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ごみについて調べています。

環境省などが出しているデータを見ると、平成12年度を契機に、ごみの総排出量が減っています。

平成12年度に何かあったのでしょうか。
リサイクル活動が本格的に始まったとか、
法律が改訂されたとか、何かあるのでしょうか。

教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

>日本国のある指標がある年を境にコンマ数パーセント低下したからと言って、その意味づけはなかなか難しいものです。

確かに、それまで増加傾向にあったものが、低下し始めると何かとんでもないことがあったように思われますが、1%以下の変動に明確な理由付けは、しないというか出来ないのが普通でしょう。
 国民総生産の推移と重なるようにも見えますが、それは後になって見えてくるようなものです。例えば、昭和48年のオイルショックのときは、経済状況が驚くほど、急変しました。それまで首都圏のゴミは、おおむね青色のゴミ袋を使って廃棄されていたので、何処でも青々としていましたが、青色袋がなぜか急に使われなくなり、ゴミ保管場所のゴミの色がハッキリと変化しました。ゴミ排出量も事実に急に減少したものです。それは、同データからも読みとれるでしょう。また、ゴミの排出量は、何時でもそれほど正確に計量しているわけではありません。4トン車1台分は、ゴミ量4トンとして計量している場合が多くあります。
 原料、材料、製品、商品、食品等が、輸入されたり、生産されたりしていますが、それらが流通し、利用、消費された後は、ほとんどすべてが廃棄物、ゴミになります。リサイクルされたとしても、ゴミになるタイミングが少々遅れた程度で、いずれはゴミになります。したがって、ゴミになる以前のもの、すなわち家庭や社会において使われているものの量、あるいはそこに供給されるものの量が減ったからに違いありません。
 ゴミの量は、その前に家庭、社会の中で価値ある物として存在する消費財等の量に比例します。おそらく、それらの量がゴミの量が減る以前に減っているはずです。そのどちらとも国民総生産に比例しています。ゴミになる前の消費財などが増加しているのにゴミ量のみが減ることはありません。ゴミに注目するのではなく、将来ゴミになるものの増減に注目すると見えてくるものがあります。
 ゴミの総排出量の折れ線グラフに国民総生産、総輸入額、景気動向を書き込んでみましょう。変動・傾向について、おおむねの説明が出来ると思います。単年度1%以下の変動の説明をしても、あまり説得力がありません。
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この回答へのお礼

大変参考になる回答をいただきまして、ありがとうございます。
確かに、ごみが減るのは、ごみになる以前のものが減っているのであり、ごみ自身が減るのではありませんね。

アドバイスをいただいたとおり、国民総生産なども調べてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/27 09:39

平成12年に、国が「循環型社会形成推進基本法」を始めとする、一連の「リサイクル関係法」を制定した関係かも知れません。



排出者責任と拡大生産者責任など導入し、「使い捨て社会」から「循環型社会」への転換の基盤の時期と重なります。
3Rの推進もその頃からですし。
自治体では、5年、10年単位でリサイクル率の目標を定めてもいますね。
市区町村のホームページの、「ゴミ」関連の資料に書いてあると思うのですが。
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この回答へのお礼

ご回答いただきましてありがとうございます。
さっそく調べてみました。
確かに、循環型社会基本法は平成12年に施行されていますね。
それにしても、法律が改められると、即パーセンテージに現れるのも不思議といえば不思議ですね。

お礼日時:2008/11/27 18:33

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