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動詞の活用形がまったく意味がわかりません。
どれが未然とかどれが連用とかどうやったら区別がつくのかを詳しく教えてください。
あと尊敬語と謙譲語の違いを教えてください。
よろしくお願いします

A 回答 (3件)

「連用」というのは「用言に連なる」という意味。


「用言」は、「体言」(名詞、代名詞)と対義語で、形容詞や動詞など。

実際に連用修飾してみればいいですね。#1#2で紹介されている、みたいに。

「未然」は「未だにさだまっていない」意味で「・・ない」をつければいいですね。

古文での「已然」は、現代文では使われません。
古文で「仮定」は「未然形」です。かんがえてみれば、仮定というのは未だ定かでないことではある。

まあ、日常から文章に親しんでおくことですね。
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古典文法のご質問と勝手に判断して、動詞の活用について回答いたします。

ちがっていたらごめんなさい。ひどく長い回答ですので、できれば印刷してじっくりお読みになってください。

下にどんな語が付くかなどによって語形が規則的に変化することを活用といいます。たとえば、「死ぬ」という動詞は、
   死な・死に・死ぬ・死ぬる・死ぬれ・死ね
と活用します。そして上にあげた各活用形を、左から順に「未然形」「連用形」「終止形」「連体形」「已然形」「命令形」と呼んでいます。

各活用形のはたらきは、つぎのとおりです。

*「死ぬ」は各活用形が全部違う形で、説明に便利なので使います。助動詞の接続を覚えるときに利用すると便利です。
*「下接する」は、「下に付ける」「下に付く」ということです。
*「○○形接続」は、「○○形の下につく」ということです。

未然形のはたらき
 
1、未然形接続の助動詞(ず、る、らる、す、さす、しむ、む、むず、じ、まし、まほし)を下接します。
   死なず。
   死なる。
   死なす。
   死なしむ。
   死なむ。
   死なむず。
   死なじ。
   死なまし。
   死なまほし。
というときの「死な」は、みんな未然形です。下にくっついている助動詞が活用していても同じことです。
 
2、未然形接続の助詞(で、ば〔以上二語接続助詞〕)を下接します。
   死なで、
   死なば、
というときの「死な」も未然形です。

連用形の主なはたらき

1、下の用言に係る。
   死に急ぐ。
   死に給ふ。
のように下の用言(ここでは「急ぐ」「給ふ」)に係る「死に」は連用形です。
   死にもこそすれ。
のように、連用形と用言(ここでは「すれ」)の間に他の語が割り込むこともあります。

2、文を中止する(途中でいったん止める)はたらきがあります。連用中止法といいます。
   虫は死に、草は枯る。
というときの「死に」は文を中止するために使われている連用形です。

3、連用形接続の助動詞(き、けり、つ、ぬ、たり〔完了〕、たし、けむ)を下接します。
   死にき。
   死にけり。
   死につ。
   死にたり。
   死にたし。
   死にけむ。
というときの「死に」は連用形。

4、連用形接続の助詞(て、つつ、ながら〔以上三語接続助詞〕、てしが、てしがな、にしが、にしがな〔以上四語終助詞〕)を下接します。
   死にて、
   死につつ、
   死にながら、
   死にてしが。
   死にてしがな。
   死ににしが。
   死ににしがな。
というときの「死に」は連用形です。

終止形の主なはたらき

1、普通に文を終止するときに使います。
   病をわづらひて死ぬ。

2、終止形接続の助動詞(らむ、べし、まじ、めり、らし、なり〔伝聞・推定〕)を下接します。
   死ぬらむ。
   死ぬべし。
   死ぬまじ。
   死ぬめり。
   死ぬらし。
   死ぬなり。
というときの「死ぬ」は終止形です。ただし、ここにあげた助動詞は、ラ変型の活用語にはその連体形に付くので注意してください。

3、終止形接続の助詞(と、とも〔以上二語接続助詞〕、な〔終助詞・禁止〕)を下接します。
   死ぬとも、
   死ぬな。
というときの「死ぬ」も終止形です。

連体形の主なはたらき

1、下の体言(名詞)に係って連体修飾語になります。
   飢ゑて死ぬる者もあり。
のような例を思い浮かべてください。

2、連体形だけで名詞相当の意味を表します。
   飢ゑて死ぬるあり。
のような例です。「死ぬる」という連体形だけで、「死ぬこと」「死ぬとき」「死ぬ人」といった名詞相当の意味を表します。

3、係助詞「ぞ」「なむ」「や」「か」「やは」「かは」の“結び”になります。「係り結びの法則」です。次ぎの例文をよく見てください。
   多くの人ぞ飢ゑて死ぬる。(強調文)
   多くの人なむ飢ゑて死ぬる。(強調文)
   多くの人や飢ゑて死ぬる。(疑問文、または反語文)
   誰か飢ゑて死ぬる。(疑問文、または反語文)
   多くの人やは飢ゑて死ぬる。(反語文、または疑問文)
   誰かは飢ゑて死ぬる。(反語文、または疑問文)

4、「係り結び」とは関係なく、文末を連体形で止めて、余韻・余情を表します。
   人の多く死ぬる。(人が多く死ぬことよ。)

5、連体形接続の助詞(か,かな,かも,は〔以上四語終助詞〕,が,に,ものから,ものを,ものゆゑ,ものを,を〔以上七語接続助詞〕)を下接します。
   死ぬるか。
   死ぬるかな。
   死ぬるかも。
   死ぬるは。
   死ぬるが、
   死ぬるに、
   死ぬるものから、
   死ぬるものゆゑ、
   死ぬるものを、
   死ぬるを、

已然形のはたらき

1、係助詞「こそ」の“結び”になります。これも「係り結びの法則」です。
   多くの人こそ飢ゑて死ぬれ。(強調文)

2、已然形接続の助動詞(り)を下接します。ただし、これは四段動詞の已然形に限られます。

3、已然形接続の助詞(ば、ど、ども〔以上三語接続助詞〕)を下接します。
   死ぬれば、
   死ぬれど、
   死ぬれども、
というときの「死ぬれ」は已然形です。

命令形のはたらき

1、命令口調で文を止めるときに使います。
2、「~てもかまわない」「~てもよい」の気持ちで、文を中止するときに使います。これを「放任法」といいます。
   いづくにもあれ,しばし旅立ちたるこそ目さむる心地すれ。(徒然草)
   (どこであってもかまわない,しばらくでも旅に出ているのは目が覚めるよ   うな気がする。)
この「あれ」は、ラ変動詞「あり」の命令形で、「放任法」の例です。

以上のような各活用形のはたらきをマスターする事で、何形か見分けることもできるようになると思います。

形から判断する事も出来ますが、動詞によっては未然形と連用形とが同じ形であったり、終止形と連体形とが同じ形であったりしますから、形で判断する事には限界があります。

助動詞「む」の上だから未然形とか、「こそ」の結びになっているから已然形といった考え方出来るようになれば、古典文法もドンドン分かっていきます。
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1)動詞の活用形は、五段活用してみてはどうでしょうか。


それぞれ決まった特定の語をつけます。
例えば「書く」だと
未然 書か ない
連用 書き ます
終止 書く
連体 書く とき
仮定 書け ば
命令 書け
国語辞典で「五段活用」で引いてみると、例がたくさん載っています。
自分が学生の時は、呪文のように声に出して覚えました(笑)

2)尊敬語は、相手をうやまう言葉で、通常
「~れる」「~られる」や「お~される」「お~になる」という形にします。
謙譲語は、自分がへりくだる言葉で、通常
「お~する」「~いただく」という形にします。

例えば「読む」だと
尊敬語 お読みになる、ご覧になる・・・など
謙譲語 読ませていただく、拝読する・・・など

日本語とても難しいですが・・・がんばってください。
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