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こんにちは。いつもお世話になっています。
私は今大学生で、専攻ではないのですが第2ヶ国語で中国語を勉強していた関係もあって、日中台の関係にとても興味を持っています。
中国はまだ行ったことがないのですが、台湾はこないだ行ってきまして、短い滞在でしたが世間で言われている「台湾は親日」ということを肌で感じられました。
しかし、いくら親日だと言っても日本嫌いな方はきっとおられると思います。そこで台湾版のyahoo知恵袋などで日本や日本人に関しての質問を検索してみました。質問内容は反日についてや歴史関係など、わざと日本人にとって不利となるようなものにしました。
中でも一番目を引いたのが「南京大虐殺は本当ですか?」という記事がたくさん出てきたことです。日本のQ&Aサイトでもこの質問は多くあがっていますが、大抵は捏造疑惑という回答が返ってきています。しかし、台湾では本当だ、という回答が多く、またそのほかの日本に不利であろう歴史問題も、質問者は「嘘なのでは?」と思っている質問も、最終的な最良回答は「真実」で締め切られています。
中にはもちろん中国の歴史教育を批判するような回答もありますが、大抵は中国よりの発言が最良回答です。インターネット上での発言は個人の自由ですし、情報を作用するようなことはないと思いますが、こう揃いも揃って中国よりなのもおかしいような気がします。少しぐらい日本の肩を持つような最良回答があってもいいんじゃないかと・・・。
台湾の若者には日本好きの人が多いと言われていますが、彼らはちゃんと今の日本と過去の日本を切り離して考えてくれているのでしょうか?
日本の周辺は歴史問題の関係で激しく日本を嫌っている国々がありますが、どうか台湾にはそうなってほしくないです。台湾の、特に若者たちは私たちの歴史についてどう思っているのでしょうか?

A 回答 (8件)

「親日国なのに、日本人が疑う歴史事件を真実だと思っている」


このことは、日本人の立場だけでみれば、不思議かもしれません。
しかし、台湾人の立場に立ってみましょう。学校で習ったことが嘘だと疑う人は少ないですよね。ただ、南京で何があろうが、台湾(自分)には関係ない。あるいは昔のことだと軽く受け流しているのではないでしょうか?

また、台湾でも中国国民党と一緒に来た外省人がいます。その多くは国民党軍の兵士であり、一部は政府の役人や党官僚などとしてきた人たちです。その人たちは、人口的には少数派ですが、政治的な弱者になりたくないので、むきになる人もいます。
ただ、南京大虐殺の犠牲者数については、中国側が勝手にどんどん増やしています。つまり、台湾で同じことを聞くと、中国よりは少ない数字が返ってくるはずです。

国民党の時代に、間違った歴史を学校で教えていたという認識は、台湾でもあります。問題は、どこからどこまでが嘘なのか、真実なのか分からないことです。台湾人にとっては、まず自分たちの歴史について真実を知ることが先ではないでしょうか?だとすれば、南京はどうでも良いという人が多数となります。一方で、積極的に発言する人は、外省人や中国的歴史間が強い人が多いのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

>学校で習ったことが嘘だと疑う人は少ないですよね。
これは日本の歴史の授業でもそうだと思います。私は特に歴史に興味があるだとか、歴史が大好きだ、という生徒ではなかったので、学校で勉強したことは正しいと思っていました。歴史なんて過去に起こったことで動かしようがないですし。
でも高校、大学になってアジアの友人と知り合うにつれて、日本を含めたアジア世界に興味を持つようになって、反日の事実や、歴史捏造、その他日本に関係のある東アジアの問題に注目するようになったのです。だから、台湾人の中にも大人になってから、歴史事実を疑う人はいるのではないかと思います。
台湾とはいえ、中国なのでやはり歴史と真っ直ぐ付き合える環境にないのかもしれませんね。たとえば、ナスカの地上絵や、徳川埋蔵金など、人がワクワクする歴史の真偽なら考えるのも楽しいですが、こういった暗い歴史の真偽は嫌ですね・・・。
中国から独立してほしいとは言えませんが、台湾は私たちの認識するような場所であり続けてほしいと思いました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/20 15:26

>自分たちにとって良い歴史でも悪い歴史でも、自分たちの先祖が


>必死に生きた証であり、その真実を嘘に変えてしまう
>のは悪いことだ、という考えはないのでしょうか。

個々の人の意識は別として、国民性や総論からいうと、韓国も中国もありません。
犯罪者や過ちをおかしたものは永遠に犯罪者であり、責められる対象です。
だから墓の爆破が墓の掘り起こしが中国でも韓国でもあります。

秦檜(昔の中国人)や金玉均(朝鮮人)という人物をgoogleやgoogleの画像検索で調べてみてください。
100~数百年前の人なのに、さらしものにされ、いまでもつばを吐きかけられたりしています。

また朝鮮は21世紀につくった法律で、100年前の親日派を裁いたり、その親族の財産を没収しています。それだけ、過去のある過ちを許せないのです。
自分たちの今の思想、概念、感情が大切なのです。
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この回答へのお礼

またまたアドバイスありがとうございます。
回答者様のご意見を聞いて韓国の「魔王」というドラマを思い出しました。
過去に弟を殺された弁護士が、その時の殺害者で無実になった刑事を復習するという内容のドラマですが、日本の視聴者はその弁護士にも刑事にも同情するそうですが、韓国はもっぱら弁護士側を擁護する視聴者が多いそうです。悪い奴はいつまでたっても許さない、という考えなのでしょうか。
同じアジアなのにこうも思想が違うものかと関心します。

お礼日時:2008/10/21 15:43

>情報を作用するようなことはないと



操作のことでしょうか。
でしたら、操作集団は中国も韓国も沢山います。海外サイトにかぎらず、日本のサイトにもときどき簡体字で書き込みにきている人もいます。
アメリカなど欧米に移住した中国人の、英語QAサイトで彼らが行う日本と歴史における日本の行為の非難は、証拠もつけずすさまじいものがあります。まあDataが大切なのではなく、彼らの主張を通すことが目的であり、また世界の認識をその方向にもっていきたいのでしょう。
そのくせ中国国内におこった中国人による事件や歴史的虐殺は、内政問題と位置づけます。

韓国でもVANKという団体が、ネット上の情報を操作・改変したり、日本海の名称を東海として認めさせようとするなど、「活動」の域にまで達しています。俳優など有名人もこの団体に資金提供をするなどの行為を割とオープンに行い団体側もそれを隠しませんので、当然の権利であり活動と思っているのでしょう。
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この回答へのお礼

ああああ、、すみません!「操作」ですね。ごめんなさい。
そんな操作集団というのが存在するんですね。今まで歴史は過去の話でちゃんと事実や証拠があるから絶対に変えられないと思っていました。以前何かの番組で、日本軍が行った残酷なことの記事や写真は合成であったり、細工されているという興味深い特集をやっていました。技術が高度になると歴史捏造や情報操作もどんどん高度になっていくのでしょうかね。自分たちにとって良い歴史でも悪い歴史でも、自分たちの先祖が必死に生きた証であり、その真実を嘘に変えてしまうのは悪いことだ、という考えはないのでしょうか。なんだか質問の趣旨と違ってきてしまいました。すみません。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/10/20 15:53

訂正しておきます。

中華民国の首都は、何度も変わっています。
1912年に孫文が建国した時は、北京でした。
1928年に蒋介石が南京に遷都しました。
日中戦争や国共内戦の間は、重慶や広州などを転々としました。
「首都を守る」ではなく、「政府のあるところが首都」という感覚だったのでしょうね。

ちなみに、哈日族や日本語を話すお年寄りがいるからといって、その国の人が全員「親日」とは限りません。
また、反日行動が度々報道されているからといって、その国の人が全員「反日」とも限りません。
1国の何百万,何千万,何億の人を、白か黒かの一色に分けないでくださいね。
シンガポールやマレーシアの人は、大東亜戦争で日本軍に被害を受けましたが、植民地宗主国のイギリスとも、国内の他民族とも、この地域に影響力を伸ばそうとする現代中国とも、戦争や競争を続けているのですから、全国民や全世代が同じ歴史認識のワケがありません。

実際、中国にも哈日族は居ます。
麻生首相は外相時代に、「重慶のサッカー競技場で反日デモが起きた同じ日に、上海では谷村新司のコンサートが開かれて大盛況だった」と繰り返し語っています。
1980年代、まだ韓国だけでなく台湾でも公共のTV放送で日本語が禁止されていた頃、中国ではCMでタレントが日本語を話していました。

失礼ながら、台湾を「全員が親日」と信じ込み、南京虐殺肯定の記事を見たら「やっぱり反日か」と不安に陥る心理は、極端すぎます。
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この回答へのお礼

>>ちなみに、哈日族や日本語を話すお年寄りがいるからといって、その国の人が全員「親日」とは限りません。

はい、それはNo.3の回答者様に対してのお礼で書いたように、重々承知です。旅行中は万が一を考えて、話しかけるときや物を買うときは必ず中国語にしました。日本語に対して不快を感じる人も少なからずいるだろうと思ったので。
日本にだって、韓国や中国が好きな人もいれば嫌いな人がいますので、その辺はちゃんと理解していますし、世の中にはいろんな人がいると考えています。ただ一般的な現代の若者の動向を知りたかったのです。たとえば日本だと韓流スターは年配の方々には人気がありますが、若者にはイマイチ浸透していませんよね。私はそういうことを知りたくて質問しました。

お礼日時:2008/10/20 15:46

まず、孫文が建国した「中華民国」の首都が、北京ではなく南京だったことを、お忘れなく。

南京は、地方都市ではなかったのです。むしろ、北京が「北平」と改名されていました。
南京攻防戦,陥落,虐殺は、その時代に起きたものです。

蒋介石政権が台湾に移転しても、台北は「臨時首都」であり、南京が名目上の首都であり続けました。
また、国共内戦で敗れた兵士や公務員や、共産主義を嫌う商工業者が、台湾に多く流入しました。この人たちが、「外省人」と呼ばれる人々です。
外省人というと支配的立場にあったと思っている人も多いようですが、下級兵士や中小商工業者のように、弱い立場の人も多かったのです。そして、これらの人の中には、南京大虐殺や、大陸のその他の地域での日本軍との戦闘の目撃者や被害者が多くいます。

私の直接の知り合いで、台湾生まれですが、親が中国の「徐州」の近くの「台児荘」という激戦地の出身の人がいました。この村の男性は、全員が国民党の為に戦いましたが、日中戦争が終わるとそのまま全員が共産党軍と戦い、結果的に全員が台湾に渡って、村は「離散家族村」になってしまいました。
なお、その村での戦いの司令官は、東京裁判で絞首刑になった一人の「板垣征四郎」です。

こういう歴史もあります。今後くわしく調べてください。
こういう話は、きっと台湾の若い人に伝わっているでしょうから。
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この回答へのお礼

なるほど、外省人の中にも、中国大陸の考え方が嫌で台湾に渡ってきた人々もいるのですね。だから台湾にいるお年寄りの中には統治時代を懐かしむ人もいれば、反日の人もいるわけですか。悲惨な光景を直接見た人にしか分からない憎しみや苦しみを知っている人達もいるんですよね。そういう人を祖父母に持つ若者だと、日本をよく思っていない可能性もありえますね。
しかし、台湾のドラマを見ているとたまにいきなり日本語が出てきます。「イラッシャイマセ~」とか「サヨナラー」とか。あぁ言うのをよく思ってない人も実際いるのかも知れませんね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/20 15:40

netにでてくる答えはサイレンとマジョリティーは反映されません。


それから、日韓ほどパソコンが普及している国はありませんので、その点も一般世論から離れがちです。

あとはすでに出ていますが、台湾人のうちのごく一部である外省人は、対六で日本と戦った歴史を持つ人たちです。この人たちが台湾で長年支配層として君臨しました。
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この回答へのお礼

そうなんですか。ネットではよく台湾のドラマの動画があったりするので、台湾でもネット普及率は高いものだと思っていました。
アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/10/20 15:34

台湾つまり「中華民国」の現状としては、国として外交のできる国は


限られています(日本政府も国とは認めていません)、しかし大陸中国といざこざが始まった場合は味方になる国を作っておきたいので一番ちかい先進国で共産国以外でアメリカの同盟国である日本に嫌われないようにしているのでしょうし、日本も台湾が大陸中国に支配されると困るので持ちつ持たれつつの関係で例の三カ国のように国を上げて反日思想を教えることはしていないのでしょう
 しかし個人はいろいろ考えもあるので全部がそうとも限らないし現状での国の方針なので日本は台湾は親日でいい国と完全に思い込むのは平和ボケかもしれませんよ
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この回答へのお礼

そうですね、私も台湾のすべての人々が親日的とは思っていません。今回の旅行でも一応反日の人もいる、と考えて会話もなるべく中国語にしましたし、日本人と分からないようスタスタ歩くよう心がけました(香港人とよく間違われました)。しかし拍子抜けしたというか、そんな警戒心もよそに街中には日本の雑誌、CDなどたくさんの日本商品があって驚きました。
台湾も周りの大国に挟まれ、試行錯誤を重ねながら頑張っているのですね。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/10/20 15:32

ご質問への直接の回答ではありませんが…



>大抵は中国よりの発言が最良回答です。

これはある意味当然だと思います。
昭和20年まで日本が戦ってきたのは、蒋介石率いる中華民国です。
その後継政府が現在の台湾を支配しています。
蒋介石が共産党に追われて台湾に逃れた、その後継政府が現在の台湾政府というのはご存知ですよね。
ですから、当然、1931年から45年まで自国の敵であった日本は当時いいことをした、などという教育を行うとは思えません。
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この回答へのお礼

早速お返事ありがとうございます。
なるほど・・・たしかにそうですね。台湾は一応中国ですし、そのような教育をすることは当たり前ですね。
それでも哈日族がいたり、今もなお綺麗な日本語を話してくれるご老人方・・・。
なんだか嫌われているのか好かれているのか分からないですね(笑)

お礼日時:2008/10/16 18:32

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