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よく、ニュースなどで、バブルが崩壊したとかなんだかいっていましたが、さっぱりわかりません。
バブルって何ですか?
その前と後で何が変わったんですか?
いつの事ですか?

A 回答 (5件)

「バブル(bubble)」とは、他の回答者の方が述べておられるように「泡」の意味です。

泡がどうなっているのかを想像すると分かるのですが、中は空気が入っているだけで、中身は詰まっていません。経済が実態とかけ離れて膨張していった様を泡に例えて表現したものです。

バブル景気以前も「土地の値段は下がらない」という土地神話はありました。銀行の融資で土地を担保とするのは最も値崩れの不安が少ないから、という理由でした。景気が安定した80年代半ばは「昭和元禄時代」ともいわれ、経済も芸能風俗もかつて無いほどに高揚した時期だったのです。

その頃は「作れば売れる」という言葉がマコトシヤカに語られ、設備投資も盛んで、驚くほど高額なスポーツカーも人気の的になり、買った値段より中古車の方が高く売れるなどという現象まで出てきました。いわゆる金余り現象です。

ツアーの旅行代金も50万円・100万円などという金額でも「良いものなら売れる」といったイケイケムードで、マンションも「億ション」が珍しくない有様でした。高額の絵画も争って買い漁っていました。

そのような経済の活況の中で、金融機関は「どんどん貸し込め」「担保なんて土地さえ取っておけば後で幾らでも元は取れる」と、担保価値の査定もそこそこにどんどんお金を貸していきました。株式もそのような状況を反映して、日経平均株価で3万8900円を超える時代だったのです(そういえば、NTT株に踊った時期もありました)。確か、今年の1月10日現在での終値では日経平均株価が8500円を割り込んでいたと思いますから、どれほど萎んだかわかるのではないでしょうか。

ところが、供給が増え続けると需給バランスが歪むのが世の道理ですし、政府も行き過ぎたインフレを抑えるために金融引き締め策をとりました。公定歩合を引き上げたのです。また、1988年に消費税の導入が決定され、翌年4月1日から施行されました。この消費税施行前に駆け込み需要があったため、消費税施行後は需要が著しく低下したのです。

元々、過剰投資の体質になっていたため、基礎体力が脆弱だった企業は持ちこたえることができませんでした。経済の活況に漬け込んだ巨額の詐欺事件(旧東洋信用金庫事件)・巨額背任事件(東京協和・安全両信用組合⇒イ・アイ・イ=グループ事件)まで飛び出し、金融機関のモラル低下が問題視され始めた頃です。金融機関の無理な貸し付けは、例えば全く用途の目処が立たない崖地や山奥の山林に、評価額の何十倍・何百倍もの担保価値を設定して、その額を元にして融資をしていたのです。そういう融資先が破綻すれば、金融機関は担保から貸付金を回収することすらできないことになり、自己資本を取り崩して損失処理をする羽目に陥りました。それに耐え切れずに倒れた金融機関が、日本長期信用銀行や北海道拓殖銀行などです。

同じような状況が日本中の至るところにあり、巨額の回収不能債権(いわゆる不良債権)が次から次に拡大再生産されていったのです。実体経済の規模を離れて、仮想の世界・ゲームの世界のように虚像が膨らんでいったのが「バブル景気」といわれる所以です。

1990年を境に「バブル景気」は夢のごとく泡と消え、国家予算を遥かに超える後始末が残りました。狂乱地価といわれた土地価格の上昇も、土地を買う人がいなければ売れません。瞬く間にバブル期の3分の1、10分の1と値が下がり、金融機関の担保割れ(=事実上の無担保債権)はどんどん膨らみ、経済沈滞と共に破綻先企業が増え、不良債権化が進んでいきました。

そういった経済の停滞は企業モラルの低下を招き、雪印や日本ハムなどの問題に行き着いているものと思います。
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バブルとは、土地や株式などの資産価格が経済の実体以上に投機的に上昇することです。


分かりやすく言うと、土地の値段が上がったために、皆が高い値段で土地を購入し、さらに高い値段で他人に売って利益をえようと考えた時代です。
その値段があり得ないところまで上がってしまったことにあとから気がつくわけです。

日本のバブルの崩壊とは、1989年の株価、地価の異常な上昇に対する修正・調整のことです。
公定歩合の引き上げや地価税の導入、不動産向け融資に対する総量規制などが行われました。
その結果、株価や地価が50%以上下落し金融機関は多額の不良債権を抱えて経営不振におちいりました。また、企業は低コストでの資金調達が困難になり設備投資は減少しました。

説明不足かもしれませんが以上です。分かりにくかったらすみません。
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バブルとは何か #1、#2の方の説明の通りです


では株や土地をもたなかった一般庶民には関係ない現象だったかというと
そんなことはなくて ファッションや風俗や食べ物屋なんかでも
「バブリーな」ものが流行って 後から考えるとなんとなく
自分も含めて世の中浮かれていたな と思う時代でした

私は田中康夫ちゃんの「なんとなくクリスタル」が大学時代
「ジュリアナ東京」や「ボディコン」のおねえちゃんが一世を風靡したころ
20代の会社員でした

不況が10年も続いている今の日本では まったくもって説明ができないような
時代でした
本当に日本中が華やかではしゃいでいてイケイケで将来もずーっとこの繁栄が
続くものだと思っていたのですよ

もしバブルについてもっと知りたかったら「財テク」「お立ち台」「シーマ現象」
「ジャパンアズNo.1」「地上げ」「ニューリッチ」「尾上縫(おのうえぬい)」
なんかをキイワードに調べると面白いでっせ
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間違えているかも知れませんが、バブル経済とは株価と土地の価格が実際の経済力よりも、異常に上がる事であると、何かで読んだことがあります。

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バブルとは、「泡」ということですが、1980年代半ばから銀行金利引下げにより大量の資金が出回り、銀行も株式投資の資金として無茶な貸出をしました。


このことから、財テクブームとなり、企業も個人も株式投資に走りました。
その結果、買い勢力が強く株価がどんどん上昇して、企業の実態とかけ離れた株価となってしまいました。
それでも、企業は土地投機のための資金調達として、増資などを行ない株式の増発が続きました。
その後、1990年以降、貸出金利が上昇に転じたことから、株式市場からも大量の資金が回収されて、それに伴い株式の受給が崩れて、株価は泡がはじけたように下落したのです。

詳細は、参考urlをご覧ください。

参考URL:http://www.st.rim.or.jp/~ikita/DOC/e007t001.html
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