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下のような2つの回路を使い、電圧降下法にて抵抗を測定するとします。

(1)
 _電流計_____
|     |   |
|     |   |
電     電   抵
源     圧   抗
|     計   |
|_____|___|
 
(2)

 _____電流計_
|   |     |
|   |     |
電   電     抵
源   圧     抗
|   計     |
|___|_____|

(1)の回路では低抵抗の測定の方が精度がよく、(2)の回路では高抵抗の測定の方が精度がよいと聞きました。それはなぜですか?できるだけ具体的に答えていただけると嬉しいです。

A 回答 (2件)

1の電流計に流れる電流値は抵抗Rを流れる電流Iと電圧計を流れる電流IvのI+Ivとなる。

電圧計はIRを指示するので
計算による抵抗rは
r=IR/(I+Iv)=R/(1+Iv/I)となる・・・(1)
2の場合は同様に
r=I(R+Ri)/I=R+Riとなる。・・・・・・・・(2)
     (Riは電流計の内部抵抗)
(1)式でI>>Ivなら即ち低抵抗ならr≒R
(2)式でR>>Riなら即ち高抵抗ならr≒R
となります。
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はじめまして



電圧計にも電流計にも「抵抗」が存在していることを忘れないでください。
説明は以下のサイトが参考になるともいます。
http://www.ee.fukui-nct.ac.jp/~yoneda/text/Exper …


実際の測定においては、電圧計の方は、デジタルテスタ(抵抗値が大きいので)ならばそんなに問題は出ませんが、指針式(抵抗値が小さいので)では場合によっては電圧計の抵抗が影響します。


学生の頃の実験で、手作り電池の起電力を測定したところ、指針式の電圧計と、デジタルテスタとでは全く別の値を示すことがありました(指針式の方が小さな値になります)。
これは電池の「内部抵抗」と電圧計(指針式・デジタルテスタ)の内部抵抗の大きさの差によって起こるのですが、「測定方法」の選び方の重要性を身にしみて感じた実験でした。
余談ですが、「電池チェッカー」はこの現象を逆にうまく利用しています。
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