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こんばんは、
初期水木鬼太郎シリーズ、いくつか単行本で読んでおりますが、
(墓場鬼太郎、鬼太郎夜話、他短編集)
・鬼太郎誕生の話とか
・ねずみ男の血を輸血した話とか
・体のない手の話とか
・ブリガドーンの話とか
・水木が妖怪オリンピックに招待される話とか(実は死ぬと言うこと)

など、これらの作品ってたくさんバージョンがありませんか?
ストーリーはほぼ同じでキャラが違ったり、少し設定が違うとかで。
ズルイとは言いませんが、何で?(貸し本だから?)
リメイク版とも言えないんですよね。(悪魔くんはリメイクのような)

水木作品は大好きです。
どなたかご意見聞かせて頂けませんか?

A 回答 (2件)

水木しげるは貸し本時代に出版社を移籍しています。


移籍後の鬼太郎シリーズを、他社の続きとして書くわけには
いかないので、あらためて最初から書いたわけです。
その際まったく同じに描くわけにはいかないし改良したいという
こともあって別の作品として描きました。
貸し本鬼太郎に凶悪な顔と性格、と雑誌版と同じ鬼太郎の
二種あるのはこのためです。パラレルワールドなので
エピソードの重複もあるわけです。
漫画家が積極的に重複を描くとは考えにくい
(通用すると楽観しないだろうし人気が落ちるおそれがある)ので、
出版社の要求で重複ありでいいから速く描けという
事情だったのではないかと思います。
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この回答へのお礼

良く水木が貧困の頃を描いた作品がありますが、多くの出版社との付き合いが有ったんでしょうかね。ともかく買ってくれるところを捜そうと?
初期水木作品はけっこう好きでして、洗練されているのか良く解らないタッチとか、物寂しい風景とか、しょぼい男とか、ところが突然劇画風の美人の登場とか、
多くの回答は頂けそうにありませんがもう少し粘って見ます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/10/06 21:01

つづきです。



誰でもたくさん描くうちになんとなく同じ話になることが
よくありますが、
水木のように具体的に同じなのは他に例が無いと思います。
出版社が許しても読者の評判が悪ければすぐ終わるので、
ちゃんと商品価値があり、読者は共通項を軸に作品の違いを
楽しんでいたと考えられます。古典や偉人伝を複数の漫画家が描いた
場合、大筋が同じでも作品の質が高ければどれも楽しめるのに
似ています。
雑誌最大手の講談社にスカウトされ、たちまち
メジャー界の中でも一流の売れっ子になったわけですが、
その雑誌鬼太郎にも過去の作品との重複が多い。これを水木が
講談社に逆らってできるわけがありません。
ようするに、移籍は水木の売り手市場であり重複は出版社主導と
考えるのが自然です。水木特有の別格的魅力のなせるわざです。
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この回答へのお礼

書き直しとも言えない、リメイクとも言えない、何か独特の続版と言うか、ストーリー軸は同じなんですが。
いや、これは文句ではありません。
でも本当に他の追従を許さない孤高の個性の持ち主ですよね。別格的魅力ですね。幽霊船長は読まれましたか?怖い漫画ですよね、これ。
(妖怪ものだけではない)
ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/07 22:11

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