花壇に植える順番などのアドバイスをお願いします。

Question

庭に新しく２つ 40cm×230cmの花壇を作ったので、

(1)１つには
・チューリップ（赤）
・ムスカリ
・ビオラ（色のアドバイス頂けると嬉しいです） or 水仙（黄）
を植えようと思っています。

その際、手前から見て、何をどの順番で植えたら綺麗に見えるか教えて下さい。
同時に、縦横（同じ球根＆違う球根）、何センチ間隔位で球根を置くかも教えて頂けたら嬉しいです。


(2)２つ目の花壇に白い水仙は植える事が決まっていますが
他に今からの時期に植える物でチューリップ以外でお勧めの物が有ったら教えて下さい。
尚、冬の間 何も無いと寂しいので、その点も一緒にお願いします。

MAY1814 · Accepted Answer

こんにちは。趣味で園芸を楽しんでいますので良かったら参考にして下さい。
　花壇がピタっと壁なんかに引っ付いている場合は前方向に見るのが前提だと思いますので、背の高い順が良いのではと思います。この場合だと、チューリップが一番後ろ、真ん中にビオラ、前にムスカリっていう感じでしょうか。水仙は２つ目の花壇に植えられる予定のようですので、パンジーが良いのではと思います。色は赤と紫（白もありますが、紫がポピュラーだと思いますので）ですので、それだけで反対色が入っていますので、白でスッキリさせるか、同じような薄ピンク系でムスカリを際立たせるか、ブルー系でムスカリと合わせても良いかなと思います。逆に黄色とかで三色派手なポップな感じにするとかでも良いですよ。ムスカリとチューリップはどうせ咲くのは来年ですので、パンジーの色を青系＆赤系か、青系＆白とか、赤系＆白とかの２色使いにしたらいかがでしょうか？
　花壇の真ん中に作っている場合は色々な方向から眺める事があると思いますので、グルグルと植えるのもお勧めです（我が家も現在パンジーをグルグル植えしてます）。
　チューリップは深さ球根の２個分、幅球根の２個分ですので、２－２と覚えてください。ギチギチに詰むと来年が小粒になるといいますが、どうやっても来年は小粒になります。１個１個植えずにまずは全部球根を花壇に乗せてみるとレイアウトしやすくなります。ムスカリは分球しますので（植えっぱなしＯＫ）、２～３個分ぐらい開けた方が良いと思います。パンジーは結構大株になりますので、株間は２０センチぐらい開けた方が良いです。ポリポットだと思いますので、ポリポット１個半ぐらい分か、靴の幅で指を含まないぐらいで植えてます。
http://yasashi.info/ti_00001.htm
http://yasashi.info/mu_00001.htm
http://yasashi.info/ha_00001.htm

（２）ですが、白水仙なら優しい感じがお勧めです。我が家の寄せ植えの本には水仙に合う植物として、パンジー、ビオラ、アリッサムが挙げられています。この中でアリッサムはいかがでしょう？丈が低いので花壇の縁取りに使います。白いスタンダードタイプもありますし、クラシカルなアンティーク色もあります。丈夫で寒さに強い（北海道とかは分かりませんが）し、他の植物の引き立て役になってくれます。あとはデージーのピンクか白とノーズボールがお勧めです。両方共可憐で可愛いし花期が非常に長いので、水仙が咲いていない分をカバーしてくれます。今花屋さんに並んでいますので、１００円ぐらいで買うことができます。アリッサムは横に伸びますので、必ず株間は開けてください。靴１個分ぐらいは必要です。デージーは伸びませんのである程度つめてもＯＫです。もっと派手なのが良かったらビックタイプもあります。ノースボールは割と大株になります。１０cmぐらいは開けた方が良いです。
http://yasashi.info/a_00006.htm
http://yasashi.info/te_00004.htm
http://yasashi.info/ku_00012.htm
　余談ですが、水仙は咲き終わってから葉っぱが完全に枯れるまで放置しなければならないので見栄えの点はあまり良くありません。クルっとビニル紐でくくっても良いですが、どちらにせよ完全に枯れるまで置いておく事は代わりありませんので、それが嫌だなと思われたら、アネモネや葉牡丹などもお勧めです。

　ご参考までにm(__)m。

daigoin · Answer

◆花壇の神様・大豪院です。再度のご質問ありがとうございます。

水仙に合うものなのですが、これには少し工夫が必要です。水仙は花の後、夏には枯れて土中の球根が育ちます。球根の堀り上げをするように書かれている「育て方」が目立つのですが、実際には毎年堀り上げをしなくても密生させすぎをふせぐために2年に１回の堀り上げで大丈夫でしょう。花の時期は短いのですが、桜のように一時の花を待って楽しむのもまた花壇の良さでもあります。

日本では桜ですが、英国ではダッフォディルという黄水仙がそのような役目です。

水仙前列に青い花ニラ（ＵＲＬの下段）を植えるのもよいかもしれません。同じように増えますが、水仙より花ニラのほうが低いので前に低い青、後ろに水仙、というようになります。

花は水仙のほうが少し先、続いて花ニラとなります。ユリを部分的に植えておくと、春から秋まで、花は見ることができます。手入れもほとんど要りません。水仙も花ニラも葉が汚くなってきたら、土から上を全部刈り取ってスッキリさせます。

水仙の後ろにインパチェンスやサルビアを播いておくと、６月以後、水仙の葉を刈り取った後には花が咲き、鮮やかな赤で模様替えができます。こちらのほうは１年草なので秋には終わります。

冬は寂しくなりますが、水仙や花ニラの葉が出てくるのは11-12月ですから、全く何もない時期はわずかです。土を休ませるためにもあまり年中植えているのはよくありません。

ということで、初春から春には水仙と花ニラの二色植え、奥には夏からのインパチェンス、両脇に秋のユリと言う具合でどうでしょう。

（神様のコメントはだいたい厳しいのが多いのです。
・・・神様が最も嫌うのが「ちょいズル」だからです。）

参考URL：http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/toriteria.html

daigoin · Answer

◆花壇の神様・大豪院です。ご質問ありがとうございます。

地域にもよりますが、咲く順番としては、ビオラ→ムスカリ→チューリップとなる可能性が高いことと、ビオラとムスカリは咲いている日数が長いので、その２つを中心とします。奥行きが40ｃｍですので、前からというよりも横のレイアウトにしたほうがよいでしょう。

1）背の低いビオラを一番前にします。ムスカリが青～白系になるでしょうから、ビオラは黄色系が映えると思います。でもいろんな色をランダムに植えても楽しいです。

2）２番目のムスカリは、両脇と奥にします。

3）チューリップはムスカリとビオラに囲まれたようにします。チューリップの時期はチュウリップが中央で咲きます。でも10日くらいの時間ですから、残りはムスカリとビオラが映えるようにします。つまり下図のようです。

上から見た図
　　　　　　　　　　後
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■▽▽◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎▽▽■■
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
　　　　　　　　　　前

■：ムスカリ
◎：チューリップ
▽：ビオラ

ビオラもムスカリも多ければ多いほど映えます。植える間隔は10ｃｍ間隔でも20ｃｍ間隔でもよいです。予算に合わせてください。
チューリップも寄せ植状態にすると豪華です。これも予算の限り埋めます。

チューリップとムスカリはすべて秋には掘り起こします。ムスカリはそのまま使えるものの、チューリップは品種改良されているために「先祖がえり」がおきてしまい、翌年は使えないものがほとんどです。

花壇に植える順番などのアドバイスをお願いします。

こんにちは。

◆花壇の神様・大豪院です。

◆花壇の神様・大豪院です。

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