プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

色彩のPCCS色相環をPC上で表示しようとしています。ビビッドトーンの各色のRGBの値が知りたくてインターネットを検索したのですが、サイトによって情報が異なっているようです。

こちらのサイト
http://www.geocities.jp/net_t3/color/tone-v.html
とこちらのサイト
http://homepage1.nifty.com/color-gogo/PCCS.html

なぜこのように分かれてしまうのですか?
一意の対応表、計算式、規格のような物はないのでしょうか?
それとも、RGBの値は自分の目で見て決めるしかないのでしょうか?

A 回答 (1件)

RGB表色系は光源色の色システムでPCCSやマンセルは物体色の色システムですので,完全に対応させるのには原理的に無理があります。



つまり,光源色(=ディスプレイの色)は真っ暗なところでみれば,目に入る光のスペクトルは光源のみで決まります。
一方,物体色(紙の上の絵の具の色)は反射率のスペクトル(絵の具の色)で決まるわけですが,これは同じ色でも光源により色覚が異なります(白い紙も電球の下と蛍光灯の下では違います)。

PCCSで定義されいるのあくまでも物体色=反射スペクトルであって,
光源を含めた目に入ってくる光のスペクトルではないのです。

したがって,両者を一意的に結び付けるには物体色側の光源をひとつに
決める必要がありますが,それ自身は意味の無いことです。

つまり,あるPCCSの色
PCCS記号/1:pR-4.0-9s
マンセル値/10RP 4/12
で塗られた紙があったとして,その色とS-RGBのディスプレイ上で表示されるあるRGB値とを電球の下で等色にしたとします。

そのRGBで照明を蛍光灯に変えてしまうと,ディスプレイ上の色と
その物体の色は異なる色になってしまます。

したがって,あくまでもPCCSに対するRGB値はあくまでも目安に過ぎません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
光源色の色システムと物体色の色システムをよく理解する必要がありそうですね。
RGB値は「目安」としかならないので、対応表等はないということでしょうか。

お礼日時:2008/11/23 22:35

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!