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素人の私には太平洋戦争だったと思うのですが、歴史の連鎖を考えると黒船まで行ってしまうのかとも思います。さらに鎖国かとも思いますし、だんだんわからなくなってきます。いろいろな考え方があると思いますがご教示頂ければ幸いです。

A 回答 (14件中1~10件)

ダントツで太平洋戦争でしょう。



質問者さんは「歴史の連鎖」と言っていますが、黒船の時代と太平洋戦争の時代ははっきりとした別の時代です。
明治維新以降、近代化を進めて大正デモクラシーとして花開いた日本の文明開化は、
昭和の軍事専制政権のせいでめちゃくちゃになりました。
大正デモクラシーと、昭和の専制国家との間では、「同じ国か?」と疑ってしまうくらいに違いがあります。

そのあたりの時代の日本で確実に失敗と言えることは、
張作霖爆殺事件の犯人、河本大作の処分をあいまいにしたこと
国際連盟の議決に逆ギレして、国際連盟を脱退したこと
日中戦争をやめるせっかくのチャンスのトラウマン和平工作を蹴った事
天津の英仏の共同租界を封鎖したこと
ナチスドイツ・ファシストイタリアと三国同盟を結んだこと
蘭印との石油貿易交渉をわがまま言って蹴った事

等々ありますが、何と言ってもアメリカとの交渉を蹴って真珠湾攻撃したことでしょうね。

また、下の方にさも太平洋戦争はアメリカの方に原因があるかのような言い方をした投稿がありますが、
これだけ(まだありますが)日本がアホなことやっているのに、「石油をよこさないから」という勝手な理由でアメリカを攻撃しておいて、
「アメリカに原因がある」とか、黒船から太平洋戦争まで一直線とかのようないい草は、正当なものではないでしょう。
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この回答へのお礼

いわゆる軍国化というものがそれ以前の時代との関連なしで生じることはなかったと思いますが、御懇切なご説明をありがとうございました。

お礼日時:2008/10/26 19:01

コンピューターOS『BTRON』を米国の圧力で開発中止にしたこと。



 現在の携帯電話や白家電のOS部分はTRONがベースになっていると言われています。パソコン用OSとして開発が進められたBTRONの標準化を恐れた米国は貿易障壁の一つに取り上げ、このプロジェクトを潰した経緯があります。

 私は黒船による開国や大東亜戦争は失敗でも何でもないと思ってます。

 黒船による開国は、日本が屈したように思われがちですが、あの時に他の選択肢はあるのでしょうか?日本は二度、アメリカの要求を断っており、3回目の交渉がペリーです。米国との国交を樹立しない理由はありません。逆に世界政治は混乱期に突入しており(ドイツ連邦の崩壊、フランス革命、イタリア統一戦争、オーストリア動乱、ロシア民主化革命、米国南北戦争)、この混乱期に各国と外交関係を樹立して近代化の波に乗れた(欧米各国と安定期が一緒)から今の日本があるのではないでしょうか?中韓はそれに乗り遅れたのです。

 大東亜戦争もそうです。あの時期は現代とは比べ物にならない経済不況で、且つブロック経済によって日本は行き詰っていたのです。ブロック経済で行き詰ったのは日本だけでなく、米国も同様です。米国では1920年代末には日中が軍事衝突を起こすことは予見(マクマリ報告)されていましたし、米国政府は日本との戦争を望んでいました(国民と議会は戦争に反対)。その結果が大東亜戦争です。よくハルノートを受け入れればという意見がありますが、そんなものを受け入れたら日本の食糧供給が追いつかなくなり、中国との戦争と満洲開拓で何とか食いつないでいた中小企業はほとんどが破綻してしまいます。こうなると戦争で負けるどころか国が破綻してしまいます。
 あの戦争で何を失ったのですか。台湾と朝鮮半島?そんなにあそこの統治権が欲しいのですか?私は要りません。300万の国民ですか?戦争しなければ300万人が餓死します。戦争で殺されたのであれば被害者は国家指導者(近衛・東條)を恨みます。ですが、餓死で死んだとなると何もしてくれなかった国家元首(天皇陛下)を恨むのです。
 一方であの戦争で何を得たのかです。日本は自ら戦争を中止せず、米国を中心とした国々による講和申し入れに応じて戦争を止めたのです。その結果、東南アジアは日本の支配下のまま終戦となり、最終的には日本に有利な東南アジアの自主独立となったのです。インドも英国の支配下から逃れることに成功しています。あの戦争で日本は東南アジア貿易権とインド貿易権を獲得したのです。あの戦争は戦いには負けたが日本が勝利したのです。
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この回答へのお礼

それにしても戦争なしでは発展も不可能ということでしょうか。ゆっくり熟読させていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/26 19:04

 GHQと国民との間に天皇陛下のみ座をおいてしまったこと。

国体は維持されたということであろうが、形骸化してしまった。
 そういうことにより、第二次大戦とかいう、わが国にとっては大東亜戦争勃発の経緯と本質が曖昧になり、占領支配下の自分たちの意識が行方不明になってしまった。
 間接支配でなければ、どちらが困るか。それは統治担当の保守系政治かも困るだろうが、占領軍が一番困ったろう。素直に協力しすぎてしまった。国民もそれで生活はスムースな移行であったかも知れないが、結局、骨が失われ、自己性が奪回できないで今も混迷している。
 いつも人間の歴史は自己性が確固としないで混迷してきてはいるのではあるが、今回はこの介在天皇制により失われた面も多い。そういう占領支配に対する態度によって、ということですが。

 幕末三舟(勝さん、山岡てっあん)の苦労で、せごどん(西郷さん)との話ができて、お江戸が一部を除いて戦場にならなかったのは、新政府となる、前身の集団がお江戸と幕府の機構無くしては江戸も全国も統治できなかったから、もあって、せごどんは了解し、宮さんもオーケーだったのでしょう。
 これも、問題が多い。頭に乗った薩長土肥にもっと意地悪くしてもいいはずであるのに、人がよくて、争いを好まないで、折れていってしまった。
 意識と文化の維持と継続、自分性はやはりしぶとく守りたいものです。
 江戸の心意気が、粋、美学、倫理と哲学が生かされてこなかった。
 昨日、近所の大学で、不祥事がどうのという公開講座に出てみたが、あんなもので、不祥事の本質は探れるものではない。
 これは人類発祥以来の宿命であり、このことに飯を喰う、生活するだけであれば、じゃれついていてもいいが、自分が失われていく。
 江戸は江戸、それから昭和までの、日本国民、民族の意気と意識の高揚を維持することにすこしは意を致すべきである。
 今上陛下もこういうことはご理解されるのではないだろうか。日本国民性の重要さを。もちろん日本国民の多くの方も。
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この回答へのお礼

失敗というより課題というべきでしょうか。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/26 09:41

19世紀後半、外圧に負けて開国したのが大失敗だったと思います。

鎖国を続けるべきでした。

この回答への補足

もう少し詳しいご説明を頂けないでしょうか。

補足日時:2008/10/26 02:58
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憲法第9条の存在だと思います。



私は別に戦争する事を支持しているわけではありませんし、むしろ否定的だと思います。でも、憲法9条が存在していることによって「憲法9条を守れば、戦争は起きない。平和になる。」と思っている方々が多かれ少なかれ存在してます。たとえ自分たちが憲法9条を守っていたとしても、敵が攻めてきたら全く意味がないですよね。

そんなに戦争がしたくないなら、戦争する可能性のある国と不可侵条約なり中立条約なりを結べばいいと思います。日本人が「戦争しない!」と叫んでいても、他国から見れば赤子の戯言程度です。

憲法9条の存在は平和ボケの日本人を増やしたと思います。
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この回答へのお礼

こういう見方もあるわけですね。最大の失敗であったかどうかは別にしてご意見ありがとございました。

お礼日時:2008/10/25 17:42

寄らば大樹とまでは言いませんが、この時代独力で生きていける国は皆無、どこも合従連衡に加わるわけです。


ただ合従連衡といっても、ドイツとイタリアはお話になりません。アジアにおける戦力は鼻くそみたいなものです。ロシアも陸軍しかないし石油を持っていないので意味ないでしょう。となると、イギリスかアメリカと連合する以外に日本の生きる道はありません。

別にイギリスとの連合でもいいでしょうが、石油の時代になってからは日本はむしろアメリカに依存していましたし、アメリカとの連合がより旨みは大きいと考えました。

そういった意味での国家戦略のなさが、日本の最大の失敗でした。逆に言うとフランスなど、強国ドイツに何度となく攻め込まれながら、したたかに生き抜いています。
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この回答へのお礼

もっとも利用価値のある国を敵に回さない。時代をずらしても通用する原則でしょうか。ご見解をありがとうございます。

お礼日時:2008/10/25 02:12

産めよ増やせよ。



明治から急速に伸びる人口が維新の経済発展が収束する明治後期に行き詰ってしまった。
ところが、経済は立ち止まったのに人口は増え続ける。
止まらない。止められない。

後は、使い捨て社会。
適当な理由をつけて使い捨て。
戦争は使い捨ての典型ですからね。
そういう世代から教えを受けた連中が今の政治家だからね。
少子化に反対するわけだ。
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この回答へのお礼

開国は世界金融への参入だったのでしょうか。ご意見どうもありがとうございます。

お礼日時:2008/10/25 02:09

米国資本との満州の共同経営を断ったこと。



 鎖国や徳川幕府の否定をしない限り、日露戦争までは植民地化を免れるための唯一の綱渡りをほぼ完璧に乗り切ったと思います。
植民地化への危機を乗り切った(日露戦争を終えた)後、どこと手を組みどこと争うか、その根本理念を失った様に思えます。
 米国と組み道をやすやす手放し、イギリスの植民地にちょっかいを出し、国家戦略なしに手当たりしだい膨張しようとしてしまいました。
独力で生きていけないからには、アメリカと手を組む以外道はなく、その唯一のチャンスが日露戦争後だったと思います。
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この回答へのお礼

寄らば大樹の陰だったのでしょうか。戦後はそのようになっているようにも思います。ご教示ありがとうございましちゃ。

お礼日時:2008/10/24 19:39

>近代日本史の中で我が国の最大の失敗は何だったのでしょうか



私も太平洋戦争だと思います。
特に、もっと早く敗戦を認めていれば、沖縄戦、大都市への大空襲、広島と長崎の原爆は避けられたはずです。
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この回答へのお礼

太平洋戦争までは黒船から一直線のようにも思っていますが、やはり太平洋戦争がまずかったということでしょうか。ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/24 19:36

江戸末期、アヘン戦争などから列強に脅威を感じた日本は


明治維新後、富国強兵の道を歩みます。

そして列強の帝国主義に追随していくようになるのですが、
これは良くも悪くも、当時の世界情勢から考えて、仕方の
ない事のように思います。

むろん帝国主義を肯定しているわけではありませんが、仮に
帝国主義が間違えていると言ったところで、誰もどうする事も
出来ない弱肉強食の時代であったのは間違いない事です。

問題は列強に追随しなくなり、そのために負ける戦争を
強いられた。という事になると思います。
列強と対立するには、まだ力がなさ過ぎたように思います。

満州などで力をつけ、しかる後に開戦。と、まあ結果論的な
話にはなるのですが、要するに日本の国力、他国の国力を
見誤っていて、日中戦争のような泥沼の戦争、挙句の果ては
大東亜・太平洋戦争をするはめになってしまいました。

列強が利権を持っている中国で戦争をするというのも、そもそも
日本の過信がまねいた事ではないでしょうか。
いずれにしても、日本の最大の失敗は列強(アングロサクソン)
と対立するのはまだ少し早すぎた。という事だと思います。
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この回答へのお礼

焦りと思い上がりがまずかったのでしょうか。現在でも同じような問題があるように思いました。ご教示に感謝いたします。

お礼日時:2008/10/24 19:33

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