プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめ、コンピュータ関係のところで質問したのですが他の方の質問履歴を見るとこちらのカテゴリでの方がアドバイスしていただけそうですので、質問させていただきます。

電機メーカーでソフトウェアのエンジニアをしています。
私は大学でテキストデータの解析やツールを作るなど完全にコンピュータ上だけでできるソフトウェア関連の勉強をしていました。しかし、入社時に会社がファームウエアのエンジニアを強化していたため、半導体関連の組織の中でファームウェア開発の部署に配属されました。
PCに基盤を繋いでソフトウェアの開発や検証になりましたが、仕様書を元に作成していたため、基盤そのものの仕組みがよくわからないままになってしまっていました。

ところが今回、プログラム言語でLSI設計ができるようになり、担当して欲しいといわれているのですが、LSIがわからないため、どうしていいか困っています。
同僚はもともと半導体が専門で入社後プログラミングを覚えた人ばかりで、相談にはのってくれるのですが、どうして私がわからないのかがわからないようで、なかなか良い勉強法がわかりません。

どなたか、わかりやすいLSI関連の本、サイト、講習会などご存知でしたらお教えいただければ幸いです。
ちなみに私は回路関係は技術基礎の単位で電気回路(菱形回路とか)を履修しただけで、その回路もあまりできはよくありませんでした。

エンジニアとしてお恥ずかしい質問ですが、何事も吸収し、ハードもソフトも理解できるようになりたいと思っています。お知恵をお貸しください
以上、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

ハードウエア設計現役の者です。



まず「入社時に会社がファームウエアのエンジニアを強化していたため、半導体関連の組織の中でファームウェア開発の・・・」と
あるあたり、ハードウエアに近いところに居られる様で何よりです。
 真剣にはハードに興味を持っていただけて何よりです。

しかし、ソフト担当者がハードウエア屋に移行することはかなり難しいと感じます。
VerilogHDL,やVHDLの言語設計、論理設計を行い理屈詰めでLSIを仕上げるのが限界かと思います。
最後のトラブルはアナログ的、LSIのプロセス的な知識が必要となりそこまで対応していくにはそれなりの職場に身を置かないと無理があります。

 ハード屋さんがソフトを行ったりデバイスドライバを書いたりする場面は多々あります。(私も)
 機械屋さんがソフトを書く場面も多々あります。(過渡応答とか動的な仕様書を渡されてもソフト屋さん書けないし)
 文科系の人が純粋なソフト屋さんになる場もいろいろ遭遇しています。

 しかしどの職種からでもハード屋さんに移行する人はマレに感じます。
 それに昨今の部品は非常に細かいので器用さが必要だったり、壊さない様にモノに触る度量も必要だったりするし机の上で学ぶことより現場で教わる事項が多いのではと感じます。
 反面世のソフトの環境は肥大化複雑化していて机の上でコネコネする場面が多いのでは。(トラブル対応では現場に出る場面が多いと感じますが)

 気持ちをトーンダウンさせてしまってすみません。

 しかし、音声、映像、データ、圧縮、伸張、暗号化等符号理論等数学的なロジックをハードウエア化する場面で理論つくしのハード屋は活躍していますので。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
すみません、私の質問文が悪かったようです。機密の問題があるので詳しくかけないのですが、”VerilogHDL,やVHDLの言語設計”のようなハード設計言語の言語について文法処理や、設計スタイルのコンサルティングを行うのが業務です。

確かにハード設計に足を突っ込むことになるのですが、言語設計以降は専門の人間が行います。設計言語そのものはプログラミングと同じなので理解しているのですが、その後、出来上がる回路がなんなのかさっぱりわからないため、例えば禁止の文法があったときに、どうして回路上だめなのか理解できなかったり、いくつか言語的に記述する方法があった場合に、どれが、より美しいのかわからないのです。
仕様書はハード屋さんが作るので、それに沿った作業をすればいいのかもしれませんが、コンサルティングという業務である以上、無責任なことをしたくないし、いざ、問題が起きたときに自分の知識の浅さに悔しくなるのです。

設計の現場におられる立場から、また、ソフト屋がハードに関わることが難しいことをご理解いただいている立場から(意外と弊社のハード屋さんはそれをわかってくれません・・・)”VerilogHDL,やVHDLの言語設計、論理設計”それぞれについて学習するのに良い本などをご存知でしたら、ご紹介いただければ幸いです。

補足日時:2008/10/27 19:54
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基礎知識としては, LSIそのもの自体よりも


「論理回路」または「ディジタル回路」をお勉強される必要があるでしょう.
基本のため教科書の類がたくさんありますから, どれを選択されてもよいと思います.

HDLはプログラムと異なり, 処理の順番を書くのではなく, 回路図そのものを書くイメージとなります.
最低限の論理回路を, "回路"の形で扱える必要があります.

「組み合わせ論理回路」を勉強されてから (わりとすぐ終わるはずです), 「順序回路」に進むことになります.
ソフト屋さんがHDLを使う時, 順序回路が理解できていないとつまづいてしまいます.
("プログラム"と"HDL"の最も大きな差がここに出ます)

まずは論理回路の教科書を何か手にとってみて下さい.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

”HDLはプログラムと異なり, 処理の順番を書くのではなく, 回路図そのものを書くイメージ”
プログラムと同じ言語による設計という捕らえ方がそもそも違っていたのですね。論理回路は基本の記号ANDやORが読める程度の知識しかありません・・・。

”ソフト屋さんがHDLを使う時, 順序回路が理解できていないとつまづいて”
そういうポイントがあるんですね。部署の人間は皆、ハード屋がソフトを覚えたか、はじめからハードの言語設計が専門だった人なので、私がわからないことがわからず、私もどこから手をつけていいかわからずで困っていました。
”順序回路”、意識して勉強を進めたいと思います。

”まずは論理回路”ですね。ありがとうございます。できるだけ初心者向けの教科書を探して、必要ならより上級の勉強をする、2段構えぐらいの覚悟でがんばりたいと思います。
アドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/28 05:07

こんにちは。



LSIの基礎のあらましを知るには、
NECエレクトロニクスのサイトでムービーを視聴するのがよいです。
http://www.necel.com/fab/ja/
(「工程順に見る」というボタンを押せば始まります。)


私は、回路についてはアドバイスできませんが、
LSIの前工程の開発技術、および、前工程とマスク・レイアウトとの関連は経験しておりますので、
それらに関して疑問点があれば、ご遠慮なく補足してください。
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この回答へのお礼

早速、ご回答ありがとうございます。
教えていただいたサイトを見たところ、私が勉強する必要があるのは、ファームウエア開発~論理回路設計の部分で、そもそも、論理回路設計がわかっていないから、理解できないのではないかと気付きました。(そんなこともわかっていないレベルですみません)

また、ご親切に補足についてもお申し出下さってありがとうございます。いずれは前工程のも知る必要があるのだと思いますが、今は回路以降に専念したいと思います。
(一度にたくさんのことがりかいできないものですから)

ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/27 18:36

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