参考URL:http://www.cyber-u.ac.jp/faculty/common/teacher/ …
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 民主集中制自体、独裁を生む要因を内包しています。


限度を超えた、トップダウン方式による、下部構成員の思想統制がある為です。
 民主集中制の元でも、共産党が言うように、確かに、言論の自由は存在します。
 しかし、それは、最高意志決定機関が方針を決めるまでのことで、一旦、方針が示されれば、それに対しての批判は許されません。

 これに反すると、過去にどれだけの実績を上げていようと、即、除名されるばかりではなく、さんざんに、おとしめられることは、袴田里見事件等で明らかになっています。

 この、最高意志決定機関の方針に対して批判できないと言うことが、どれだけ危険なことか、現代日本にお住まいの方なら、何も言わずとも、おわかりいただけるものと思います。

 武装闘争に関してですが、前提かどうかはともかく、マルクス自身がその著書の中で容認する発言をしています。
 立花隆氏などは、「日本共産党の研究」の中でこの部分を持って、共産主義革命は暴力革命を前提でしたものであるとしています。
 僕は、そこまで極論は吐きませんが、「武装蜂起容認」という事実は曲げられません。
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過去の質問にありましたので、ご参照を。



(マルクス自身、武装闘争を前提にした主張はしていない。ロシア革命の場合は、支配者であるツアーリ自身が国民に武器を渡してドイツ人と戦うよう命令したのが、矛先を自分に向けられたわけだが。)
(だいたい、マルクス理論では、社会主義というのは資本主義から進んだものであって、資本主義経済の確立されていなかったロシアや中国で進むわけがない。モスクワ大学ではマルクス経済学を誰もやってなかったそうだ・・)

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=385909
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この回答へのお礼

マルクス理論では社会主義というのは資本主義から進んだ物
と説明されている。
モスクワ大学ではマルクス経済学を誰もやっていなかった。

回答ありがとうございます。

お礼日時:2003/01/04 22:24

>ということは、社会主義では特権的な階級を認めるということですか?


ご指摘の通りです。ソ連共産党党員や中国共産党党員は.指揮命令系に見られるように特権階級です。

>日本社会党は自分たちが社会の指導者となって、社会全体の幸福を追求する。と、主張しているのでしょうか?
日本社会党の唱える「社会主義」の意味をしらない(私は.創価学会の会員であり.かなり.自民党の唱える「自由主義」とという名の「社会主義」の影響を受けています)ので.わかりません。
社会党については.私の様な貧乏人では相手にされませんでしたので.興味を持っていませんでした。従って.社会党の主義主張についてはわかりません。
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>共産主義は理想主義とほぼ同意語ということでしょうか?


 共産主義を唱えたのは、現代ではマルクス等ですが、昔の、プラトンやトーマス=モア等の唱えたユートピア論も、共産主義と、ほぼ同等だと言われてます。
 双方とも、全財産の共有化から、平等な社会に見ちび置こうと考えているので、枝葉末節に違いはあっても、目指す所は同じでしょう。

 また、マルクス自身、共産主義を直ぐに実行できるとは思っていませんでした。
 だから、段階的に移行するという方法論を唱えています。
 共産党でも、最終目的は共産制でありながら、社会主義の実現から始める、と言っています。

 多くの学者も、社会主義はともかく、共産主義は、キブツのような、小さな単位での原始共産制に近い物は別として、国家単位や、世界的規模で実現するのは不可能であろうと見る向きが、昔から大勢を占めていました。
 壮大な実験場と呼ばれた、ソビエト連邦を中心とする東欧諸国の社会主義国家が破綻し、中国も実質的に資本主義かし始めている現在では、この意見は、更に真実味を帯びてきています。
(大勢を占める意見が、必ずしも正しいとは言えませんが、その時代の常識を反映していることは確かでしょう)

 ですから、otafukutigerさんの言われるとおり、極論をすれば、共産主義=理想主義と、言えると思います。
 私個人の考えですが、共産主義社会とは、マルキシストの目指す桃源郷だと思います。
 
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 広義には社会主義は、コミュニズム、アナーキズム等を含む広い概念をさして言います。


 狭義には、マルキシズムの第一段階、即ち、社会矛盾を生み出すとされる、私有財産制、計画的生産と生産物の平等な分配、生産手段・財産の共有・共同管理を柱とするマルキシズムの内、生産手段の社会的共有がなされ、人民が平等に生産物の分配を受ける事が出来る状態を指します。

 プロレタリアート独裁は、社会主義の概念と何ら関係なく、その課程によって生み出された弊害であって、それを持って社会主義であるかの様に説明するのは、大きな間違いです。

 共産主義(近代共産主義)は、マルキシズムが完全に実現された社会、若しくは、その制度を言います。
 狭義には、社会主義で達成された生産手段の社会的共有を更に発展させて、高度な生産システムが築かれて、人民はそれぞれの能力に応じて働き、必要な文だけを受け取る、と言う事が出来る制度です。
 広義の共産主義は、広義の社会主義に共産主義が含まれるのと同様に、社会主義の概念も併せ持ちます。

 ついでに、社会民主主義とか、民主社会主義というのは、武装闘争を肯定しているマルキシズムを否定し、議会制民主主義の手法に乗っ取り、議会を通じて社会を改良し、社会主義の達成を目指そうとする考え方です。

 日本社会党の最終的な綱領はよく知りませんが、社民党と名前を変えた事により、綱領に明記されている、いないを問わず、一般には社会主義が持っている、武装闘争という選択を放棄したと映ります。
 逆に、共産党が綱領で武装闘争を否定したとしても(実際にどうなのかはしりません)、共産党という名前がある限り、武装闘争のイメージはぬぐい去ることは出来ません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

ということは、共産主義は理想主義とほぼ同意語ということでしょうか?
高度な生産システムなんていうのはそもそも、空想の産物ですよね?
宗教みたいなものでしょうか?

武装闘争。
共産党はまだその可能性を放棄していないかも…?。
全国に散らばっている共産党員は、戦闘準備ができている…?

お礼日時:2002/12/26 06:13

共産主義.原始共産主義に代表される.すべての構成員が同権である。


社会主義.中国共産党やレーニンに代表される.特定の人々に権利が集中する。日本の国家総動員法は.1集落に1管理者という極端に管理が進んだ社会主義体制です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ということは、社会主義では特権的な階級を認めるということですか?
日本社会党は自分たちが社会の指導者となって、社会全体の
幸福を追求する。と、主張しているのでしょうか?
なんだか釈然としません…。

お礼日時:2002/12/26 04:51

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