プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近鮎の友釣りを始めました。
数年前から先輩に連れられてちょこちょこ行っていたのですが、最近はしっかり面白さがわかり始め、今年は一人でも休みがあればいてもたってもいられず前の日の晩から出かけるくらいでした。最近良く行く川は福井の九頭竜川です。
ずーと前から気になっていたのですが、オトリ店てやっていけてるのでしょう?
私が良く通っているところも、「こんなにぼろっちいのに」と思わせる雰囲気なのに毎年潰れずにやっています。とても不思議です?
九頭竜川は大きく有名なので全国からの釣り客が集まるのはわかるのですが、夏場限定だけのように思いますし冬場などはどのように過ごしているのでしょうか?
もし現職のオトリ屋さんや過去にオトリ屋を経験された方や知り合いがオトリ屋さんなどの方がおられましたら私の疑問をといてください?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

和歌山県・日置川/日高川/古座川/富田川の場合です**


友鮎を売っているのは、商店とかガソリンスタンドや養殖場や民宿や喫茶店や趣味の有る人などです。本業で無い場合がほとんどです。また、ほとんどが養殖鮎を売っています。ただ、一部に天然おとり専門のところがありますが、定年後の趣味程度です。県からの補助金カットにより、放流する魚の数が少なくなり、おまけに冷水病と温暖化の影響で冬場の海水温上昇で、南洋系のフィッシュイーターが冬でも活動して稚魚が食べられたりで川には鮎がみあたりません。それで、客は年々少なくなっています。
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#2です。



お礼ありがとうございます。
肝心なとこが抜けてましたね。
その通り、釣った鮎をオトリ用に売ってました。

オトリ用に売る時の注意点としては、目掛かりや腹裂けは当然ダメですが、サカサ針を打つ位置もある程度考える必要があります。
尻ビレの周りがボロボロになってたら、次から買う気になれません。
なので皮打ちサカサを使ったり、尾びれの付け根に刺したりします。
私は尾びれ派です。
尾びれでも釣果には影響は無いです。

それと、鮎の大きさにもこだわる必要がありますね。
例えば初期は16cm以上、終盤でも17~20cmがベストですね。
あと、ベテランは中小サイズ(16~18cm)を買っていくことが多いけど、「最初から瀬に入るからでっかいのをくれ」と言って20cm前後を希望する人もいました。

それにうちは魚屋に卸してて、旅館もたまに買いに来てたので馬鹿でかい(22cm以上)のも入れてましたが、それを初心者が買うことが多かったです。
例えば6月下旬なら16~17cmクラスを2匹買って、土産に一番でっかい22cmを1匹押さえておくみたいな。
(自分で釣れよ!と思うのですが、そこは商売ですから・・・)

ここまで書いておいて、自前でオトリ屋を経営するなら上に書いた事は全部関係無い!
釣れた鮎を全部入れておいたらええです。
後は釣り師が勝ってに自分の好みを選んでいくんですから。
残ったものをオトリにして、自分が釣りに行けば良いです。
大雨が長引いたり、鮎が大量死することがあるので、14cmの小さいのでも売れることがあるし、持っておけば自分が循環させることができますし。


まぁここまで来るまでに腕を磨くのは当然として、卸しをするならお店との信頼関係を築かねばならんし(オラは魚屋でバイトしてたので大将とは今でも友達)、お店を開くなら場所と暇を作る必要があるし、結構大変ですよ。
オトリ屋は嫁とか親が暇なら代わりに経営してもらったって良いですし。

なので、ここで簡単な近道をば!
長良川に行ってみて下さい。
釣った鮎を漁協が買い取ってくれます。
しかも、型の良いのをそこそこ釣れば数千円になります。
ただし長良川は九頭竜川よりも人が数倍多いので釣りにくく、これで鮎竿分稼ぐのはやはり回数と経験と腕が必要になります。
それでも釣った鮎がお金になると、やっぱ嬉しいすね。

郡上漁協の買い取り価格
http://gujo-fc.or.jp/cgi-local/asline.cgi


ちなみに、私は今年は色々あって時間が無く、平年の3~4割程度しか卸してませんでしたが、それでもアルビレオを買えるくらいは稼げました。
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この回答へのお礼

完全にプロの域ですよね!?っていうかプロですよね。
入門者の私にとっては、初めて聞く話が多すぎびっくりです。皮打ちサカサ(こんなのなぜ売ってるの?)とか、尾びれの付け根(動き悪そうなのに?)なんてのはやる気はもちろん想像すらしていない状態でした。しかしこれで釣果に影響は無いてのはびっくりで興味を持ちました。
オトリについても詳しく教えていただきありがとうございます。確かに私の先輩も小さめのオトリを好んで買ってました。私はデカイのを好んでました。。。(絵に描いたような初心者ですね!?でも、人の釣ったデカイオトリをお土産にするってのは初心者でもどうかと思います・・・そんな人いるんですね!?)
長良川の漁協は良くできていますね、鮎師としてはうれしい話です。長良川も大きく有名ですしデカくて良く釣れるものかと思ってました。九頭竜と比べると難しいんですね、今の私の腕では難しそうです。。。(腕上がったら挑戦してみます!)
長良川の天然遡上鮎はあんまり期待できないのでしょうか?
本当にありがとうございます、オトリ以外の話も聞けていろいろと勉強になりました。

お礼日時:2008/10/07 12:00

私は魚屋にオトリ用として卸してました。


本業はサラリーマンです。
これで小遣い稼ぎして、ひと夏で鮎竿が買えるくらい稼げます。

通常は本業の片手間にオトリ屋をやってるのが多いです。
例えば釣具屋・喫茶店・ガソリンスタンドなど、お店の脇に水槽を置いてるのが多数です。
個人宅でやってるとこもあります。

川沿いにお店を作ってるのは(多分これのことでしょうね)、季節限定でそこで生計を立てている人が多いです。
まぁ海の家みたいなもんかね。

知り合いの知り合いは普段は屋台のラーメン屋をやってて、夏だけ河原でオトリ店を経営してました。
養殖鮎を売ってるところはそれほど儲からないけど、自分で釣った(網で捕った)鮎を売ってるところは仕入れがゼロだから、かなり良い儲けになりますよ。
オトリが売れるのは昼過ぎまでなので、午前中に店を開いておいて、昼からは店を閉めて仕入れの為に釣ってりゃいいんですもん!
趣味と実益が重なるええ商売ですわ。
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この回答へのお礼

ひと夏で鮎竿が稼げるのですか??
なんだか非常に興味が湧きます!うらやましいです!
釣った天然鮎をオトリ用として卸してたのですか?
ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/05 17:14

あくまでも趣味の範囲で、季節的に好きでやってるだけですよ。


ほとんど奉仕の精神です。
当然、他に本業の仕事を持っています。
地域的に農業が多いですが、個人事業者で兼業の人も居ますし老後で無職の人のアルバイトも存在します。
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この回答へのお礼

そうですか、やはりこれだけで生計を立てている訳ではないんですね、よくわかりました、ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/04 14:30

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