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物理系の学部四年です。
測定値を理論値と比較したいのですが、理論値が計算できず困っております。

Ca原子において1S0→1P1の冷却遷移に対応するレーザーを照射した際、原子がこの遷移(1S0→1P1)をするのにかかる時間、を計算するにはどうすればよいでしょうか。冷却遷移の波長、寿命、自然幅、レーザーの入射強度、共鳴周波数からの離調(ドップラー冷却のため)は既知です。
冷却遷移に対応する飽和強度の算出などを絡めて、量子光学分野の本を漁りつつ色々と計算を試みているのですが、「特定の遷移にかかる時間」について細かく記述されている本までは中々見つからず困っております。

どなたか詳しい方いらっしゃいましたら、ご教授お願いいたします。

A 回答 (2件)

量子力学的にいえば、遷移に必要な時間というものはなく、あるものは瞬時に遷移し、あるものはある程度の時間を経過してから遷移するということになります。


そして統計をとると確率的に大半が遷移する時間というものが定義できます。これはその準位間の遷移寿命に等しいです。
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遷移を正確に記述するためには「時間を含めたシュレーディンガー方程式」で記述する必要があり、計算するにはハイゼンベルクの行列式(?)法で時間を含めて計算するのだと聞きました。


なお私は素人です。
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