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皆様の好きな日本の古典文学とその理由を教えてください。

私は「竹取物語」ですが、「竹取物語」は今から1000年も前にこんなSFみたいな話があったんだという感激を覚えるからです。
当時の風俗が分かるという意味で「東海道中膝栗毛」もよく読んでいます。

A 回答 (3件)

>「竹取物語」は今から1000年も前にこんなSFみたいな話があったんだという感激を覚えるからです。



確かに、かぐや姫も彼女を迎えに来た月よりの使者(天人)にしても、間違いなくUFOに乗ってやってきた宇宙人にほかなりませんからね。

で、私が一等愛読してきたのは伊勢物語、古今集、大鏡で、中でも伊勢物語が名作中の名作であり、日本文学の基本構造を最も洗練させた形で純粋結晶化されていると思っています。
日本語が「自立語(名詞、用言等)+付属語(助詞、助動詞等)」から成り立っているとすれば、日本文学の原型は「和歌+散文(詞書)」という基本構造を持っているのではないでしょうか。

それを典型的な形で体現しているのが伊勢物語だと思いますし、その後の日記文学、物語文学にせよ、本当の主人公は実は《和歌》そのものであると言えるような気がしてなりません。
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この回答へのお礼

「伊勢物語」ですか--。あまり僕は関心は無いですが, 歌物語の名作ですね。
「大鏡」を名作にあげる人は僕の周りにもいます。歴史研究にも使えるからかなあ?

お礼日時:2008/10/21 20:51

井原西鶴 


「日本永代蔵」「世間胸算用」おもしろいですよ。元禄時代のものですが、なんら今のご時勢と変わりないような面白さです。
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この回答へのお礼

最初の回答者の方も彼の「好色一代男」をあげていましたね。
江戸時代の古典は好きですけど滑稽本や人情本を読んでいて、浮世草子には目を向けていませんでしたが、今度読んでみます。

お礼日時:2008/10/23 19:44

「好色一代男」井原西鶴


郭話とか世間一般の流行とか、当時の風俗・慣習が知れるのも勿論ですが
とにかくウィットにとんでいて好きです。
伊勢物語のパロディーがあったり、
最後、主人公が女護島探しに出向した日が出版日と同じだったり。
とても江戸時代に書かれたとは思えません。
ギャグとして読みました。

あと原本読んではいませんがこれを読んで「徒然草」も面白いと思いました。
http://waranote.blog76.fc2.com/blog-entry-1181.h …
(2ちゃんねる系なので嫌いなら見ないでください)
徒然草ってネラーの傲慢さ・ぼやきと妙にあっていると思いました。
今で言う識者のエッセイってかんじで面白いです。
どこか俗物的なのもイイですね。
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この回答へのお礼

「徒然草」も面白いですね。
今読んでみても(同感だ。)と思う章が多いですね。

「好色一代男」は面白いですか?
読んだ事がないのですが今度買って読んでみます。

お礼日時:2008/10/20 20:41

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