アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

最近、時々「お疲れさまでございます。」という言葉を耳にします。(試着の後などに、店員さんから言われたり・・・)特に、20代の若い世代が使っているようです。私が20年ほど前、初めて社会人になって、敬語などを研修で教わった際は、確か「お疲れさまです。」だったと思うのですが・・・。確かに、「お疲れさまでございます。」は言われて悪い気はしないのですが、それって正しい敬語ですか?いつ頃から使われるようになったのでしょうか?大したことではないのですが、ちょっと気になったので、ご意見をお聞かせ下さい。

A 回答 (6件)

「お疲れ様でございます」は「お疲れ様です」の更に丁寧な表現ですから、語法的な誤りはありません。

「私、サザエです」と「私、サザエでございます」の関係と同じと考えてください。
ただし「ございます調」は言わば最上級の丁寧語ですから、無闇に使うと慇懃無礼な印象を与えます。退勤する同僚に「お疲れ様でございます」と言った場合、「もしかして皮肉かしら‥?」と曲解される恐れが無きにしもあらずです ( ^^;

では直属の上司には・・・?
この場合も身内ですから、そこまで丁寧に言う必要はないでしょう。

社長ならばどうか・・・?
会社で一番偉い人ですから特別にそう言ってもいいかもしれませんが、会社の規模とか社内風土にもよるので、ケースバイケースでしょう。

ご質問のケースは相手がお客様なので特に問題はないと思います。むしろ「お疲れ様です」よりも好ましいとさえ言えます。ただ、試着は普通お客様の希望でする(頼んでしてもらうのではない)わけですから、「ございます」の有・無以前に「お疲れ様」そのものが適切な言葉かなという気もしますね。
例えばお客様に記入個所の非常に多い契約書に記入していただく場合、一応ご苦労をおかけするわけですが、書き終えた時にかける言葉としては「ありがとうございます」の方が私はよい気がします。「ご苦労様でした」だと何となく場外れな感じです。
ただ、稀に字を書くのが苦手で本当に苦労してお書きになる方があります。このような場合は慰労の気持ちをこめて「お疲れ様でございました」と言うのは自然だと思います。

言葉というものは過ぎても足りなくても物議を醸すものです。大切なのは、気持ちと表現が一致していることではないでしょうか。
研修で教えるビジネス話法はあくまでその会社の “標準話法” に過ぎず、決してあらゆるケースで通用するものではありません。もちろんしっかり抑える必要はありますが、それに固執することなく臨機応変な対応を心がける必要があると思います。

以上ご参考までに ( ^^
    • good
    • 12
この回答へのお礼

「お疲れ様でございます。」は、語法的には誤りではないのですね。社内ではあいさつがわりに「お疲れ様です。」を使っているので、目上の人に対してはダメとか感じなくなりました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/13 10:43

No.4です。

説明不足の点があったかもしれませんので、念のため、「ねぎらう」という言葉について、説明いたします。

ねぎら・う[ねぎらふ] 3 【▽労う・▼犒う】
(動ワ五[ハ四])
〔補説〕 「労(ね)ぐ」と同源
同等以下の人の苦労・尽力などを慰め、感謝する。

上はヤフー辞書の大辞林です。大辞泉でも、Goo辞書(大辞林)も当然同じです。手元の小さい国語辞典も同じでした。
みんな「【同等以下】の人の苦労・尽力などを慰め、感謝する」という風に載っていました。
国語辞書や国語学者には「下位者が上位者を【ねぎらう】」という言い方はないようです。
【ねぎらう】は、上⇒下 の一方通行の言葉のようですね(^-^ 。
    • good
    • 2

ANo.3に誤記がありましたので、訂正します。



(誤)「ご苦労様でした」だと何となく場外れな感じです。
 ↓
(正)「お疲れ様でございました」だと何となく場外れな感じです。

語法として決して間違いではありませんが、お客様に「ご苦労様でした」とは、普通言いませんね ( ^^;


訂正のついでに「ご苦労」について一言‥

「ご苦労」については『敬語の用法』(角川書店)に次のように説明されています。

(1)敬うべき人の苦労を言う尊敬語(本来の用法)
(2)相手の骨折りをねぎらうあいさつの言葉
後者は「ご苦労様」の形をとることが多いが、下位の者をねぎらって言うことが多い。

上位の者をねぎらう場合が少ない理由は実に単純です。昔から苦労を担うのは専ら下位の者の役割で、上位の者はあまり苦労しないから “ねぎらう必要がなかった”‥ ただそれだけのことです。今はこんなことを言う人も滅多にいないと思いますが、私が就職した当時は「上司に楽をさせるのが部下の仕事」などと尤らしく語られたものです。その前提に立った場合「上位をねぎらうとは即ち上位に苦労をかけたことの証しであり、それはまことに怪しからん」という論法になるわけです(もはや国語の議論ではありませんが‥)。

ただ、このような考え方は「“主人” とは男性上位の時代の言葉だから、女性を主人と呼ぶのはおかしい」と言ってみたり、日本相撲協会が長年の伝統を守ることを理由に土俵への女性の立入りを拒み続けるのと似て、時代錯誤の感は否めません。
まあ、土俵なんか別に上がれなくても困りませんが、言葉の身分差別・性差別は可能な限り無くして欲しいものですね ( ^^
    • good
    • 1

No.2です。

前回、説明不足の点があったかもしれませんので、もう少しお話しさせていただきます。

「お疲れ様」を辞書で引きますと次のように書いています(ヤフー辞書)。

おつかれさま0 【▽御疲れ様】
(名・形動)
仕事などの疲れをねぎらうときに使う語。仕事を終えて帰る人に対する挨拶(あいさつ)の言葉としても用いる。

上の中の「ねぎらう」という言葉は、ヤフー辞書に次のように載っています。

ねぎら・う[ねぎらふ] 3 【▽労う・▼犒う】
(動ワ五[ハ四])
〔補説〕 「労(ね)ぐ」と同源
同等以下の人の苦労・尽力などを慰め、感謝する。

以上から「お疲れ様」は、仕事などの疲れをねぎらうときに使う語で、同等以下の人の苦労・尽力などを慰め、感謝する言葉である、ということになります。

「お疲れ様」 と 「ご苦労様」
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4486559.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ご苦労様」は相手の苦労をねぎらう言葉、「お疲れ様」は相手が疲れたことをねぎらう言葉であり、これを国語学的にどんなに分析しても、「ご苦労様」は目上から目下、「お疲れ様」は目下から目上という結論は出てこないと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このようなことから、「お疲れ様」が 下⇒上 の方向の言葉ではないということは、国語的にハッキリしているといえます。
お客と店員の間には雇用関係はありませんので、主人と使用人、殿様と家来というわけではありませんが、お客様を上に立てないと物は売れません(^-^ 。 上⇒下 といわれる言葉を使うのには、慎重にならないといけません。

言葉というものは、その使い方が間違いであったとしても、そのような言い方をする人が増えてくれば、それが社会的に承認されて、言語体系の中に組み込まれてゆきます。
書いたものが残っている大昔から、日本語はそのようにして変化し、現在に至っています。平安時代に書かれた物は、今ではそれを勉強した人でないと理解するのが難しくなってきました 。

そういうことですので、「お疲れ様でございます」をお客に使ったら間違いだとは申しません。
使うときには、国語的には辞書や学者の言うことと違うということを心得ておけば、上手な使い方ができるのではないかと思います。
    • good
    • 2

ほんの何日か前に同様の質問がありました。

私も2回、回答してます。
   ↓
「お疲れ様」 と 「ご苦労様」
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4486559.html

1番の方もおっしゃっていますが、「ねぎらい」は元来、上→下 の方向のものです(ウンと大昔は知りません)。

Goo辞書↓
ねぎら・う ねぎらふ 3 【▽労う/▼犒う】
(動ワ五[ハ四])
〔「労(ね)ぐ」と同源〕同等以下の人の苦労・尽力などを慰め、感謝する。
「労を―・う」「孫権は…士を―・ひ衆を撫でしかば/太平記 20」

そういうことで、私は「お疲れ様」も「ご苦労様」もどっちもヘンだと思いましたので(上役、先輩に対して「ねぎらう」こと自体がヘン)、
片手をあげ「お先に!」などと言って、先に帰って行く上役、先輩に対し、私は、立ち上がってお辞儀をするだけで、何も言いませんでした。

仕事というものは、上が下に命じ、下がそれを実行して、上が「ご苦労であった」などと「ねぎらう」のが、昔からの基本パターンです。
でも、現在は、そのような上下関係はかなり薄れてきているように思います。
辞書と用法が異なる「下が上をねぎらう」などという言い方をする人もいるようです(^-^ 。

言葉というものは、その使い方が間違いであったとしても、そのような言い方をする人が増えてくれば、それが社会的に承認されて、言語体系の中に組み込まれてゆきます。
書いたものが残っている大昔から、日本語はそのようにして変化し、現在に至っています。平安時代に書かれた物は、それを勉強した人でないと理解するのは難しくなってきました(^-^ 。

ま、結論として、昔の考え方では「?」がつきますが(私個人としてはこれに近い考え方です)、現在では「お疲れさまでございます。」が大手を振って歩いている職場もあるようですので、そこいらへんを勘案され、「お疲れさまでございます。」をお使いになったほうがよろしいかと存じます 。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですよね、言葉は生き物みたいにどんどん変化していきますよね。私も「お疲れ様でございます」が耳慣れてきました。ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/13 10:40

厳密にいえば、「お疲れさま」や「ご苦労さま」という言葉は


ねぎらいなので上司やお客さんなど目上の方につかってはいけません。
同僚や目下の人間についてはわざわざ「ございます」をつけるのも
変なので「お疲れさまです」で十分な気がします。

ただし、この手の会話は職場ごとにローカルな決まりがあるので、
その職場で問題視されていないようであれば、上司に対しても
「お疲れ様です」とか「お疲れ様でございます」と使うのは
特に否定されるものではありません。
お客さんに対しても、フランクな接客が必要な業種もあるので、
そのあたりは柔軟に考えて問題ないでしょう。

逆に、なんでもかんでも免罪符のように「お疲れ様です」を
連呼する人もいます。
朝イチで事務所に連絡をいれていきなり「お疲れ様」といわれると
「まだ疲れてる時間じゃねーだろ!」と突っ込みたくもなります。
TPOを考えた使い方が必要でしょう。
    • good
    • 4
この回答へのお礼

「お疲れ様です」に「ございます。」をつけるのが気になっていました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/13 10:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!