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エポックメイキング(画期的)な映画というと何を思い浮かべますか?どこがどのようにというコメントもつけていただきたいです。
映画を見てると「あーこのネタ前にもどっかで見たことあるなあ」と思う事しばしば。
やはり「こんな映画初めてだ」という映画を見たらとてもうれしいものです。
例えば最近では「メメント」は時間をどんどんさかのぼっていく映画で「おっ」と思いました。「マトリックス」の映像はゆっくり動いているのにカメラはガンガン動いている絵もはじめて見ました。D・リンチの「ロスト・ハイウェイ」は一人の役を途中から別の役者が演じてました。
独断と偏見で結構ですので、色々と教えていただけないでしょうか?
ちょっとしたことでいうと、「ダイ・ハード」のナカトミ社長の役はこれまでの日本人と違ってとても堂々とした役どころで驚きました。などなど。
宜しくお願いします。

A 回答 (13件中11~13件)

「風と共に去りぬ」→あの時代(1939年)にあれだけの作品を作り上げた技術力は賞賛に値するでしょう。

(未だに色あせない壮大なストーリー、古典的名作になり得る1本だと思います。)

「2001年宇宙の旅」→それまでチープなまでのトリック撮影でしか作れなかったSF映画を、画期的手法で作り上げた作品。キューブリック作品の金字塔。これももう古典映画になっているのでしょうか?

「ゴジラ」→日本を代表する長寿映画。第1作目は昭和29年の製作。その後、東宝の看板作品になっています。(途中でだらけてしまいましたが)亜流作品(ガメラ、ガッパ等)はかなり作られましたが、未だにゴジラを越えたものはいないと思います。(平成ガメラはかなりの良作品でした。)

「ヨーロッパの解放」→旧ソ連映画の超大作。全作品観ると1日かかります。歴史上(戦史上)の人物と瓜二つの俳優を揃え、敵戦車(ドイツ軍のタイガー戦車)の実物をコピーしたものまで揃え、しかもソ連のT-34戦車を惜しげもなく使いまわし、破壊し、まさにソ連でしか作れない驚愕の作品。

「日活ロマンポルノ」→これは作品と言うより、それまでピンク映画とか言われていた映画を一気に文芸作品まで押し上げた功績は大だと思います。特に「四畳半襖の裏張り」では芸術作品かどうかの論争で裁判沙汰にまでなっています。

「世界残酷物語」→イタリアのヤコペッティ監督作品。ドキュメンタリー作品ですが、当時(1962年作品)タブー視されていた人間の残虐な部分を浮き彫りに描き出した作品。ドキュメンタリー作品としては珠玉の作品だと思います。主題曲の「モア」の綺麗なメロディーとのミスマッチ(?)も見事。

「燃えよドラゴン!」→カンフー映画の傑作です。この映画のお陰で香港映画が注目されるようになり、その後、ジャッキー・チェンなどが有名になります。また、世界の注目を集めるようになった為に、香港の映画の質向上に繋がったと思います。

と思いつくままに羅列しました。古い作品ばかりになってしまいましたが、別に最近の映画が嫌いと言う訳ではありません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
「古典」という言葉、それです!。正にそんな言葉をイメージしていました。「古典てどんな映画ですか?」と質問してもよかったと思います。「古典」の定義ってしっかりとはできないのですが(例えば「手本」というと乱暴すぎますか?)、「マッドマックス2」なんかも小さな意味では古典と呼べますか?「砂漠化した地球」というアイデアはその後多くの映画が真似したということで。

「風と共に去りぬ」これは異論はないでしょう!。僕は昔初めてこれをリバイバルで見た時サイズが「スタンダード」だと言う事に大変な驚きを覚えました。映画のサイズが昔はTVサイズだったと言う事を知らなかったのです。そもそもTVに対抗する手段として映画が横長化したというのをあとで知りました。

「2001年宇宙の旅」「宇宙に上下はないんだよ」という事を表現するのに偏執的にこだわった。僕は個人的にはそこが一番のポイントだったと思ってます。重力のある地球上でいかに無重力状態の絵を撮れるか?というのがあの映画の製作の最大の醍醐味。二十日ねずみの輪のようなセットなど涙物。
10年も経ってたので「スター・ウォーズ」が「2001年」と比べて画期的だったという評価が多くありましたが、確かにその一面はありますが、もともとSF映画は「スターウォーズ」的だったのを「2001年」がひっくり返し、それを「スターウォーズ」はもとにもどしたともいえます。

「ゴジラ」これ恥ずかしながら見てないんです。でも、古典であるということは見てなくてもわかる。ゴジラは何も語らず、ただ街を壊して行く。だからこそ見るものに考えさせ多くの解釈を可能にし、どの時代でも普遍性がある。水爆実験で生まれたゴジラは「神」であり、「警告」であり...。森田芳光は自らの「家族ゲーム」を「ゴジラ」だと語っておりました。あの映画での松田優作は「救世主」だったのか「災い」だったのか。正にゴジラでした。海からやってくるとうのも共通だとも言っておりました。

「ヨーロッパの解放」すいません。全く知りません。24時
間ぐらいあるという事でしょうか?

「日活ロマンポルノ」うーんなるほど!。ぼくはリアルタイムでは少し後の世代なんですが、僕は森田、相米、ら当時の新進気鋭がみな日活ロマンポルノ上がりというのは知ってました。僕は元々ポルノはああいう芸術路線なんだと思ってましたが、そうではなかったんですね。監督的には誰あたりが火付け役だったんでしょうか。若松孝二とかすごいと聞いた事あります。これは盲点でした。このあたりは普通の映画の歴史の本とかになかなか出てこない部分なので大変興味深いです。

「世界残酷物語」も見てないのですが、話題になったことは知ってます。映画とは何かと考える上で「ドキュメンタリー」というのは一つのチャレンジングな回答の一つですよね。そもそも興行とは「見世物」である。なんだかんだ奇麗事を言っておきながら、戦争映画で人は反省を覚えるのではなく、明らかにカタルシスを味わっている。

「燃えよドラゴン」僕は子供の頃長らく香港映画は敬遠してまして(ハリウッド、ヨーロッパへのあこがれの方が強くて)、「燃えよドラゴン」は大人になってから見ました。あれは半ハリウッド映画と言ってもいいのかもしれませんが、予想外に大変洗練されていた事に驚きました。あの映画が香港の扉を開いたんですね。先日初めて「ドラゴンへの道」を見たのですが、やはりあの本物の動きは驚きです。その後にジャッキー・チェンが出てきて、僕はジャッキー・チェンはリアルタイムで見たのですが、「蛇拳」とかのアクションはとてもたるかったのですがなんでなんでしょうか?ブルース・リーは「一撃必殺」ですが、ジャッキー・チェンはチャンバラだった。

古い映画が多いというのは質問の主旨からして当然そうなると思います。

あと、「アメリカン・ニュー・シネマ」ってのも画期的だったと思うのですが、「俺たちに明日はない」でしょうか「イージー・ライダー」でしょうか?。

お礼日時:2003/01/08 15:49

「12人の優しい日本人」



コレは、『12人の怒れる男』のパロディーですよね。
ヘンリーフォンダ主演のアメリカ映画だたと思います。
個人的には『怒れる男』のファンだったので、ぱろでぃーのほうは興醒めしてしまいました、、、、


すいません、余計なことだったかもしれませんね
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「12人の怒れる男」は舞台からの映画化だったと記憶しています。ワンルーム劇とう発想はだからこそ出たんでしょうかね。「~日本人」も舞台だったのでしょうかね?「日本人」の方は実はあまり覚えていないのですが、ガンガン意見をぶつけあう元ネタに対して「いや、私は別に」みたいな譲り合う日本人というひねりのパロディだったでしょうか?
あ、突如思い出しましたが、「家族ゲーム」ってのも僕は驚いたんですよね。台詞があんなに小さな「つぶやき」でもありなんだと。これは画期的だと。で、台詞がとても小さいのでマンションのドアの音が今度は「爆音」のように聞こえたり。まあ、それ以前の映画にもそんなつぶやきの台詞はあったのかもしれませんが、私はあれが初めてだったのであくまで個人的経験と言う事で。「前にもそんなのあったぞー」というのがあればまたぜひ教えてくださいね。

お礼日時:2003/01/07 22:38

えーと、私が思い浮かぶのは、「CUBE」と「12人の優しい日本人」です。


CUBEは、非常に低予算ながらそれを感じさせず、予算の低さを逆手に取ったような映画だと思いました。また、エンディングを迎えた後も、何かを考えさせるような余韻が残りました。

12人の~も、同じ感じですが、日本映画で陪審員を扱っているところと、
ほとんど場面が変わらないにもかかわらず、内容的には2転3転し、あきさせない展開です。

どちらも、「こういう映画の作り方もあるんだなー。」と感心させられました。
よかったら見てみてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
あー確かに「CUBE」は凄いですよね。一辺10mぐらいの立方体一個作っただけですもんね。その内側が映ってる背景の全て。究極ですよね。照明とか変えて別の部屋に見せている。映画は首ちょんぱとか出てきてとても怖かった。
「12人~」も確かに画期的です。僕は「12人の怒れる男」とビデオで続けて見て「味比べ」をした事があります。それで思い出しましたがヒッチコックの「ロープ」も一つの部屋でしかもカットなし。2時間の映画で映画の中の時間も2時間。見てる方はあたかも2時間カットなしに見える。実際にはカメラがパンした時に柱を横切ったりした時にカットして又柱から撮りだすというような事をしてたそうですね。

お礼日時:2003/01/07 22:24

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