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日本語の一人称にはいろいろなものがありますが、気になったことがあったのでいくつか質問させてください。

1.一人称の多様性について、どのあたりの時代から文献や記録などで確認が取れているのでしょうか? 

2.「僕」「俺」「私」など現在ポピュラーなものはいつの時代から使われてきたのでしょうか?

3.男性のほうが女性に比べて一人称が多いような気がするのですが、これは単なる気のせいなのか、それとも何か理由があるのでしょうか?
また、女性で「私(わたし、あたし)」以外で一般的に用いる一人称があれば教えて下さい

4.日本語以外で一人称が複数ある言語があったら教えて下さい。

A 回答 (3件)

1. 知識不足で答えられません。



2. 辞書の記述ですが僕は明治からの「書生言葉」とされています。〈広辞苑〉
おそらく武士階級の廃止に伴って新しい一人称の必要が生じたからでしょう。
俺」は漢字では古くは「汝」「己」(「おのれ」と同じ字)です。
岩波古語辞典によると 1.二人称 2.1から転じて一人称 とあります。おのれの方は 1.一人称 2.二人称なのでこの辞書の解釈によると古くはオノレが一人称オレが二人称ということです。(二人称オレの使用例として古事記があげられている)
「私」わたくし はへりくだっていう一人称、文正草子に使用例
「わ(吾、我)」1.一人称(古事記、万葉集) 2.二人称
以上〈岩波古語辞典〉

わたくし→わたし→あたし、あっし、わし と変化〈広辞苑〉

3. 自説ですが、社会的地位、職業のバリエーションが多かったからでしょう。そのぶん使い分けも多かったと。
日本語で主語としての人称代名詞は必ずしも必要というわけではないのであえて一人称二人称を使うのは相手との立場をはっきりさせるためもあって意味がある程度狭く限定されていたほうが都合がいいのだと思います。
女性一人称、方言で、オレ、ウチなど

4. 当方に知識無し
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部分的に回答します。


3 年配の女性が「あっし」「わっし」のように表現しているのを聞いたことがあります。実際に耳にしたわけではありませんが幼女では「あたい」「わたい」というのもあるのではないかとも。
4 朝鮮語では待遇法により2種類ありますが、それぞれに格助詞のつく形がありますし、方言による母音の変化もあったかと思います。
1人称とは外れますが、2人称代名詞をあまり使わず、地位・職名・親族関係の代用による呼びかけというのも、日本語と朝鮮語との共通点のように思います。
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日本の場合、昔から京都を中心にして、何度か言葉が変わってきているので、それに伴って一人称にも色々な言い方が増えてきたのではないかと思います。

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