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ワインというとブドウの種類はもちろん畑や製造年で味が変わるとされてますが。
同じ醸造食品のビール・日本酒・味噌・醤油はなぜそういうことはありません。あるとしても意識するレベルではありません。
なぜでしょうか?

A 回答 (5件)

同じ条件の年は一度たりとも無いと言えば、それで片付いてしまいますが答えはソコにあると思います


ANo1さんと違った見方をしてみましょう

最初に考えられること
日本におけるビール、焼酎、日本酒、味噌、醤油はごく少数の生産者による工業的な大量生産だし、日本人の好みに合うように調整されてるので違いがハッキリしない
ワインはその限りでない事は質問者さんがよく御存知ですね

次に少し突っ込んだ見方をしましょう
いくつかの要因が考えられますね
1.ブドウ樹は多年生、お米、麦、大豆は単年生
2.生産地域の多様性  ブドウ樹は地中海沿岸からドイツ、カナダのような高緯度地帯まで
3.畑による土壌、土質、地層の違い
4.生産者の違い  栽培者、醸造者による違い

先にも言ったように大豆を加工した味噌醤油の製造者はごく少数で大量生産なので、味の差が出にくいですよね
お米を直接食べる場合は、個人による生産だし、産地によってブランド米があるように品質に大きな差を直接感じることがあります
米・麦・大豆は加工することにより差を感じなくなるのですね

ブドウ樹は多年生ゆえに、地中深く根を張ります
50年とか、長いもので140年もの長寿のブドウ樹だってあります
その根から土中のミネラルを吸い上げるから、土壌、土質、地層の違いがでます
地域が違えば、気候も変わるので、栽培される品種も変わってきます
地続きの隣の畑であっても、畑の向きやミクロクリマ(微少気候)の影響でブドウの品質に差があります
自然相手なので、毎年違う気象条件の中で栽培されます
たとえ同じ畑であっても、栽培者が違えば剪定や除葉、肥料の与え方など手法が異なります  醸造でも同じ事が言えます
フランスにはメタヤージュ分益小作という制度があり、小作人は秋に採れたブドウ果実を畑所有者に物納します 
畑所有者にはワインで納められる事もありますが、納められたブドウを使い自身でも醸造します
これなんかは、同じ年&畑のはずなのに差が出る例です
また、同じ人工培養酵母を使ったり、同じ醸造コンサルタントを雇った場合は、地球の反対側のワインであっても似たような味わいになるようです

これら、全ての要因が複雑に織り(折り)重なって品質の違いに現れるのだと思います
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この回答へのお礼

日本の清酒・醤油は工業製品なのだからワインみたいな当たり外れは許されません。
そのために農学部から人を採って、大手食品会社は醸造や発酵を研究して安定した製品を作り出せたのに、
なんでワインはそれをしないのだろうと不思議に思っていました。

日本の清酒・醤油はもう自然相手ではありませんが、ワインはまだ自然相手を抜け出せないのでしょうか?

パスツールやサントリー・キッコーマンの研究所の技術をもってしてもロマネコンチを大量生産できない?

お礼日時:2008/10/02 22:24

基本的なところが違ってますね



日本酒や味噌醤油なども当然変わりますよ
日本酒は蔵元さんの水の質でも大きく味が変わります
醤油や味噌も日本全国に数多くの種類が有る事からも解るように当然変わりが出ます
 
何から答えていいのやら・・・みそや醤油もいくらでも書くことはあるのですが今回は本題の酒にしますかw

まず製造年や畑を明記してあるワインと3倍増嬢酒を比べることが間違ってます 日本酒にも山田錦とかコメの種類を書いてあるものと比べないと製造年が書いてある日本酒も多く存在します 
また蔵元さんで同じ材料同じ米同じ精米歩合同じ水で同じように仕込んでもタンクによって味の違いは出ます
酒屋さんはどのタンクを買うか味を見て決めているものも有ります
一般的に売り出されるものは品質にばらつきが出ないようにブレンドしています。

日本の清酒・醤油はもう自然相手ではありませんが、ワインはまだ自然相手を抜け出せないのでしょうか?
>大量生産のワインは自然の力など関係なく同じ品質のものがいっぱいありますよ

パスツールやサントリー・キッコーマンの研究所の技術をもってしてもロマネコンチを大量生産できない?
>神の恵みの自然の力を超えるものなど人間の浅はかな科学力でできようはずもございません

http://www011.upp.so-net.ne.jp/akomedia/natsuko. …
http://www5.ocn.ne.jp/~wakaba/natsu2.html
数年前にドラマ化までされた漫画です その辺のことはかなり詳しく出て生かすので 興味がありましたらどうぞ

何故ワインはこだわる人が多いのに日本酒には拘らないのか
日本人の特性でしょうね 自国の文化をあまり大事にしない他国の物を有難がる 明治維新以降日本は諸外国に追い付け追い越せでそういった風習が生まれたのではないでしょうか?

実際には世界の酒の中で日本酒は味の成分が1200種類以上ビ-ルは1000種類ワインは800種類ウィスキーで600種と言われ最も複雑な味の酒の部類に入ります

グルメブームの火付け役となった美味しんぼ等でも酒と水を飲み比べどの水で仕込んだか当てるシーン等も出てきます
当然普通の方には当てられないでしょうが それはワインを飲んでも同じことだと思います
ワインのソムリエがいるように日本酒にも日本酒鑑定士と言う資格が有ります

ソムリエの方がその年のブドウの出来とが載っている 業界誌で勉強するように 日本酒鑑定士も畑の出来とかも絶えず勉強しています

駄文長文になってしまったのでこの辺で終わりにしときますか(>_<)
質問等ございましたら私でよければお答えいたします。
失礼いたしました。
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いや、他のお酒だって味は変わるよ。


ただ意図してないだけ、ワインはぶどうが酸化しやすいってのも
あるけど、要はフランスあたりが国で明確に畑によって等級?を
規定してるのが一番の理由じゃないかな?

ま、稲は水田耕作なんで土地の酸性度の影響が少ないってことも
あるけど、それでも採れる場所(取水口の近くと遠くなど)で味は
違うんだけど…。

個人的には、いい加減なフランスの役人の規定なんて信用してな
いんで、細かい気にしなくて良いんじゃないかな?と
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ぶどうの収穫時期の気候によって結構違うそうですから、それだけぶどうの質に左右されやすいのでしょうね。


日本酒やビールなどは穀物が主原料ですから、材料の質はそろえやすいと思います。

さて、日本酒でも昔の製法に近い少量生産ではあたりはずれがでてしまうそうです。もちろん同じになるように作っているのですが、わずかな違いが味に影響するそうです。大工場と違って気温を一定にできないなど、いろいろと要因があるそうですが・・・。

また、ウィスキーは熟成時の樽の違いや熟成場所(同じ室内でも場所によって違う)によって味や色に大きな差が出ます。市販品の味が一定なのは、複数の樽の違う原酒をブレンドして同じ味になるように調整しているからだそうです。

大メーカの酢ですが、ある種類の酢は一人の人が管理しているのだそうです。これも同じ味にそろえる一つの方法なのかもしれませんね。
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単発酵酒---------ワイン


単行複発酵酒-----ビール
平行複発酵酒-----日本酒
蒸留酒-----------焼酎
混成酒-----------梅酒

単発酵酒は、原料そのものの糖分がそのまま出来上がりに反映する製法。
そういう意味で、単発酵酒は原料の加工工程が最も単純で製品との距離が短い。
そういうことで、原料そのものの良し悪しが色濃く反映されるという特徴を持っています。
また、そういう単発酵酒の特徴から、産地では産地の特色を引き出す製法を発達させてきた。
また、ユーザーも産地特有の風味、生産年固有の風味を楽しむ文化を発達させてきた。
製造方法、生産者、愛用者の3者が<畑や製造年で味が変わる>を育ててきたのでしょう。
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この回答へのお礼

ワインは単発酵で原料そのものの糖分がそのまま出来上がりに反映することは、
やはり農業的ですね。
原料が仕上がりに反映すると言うことは、キッコーマンやサントリーがいくらがんばってもいいブドウを持っているフランスのワインに勝てない訳ですね。

お礼日時:2008/10/02 22:01

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