プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして、ギターをやっていて、そろそろ作曲をしてみたいなと思っているものです。
ですが、作曲をする前に自分の好きなアーティストの曲を分析して理解を深めてからのほうが、自分の作りたいと思う曲を作る近道だと思い、曲分析をしてみたいと思いました。

なのでamazonで曲分析の仕方を勉強できるような本は出てないかと思い探したのですが、クラシックのための本ばかりしかありませんでした。
なにかポピュラー音楽の曲分析の仕方を勉強できるようなものはありませんか?

ちなみに分析したいって思ってるアーティストはoasisやweezerなどです。
あと、曲分析だとおおまかすぎると思うんで、とりあえずコード進行の分析ということでお願いします。

A 回答 (6件)

クラシックの理論書でも十分です。


特に必要なのは「和声」というところです。
むしろクラシック向けの方が簡潔に説明してあり、良いかもしれません。
ポピュラーの本ならこれが良いと思いました。
「ポピュラー音楽理論」
http://www.bk1.jp/product/02510930

しかし、ポピュラーをやる場合は、あまり理論に力を入れる必要はないです。
好きな曲を沢山弾いて、色々なコード進行に慣れてきたところで、音楽理論の「和声」の中の「転調」まで読むと良いでしょう。
すると、自分の弾ける曲が、大体どういう和声構成で作られているか分かるようになります。
そういうことをやって、和音の変化とそのクセをつかむようにしてください。
作曲者特有のクセがあったりして面白いです。

そうして和音に慣れていくうちに、聴いただけでも、「この部分はこのコードだな」とか「ここは変な音だな」とか分かるようになってきます。

で、同時に、ギターの指も慣らしてください。自然に色々なコードが弾ける様にしてください。
そうなると、作曲です。

まず、思いついたメロディに自分なりにコードをつけて見るのです。
きっと、何らかのコードが出てくるはずです。
それで、最初はきっと、単純でつまらない進行になるでしょう。
そこでまた「和声」を読み直したり、色々な作曲者のものを聞いたり弾いたりして良い技術(「転調」の技術など)を盗んでください。
例:サイモン&ガーファンクルのメロディにバッハ和声を無理やりつけてみる、など。

あと、なるべく妥協せず、苦しんでも時間がかかっても、自分の個性の出た曲を作ってください。
コードに慣れてくると誰でも、簡単な作曲は出来るようになります。
しかし大体は、ありきたりなコード進行に、そのコード内に含まれる基本的な和音から選ばれた、ありきたりなメロディを乗せがちです。そこで、いい気ならないで、もう一つ先を目指してください。

ポップソングを作り、ライブを盛んに行いアマチュアですが収入も得ていた自分の経験から書きました。

最後に。
とくにポピュラーの作曲は、これという理論がありません。ずばり、まともな教則本がでていませんし、教えてくれる人もいません。
僕は音楽を作るための、思いつくありとあらゆる方法を試し、またそれが全て有効でした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
こんなに詳しく書いていただいてすごく参考になりました。
僕が悩んでた作曲にいくまでのプロセスがすごい納得いく形で手に入ったので嬉しいです!

それで_nire_さんは「クラシック向けの方が簡潔に説明してあり、良い」といってくれたのですが、「ポピュラー音楽理論」という本も紹介してくれました。
そうなってくると、どっちがいいのか迷ってしまいます。汗

初めて勉強するならどっちがいいんでしょうか?

お礼日時:2008/10/21 17:09

すでに意見が出されているので少々気が引けますがご紹介したい本があります。



「音楽の正体」渡邊健一著、株式会社ヤマハミュージックメディア

あらすじ紹介サイト
http://www12.plala.or.jp/afterix/Skptv/Ongaku.html

著者の本業は放送作家です。さまざまなジャンル(クラシックからポピュラーまで)を題材に、理論書にありがちな口調ではなく親しみやすい文体で分析しています。では理論は軽視しているかというと理論も「どうしても避けて通れない音楽理論」という形で必要なところはちゃんと説明しています。

内容は和声に関することが多めですが、メロディやリズムにも触れています。この本の特徴は従来の理論書では軽視されがちな「感じ」というものをたとえを使って分かりやすくしているところです。

この辺はさすが放送作家というところですが、これを「ふざけている」とか「内容が不充分では?」とか思われるかもしれません。確かに感情を表す言葉が多用されていて固い感じはありません。

しかし無味乾燥な理論だけで曲を分析してもそれを自分のものにして生かせるかどうかは疑問です。「どう感じるか」は避けて通れないところであり、しかも理論書ではそのことに触れていないことが多いのです。これは一つには感じ方は微妙に個人差があるので書きにくいこと、感じ方を書こうとすると感情の言葉を使うことになり何となく低く見えることなどが考えられます(ですから「音楽の正体」の記述に100%従う必要はありません。自分はそうは思わないと思ってもいいのです。ただそこには何らかの「感じ」があることが分かればいいでしょう)。

自分で曲を分析する場合、ただ単にコードを拾い出していくだけでは意味がありません。「この曲の一番感じる部分はどういうメロディとコードでできているのか」一言でいえばこれです。

いざ分析しようというときだけでなく、普段からもコードに敏感になってください。そうすると「おっ!」と思ったり「うげ!」と感じることがあるようになるでしょう。

自分はこの本を使って勉強したわけではありません。理論らしいことも勉強したことはありませんが、分析できるようになるまでかなりの時間を要しました。「作曲入門」のようなものを読んだことはありますがすでに自分にとっては当たり前のことしか書いてなく、高度な理論書になるとオーケストラ曲でも書かない限り必要なさそうなことが書いてあったり。

ですから「音楽の正体」は自分にとって新しい発見があったわけではありませんが、切り口には斬新なものを感じました。

正直なところ、この本だけでは複雑なコード進行までカバーしきれません。題材として比較的「分かりやすい曲」を選んでいるせいもあります(それでも口語口調でイラスト多用の本としてはかなり高度なところまで踏み込んでいます)。更に深いところはコード理論の本を求めればいいでしょう。

コード進行というのは、あるコードから次のコードへ移ることですがこの「移るとき」にポイントがあります。ただ並んでいるとしか「感じることができない」ならそれは応用もできません。

例えば C コードがあるとして、次に続くコードは数限りなくあります。更にその次、また C に戻ってくるのもたくさんの手があります。こうなると無限の可能性があり、またそれぞれ「感じ」も違います。
しかし実はここで#1で書かれている「3つの進行」の出番です。ほとんどの曲は小さい範囲で分析するとこの3つに落ち着くのです。わざと難解にしているような曲は別として、多くの人が心地よく感じるコード進行はこの3つに集約されます。

始めは信じられないかもしれませんが、結局いろいろな仕掛けをして複雑に見せかけているということが分かってきます。それだけにこの3つが重要で基礎と言われるのです。それを無視すると斬新ではなく「分かってない」となります。分かる人には分かるのです。

いろいろ書いて長くなりましたが、「感じ」を無視してコードは扱えないということは覚えていてください。またポピュラー音楽は「心地よい掟破り」の積み重ねでもあります。その掟破りは今では定番の手法になったものが多くありますが、どこでどのように掟破りをするかは理論化することはほとんど不可能です(だから本では触れにくいのです)。これは経験から得るしかありません。

まずは本に載っている(「音楽の正体」とは限りません)いろいろな実例を鳴らしてみて自分なりの「感じ」を覚えてください。そうすると曲を聴いたときに「あれだ!」と分かったり「?初めて聞くぞ」と興味がわくようになります。こうなればしめたもの、次々に吸収していくだけです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

新しい本の紹介ですね、ありがとうございます。
「感じ」。たしかに音楽にとってそれはとても大事なことに思います。
それを分かりやすく書いてくれているとなるとすごく興味がわいてきますね。

しっかりした理論書で勉強しつつこの本も読んでみたいと思います。

ありがとうございました^^

お礼日時:2008/10/22 18:22

_nire_です。


結局「音楽理論」は、どの本でもいいです。
sakura5678 の紹介されているサイトでもいいと思います。

書いてあることは皆同じで、音階から、和音の積み方、そして最終的に和声進行の意味が分かればいいんです。
実は僕の持ってる理論書らしいものは、「音楽の基礎 (岩波新書) 」だけです。
http://www.amazon.co.jp/音楽の基礎-岩波新書-芥川-也寸志/dp/4004140579
これは、超簡潔に書かれています。でも、いきなりこれで作曲はできません。(簡潔すぎる)

僕はよく本屋や図書館で理論書や楽譜を立ち読みしましたね。
で気になる箇所を自分なりに整理してって、それで結局上記の岩波新書です。古本屋で150円だったかな。

「ポピュラー音楽理論」は、これも立ち読みしたときに、必要なことが全部書いてあるし、わりと分かりやすいので良いなと思いました。

音楽理論の理解も、作曲も、実際本気でやると非常に苦しいですよ。
でもぜひがんばってもらいたいです!
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この回答へのお礼

どれでも大丈夫なんですね。
それなら_nire_さんがわざわざ紹介したくれた「ポピュラー音楽理論」で勉強してみたいと思います。

やっぱ本気で勉強しようと思ったら大変ですよね。
でももっと音楽の理解深めていきたいと思ってるんで頑張ります!
ありがとうございました^^

お礼日時:2008/10/22 18:15

http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/sak/index.htm
やる気になったようなので。。。参考サイトです。

ホントにその3つだけで曲の分析できるのでしょうか?
その進行でないコード進行はたくさんある気がするのですが・・・。
■もう少し、解説すると、それは
・「補助和音」。「代理和音」。「調性の違い(転調)」。「借用和音」。「3和音・4和音」の違い(付加音・テンション)。。。などなどの応用されているからです。

そうなってくると、どっちがいいのか迷ってしまいます。汗
■どっちでもいいです。。。^^
5年・10年。。。理解するのにかかります。
また、参考書も5冊。10冊必要なので。。。

では、がんばってね。(^^;
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この回答へのお礼

サイト少し見させてもらいましたが、よさそうな感じがします!
課題にしてやらせてもらえるっていうのがいいですね。

なるほど、応用技があるからややこしくなってるのだけであって、じつはあの3つだけでできるのですね。
ではその応用を勉強していくって感じですね。

5年・10年かかりますか。汗
でも頑張りますね!
ありがとうございました^^

お礼日時:2008/10/22 18:10

ホントにその3つだけで曲の分析できるのでしょうか?


その進行でないコード進行はたくさんある気がするのですが・・・。
■「気がする」。。。だけですよ。爆!

重ねて質問になってしまうのですが、ポピュラーもクラシックも同じでなのであれば、クラシックの音楽理論を勉強すればポピュラー音楽も理解できるようになるのでしょうか?
■できますよ。
---------------------------------
要するにこういうことです。。。
・「男」と「女」の違いはなんですか?
たしか、DNA的には、ほとんど同じだったと思います。

要するに、男も女も同じなんですよ。ほとんど。。。
クラシックもポピュラーも、ほとんど同じ音楽なんですよ。

ただ、ほんの一部が違うので、クラシックもポピュラーもあるだけの話です。 なので、%は例え話ではありますが、
クラシックもポピュラーも、例えば90%は、同じ。。。とゆうことです。 ですので、クラシック理論を学んで、プラス、ポピュラーとの違う部分を学べはいいんです。

なので、クラシックとポピュラーと、まったく別べつの理論があるわけではないんですよ。

私も、クラシック理論。ポピュラー理論。JAZZ理論。勉強してますが、そういうことですよ。
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この回答へのお礼

ではまだ僕の知識がないため理解できてないという感じですよね。汗

そしてクラシックもポピュラーも90%は同じですか!!
ならクラシックの理論で勉強しても分析は出来そうですね。

参考になりました、ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/21 17:02

I-IV-I


I-V-I
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ポピュラーもクラシックも音楽理論。
音楽の機能は同じですよ。。。なので、これだけでよろしいかと。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ホントにその3つだけで曲の分析できるのでしょうか?
その進行でないコード進行はたくさんある気がするのですが・・・。

重ねて質問になってしまうのですが、ポピュラーもクラシックも同じでなのであれば、クラシックの音楽理論を勉強すればポピュラー音楽も理解できるようになるのでしょうか?

お礼日時:2008/10/21 12:17

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