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古典芸能、いわゆる能、歌舞伎、浄瑠璃とありますが、能は芸能、歌舞伎も歌と舞と技となんとなく理解できるのですが、人形を操った浄瑠璃とよばれる理由がわかりません。
辞典で調べたら、
・室町中期から、琵琶や扇拍子の伴奏で座頭が語っていた牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語に始まるとされる。のちに伴奏に三味線を使うよう...
とありました。
この浄瑠璃姫からきているのでしょうか?
それとも浄い・清い瑠璃と人形と物語の美しさを示しているのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

十五世紀後半から語られだした『浄瑠璃物語』が、「浄瑠璃」の語源とする説が研究者のレベルでも定説となっているようです。



  http://www.kosaiji.org/chikamatsu/jidai.htm

なお、「歌舞伎」の語源についても上記サイトで解説されていますので参考にしてみてください。後追いの当て字だったようです。

なお、「浄瑠璃」とは、本来は、「浄い瑠璃」すなわち「清くすきとおった瑠璃(宝石の名)」を意味し、「けがれのないもののたとえ」にも使われました。浄瑠璃の伴奏につかわれた三味線の音色がそのへんにかぶったこともこの名前が定着したことの一助になっているのではないかと個人的には感じています。
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この回答へのお礼

的確なご回答ありがとうございます。疑問に思っていたことが解けてスッキリ^^です。
私はまだ人形浄瑠璃をTVでしか見た事がありませんので、実際、見てみたくなりました。

お礼日時:2008/11/17 10:51

辞書にあるとおり、「浄瑠璃姫物語」が由来であると言われてますね。

たぶん、正しいのでしょう。

人形浄瑠璃(文楽はその一種)という芸能が成立する以前に、浄瑠璃という音楽が成立していたのです。
ですので「浄瑠璃」という名称の由来を考えるのに人形のことを考えるのがそもそもナンセンスなんです。

ついでに言うと「歌舞伎」は当て字です。「かぶき」という名称の由来と歌、舞、伎という漢字の持つ意味はまったく関係ありません。

「かぶき」は「かたむく」という意味の古語「かぶく」から出来た名称です。
ですので語源的には「傾き(かぶき)」という表記が妥当です。
これじゃ、ぜんぜんお芝居っぽくないですね(苦笑。
「歌舞伎」という当て字を考えた人は偉いです。
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この回答へのお礼

浄瑠璃という音楽もあるのですね。
それから、歌舞伎の語源も知りませんでした。納得^^
勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/17 10:47

質問者さんの調べたとおりだと思いますよ。

  ↓

参考URL:http://homepage2.nifty.com/hay/siryo5.html#gogen
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この回答へのお礼

参考URLありがとうございます。
疑問が解けました。

お礼日時:2008/11/17 10:43

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