ふと気がつくと、面白い本、よい本、為になる本は色々知ってますが一生に一度読んでおくべき本となると、全然なくて愕然としてる自分がいます。
それでも薦めるとなると、月並みで申し訳ないのですがやはり私はドフトエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」でしょうか。
次点で
・夏目漱石の「こころ」
・太宰治の「人間失格」
・三島由紀夫の「金閣寺」
あたりですが、繊細な人間の心を描いてる一方で、どこか女々しいというか、現実を生き抜くには少々辛い気もします。。。(事実、これらの主人公達は最後に発狂してしまう)
映画ならおすすめは沢山あるんですが^^;
(・椿三十郎)
(・生きる…黒澤映画は挙げたらキリがないので以下省略)
(・ショーシャンクの空に)
(・荒野の用心棒…以下ウエスタン映画は挙げたらキリがないので省略)
(・第3の男…著作権切れなので無料で見れます。見てない方は是非!)
何かおすすめはありますでしょうか?
(聖書や仏教も悪くは無いですが、どこか現代では無理がある気がします。あと、小説でなくても構いません。「国家の品格」などはかなり為になりました)
No.10ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
一生に一度読んでおくべき本、ですか。なかなか難しいですね。思い浮かびません。個人的に死ぬ前に出会えて良かった本、ということであればカズオ・イシグロさんの「わたしを離さないで」です。カズオ・イシグロさんは、僕の読書史の中でのもっとも重要な人物の一人です。世間での評価や批評など関係なしに読んだ瞬間、運命的に惹きつけられてしまうことってありますよね。そういう経験ができることはとても少ないですが、それだけにとても大切で幸せなことです。原文で読んだわけではないので土屋さんの素晴らしい訳とあいまって、ということになるのでしょう。おお!
これは面白そうですね。
>世間での評価や批評など関係なしに読んだ瞬間、運命的に惹きつけられてしまうことってありますよね
いいですね~、私もありますねそういうの。
最近はベタですが、東野先生のやはり「容疑者Xの献身」が一番面白かったですね。
No.11
- 回答日時:
●「エドガー・ケイシー地球卒業者18人の過去生」(バイオレット・シェリー)
ケイシー氏が催眠下で、実在した18人の方々の過去の様々な転生の様子を語り、悪い心もよい心も持ったりしつつ、トータルで人格を成熟させて行った過程が記録されたものです。
18人は職業等も様々で、色々な局面においてのあり方等が大変参考になります。
ケイシー氏は熱心なキリスト教信者で、自身が催眠下で語る内容がその教義とは違う面があり大変苦悶されますが、調べるとどれも事実であったり他者の相談や病気の解決につながることの連続だったため、公表される決意をされる、という経緯があり、その誠実なお人柄から、私は信頼できるものです。
●「太陽の法」(大川隆法)
人間は何のために生きるのか、道徳的に生きることは意義があるのか、あるならどういう意義があるというのか、自分のために生きることと他者のために生きることはどういう意義があるのか、等々、私の頭でいくら考えても、また他の本で探しても、サッパリわからなかったこれらの疑問に、明快に納得でき、かつ感激できる回答が掲載されていて、私は大変衝撃を受けました。
著者やその関係団体に関して色々な見解はあるようですが、私は著者等が世間で有名になる前に書店でたまたま見付け、読んで衝撃を受けたという経緯ですので、純粋にその内容に納得感激できたことを申し添えます。
>エドガーケイシー
エドガーケイシーについては色々と怪しい面もあるものの、実際に役に立つものもあり、私も一時期ハマっていた事があります。
私は輪廻転生については信じておりませんが、仰るとおり彼の誠実さは文面にも現れており、信憑性は別として書物も面白かった覚えがあります。
御本の方は読ませて頂こうと思います。
>大川隆法
大川隆法氏はあまりよい話を聞きませんが、仰られる御本は有名になる前との事ですので、ひょっとしたら彼の純粋な考えが書かれてるかもしれませんね。
エドガーケイシーの後にこちらも読んでみようと思います。
No.9
- 回答日時:
こんにちは、マッガです。
<<仏教も悪くは無いですが、どこか現代では無理がある気がします>>
とのことですので、パーリ語の仏典にはふれたことが無いのかなと憶測いたします。
と言うことでサンガ出版の「仏法」をオススメします。
お釈迦様が反宗教・反信仰・反妄信・反迷信的に、理性を最も重んじて説かれた初期経典の教えを体系的に纏め上げたものです。仏教の教科書のような本です。
八正道の「正見」の項目だけでも読めば納得することが多いと思いますよ。初期の大元の仏教、ゴータマ師が説かれたものは常に現代的だと私は感じます。仏教は曖昧な道徳論などではなくきっちり「なぜか」を詳細に語られてますよ。きっと驚きがあると思います。
スマナサーラ長老の書籍もどれもオススメですね。
無料で聞けるポッドキャストも大量にありますよ。
こんなにもスッキリと、疑問を持てば回答が有るという経験をしたのは私自身このパーリ語の仏典を元にして語られたものを読む前では無かったです。
それだけでなく向上するために何が問題となるのか、それを実践でどうすれば善いのか、実証の方法まで語られています。至れり尽くせりですねw
とにかくオススメします。
一生役に立ちますよw
遅くなりました;
読んでからお礼をしようと思ったんですが、どうも一般の書店には出回ってないようですね。
なかなかの大著のようで、入手次第じっくり読ませて頂こうと思います。
私は仏教については他の書物は読んでおりますが、おっしゃるとおり現代仏教は宗派が多く、曖昧なものも少なくありません。
スマナサーラ長老の書物は前々から別の書物などで興味がありましたので、これを機に是非とも読ませて頂こうと思います。
No.7
- 回答日時:
こんにちは。
<一生に一度読んでおくべき本>
多分、ご質問者さんは既読と思われますが、
住井すゑ著/「橋のない川」を上げます。
http://www.ushikunuma.com/~sumii-sue/index4.html
やはり、読んでおくべき本だと思います。
こんにちわ。
作品自体は読んでいませんが、歴史的背景についてはよく知ってます。
むしろ現代では、彼ら解放運動の人達が逆に差別を行い、言論を弾圧し、新たな差別を生み出してるのが現状です。
そろそろ彼らの悪事を暴く、逆の作品が現代にほしい所ですね。
No.6
- 回答日時:
読んでいないことが、
喉に刺さった魚の骨みたいに気になる本。
トルストイ 「戦争と平和」です。
評論家の小林秀雄が、
「一年間、ほかの本は何も読まなくともいいから、この本を読め。
必ず得るところがあるから」といってるのは承知していたのですが、
言葉を額面通りにうけとって、
「一年間もこの本以外はお預けなんてととても辛抱できない」
で、ずっと読まずじまい。それが、つい最近、
詩人で弁護士の中村稔「私の昭和史」を読んでいると、
こんな一節が。
「<戦争と平和>は私の小説の理想像。
読まぬまま死ぬ人は気の毒だと思っている」
やはり読もう!
気の毒なひとに思われたくないもん。
私はトルストイよりドフトエフスキー派ですね。
トルストイは物語が細か過ぎる(それでいて物語は広大)のが、個人には玉に傷です。
私はトルストイよりドフトエフスキー(特にカラマーゾフの兄弟)をオススメしますかね。
個人的にはトルストイはあんまり…(悪くはないですが)^^;
No.5
- 回答日時:
こんにちは。
すべての読書人の方々に、大西巨人「神聖喜劇」をお奨めします。
幾多の書評で『昭和文学の金字塔』という決り文句で賛えられながらも広くは知られていない大傑作です。
現在、幸いにも光文社文庫で全5巻、入手できます。濃密かつ深甚、豊潤なる読書体験を得ること必定です。
また、私は未読ですが、この作品に惚れ込み、10年の歳月をかけ、発表の婆のあてのないまま劇画化した方がいらっしゃいます。この作品も全6巻で出版されています。
参考URL:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/book/kyushu100/ …
No.4
- 回答日時:
日本のじゃありませんが、ニーチェのツァラトゥストラは読んでおいた方が良いかも。
因みに自分は挫折しまくって、未だに最後まで読めていません。
今度再挑戦してみようかな……。
あれは一般人が読むものではありませぬぞ…;
私も読みましたが、功績と目的は別として少なくとも内容は怪文書で、小説としても楽しめる不思議の国のアリス(実は当時は難しかった政治批判)やオズの魔法使い(アメリカの経済批判)とは違い、読み物ではありませぬ;
個人的にもし再読されるならツァラトゥストラの謎を読んだ方がいいかと…。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83 …
No.3
- 回答日時:
小説は宮部みゆきさんの本がオススメですよ。
この人の本はほとんど読みましたが、中でも「スナーク狩り」は格別でした。
「こころ」や「人間失格」の現代版というと言いすぎかもしれませんが、心情描写のきめ細かさや人間関係のリアルさなどは質問者さんの望んでいるものに近いのではないかと思います。
宮部みゆき先生ですね。
>この人の本はほとんど読みましたが、中でも「スナーク狩り」は格別でした
なんと!
私は初期の頃の作品が好きで、後編の低迷っぷりに(と私には見える)嘆いて読まなくなってしまったんですが、スナーク狩りは気になってました。
ちょっと買ってきます。
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