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問) 豊作貧乏の状態に陥ると農家としてはどのような対応にでるのでしょうか? 
僕の出した答えは、他の生産地と区別させるようにブランドを作り高く売ろうとする。そして、商品に価格支配力をつけさせる。
と考えたんですけど、これだど対応というより、理想論みたいな感じがするので教えてください。

A 回答 (3件)

学生さんかな?



確かにそんなふうにブランドイメージがあればいいですが
世の中そう甘くはありません。
捨てるくらいなら 別ルートででも安く売ればいいのに
とも思いますが そうはいかないのが現実ですね
需要と供給というグラフを見たことないですか?
実際はもっと複雑でしょうが ほしいな~と思う数より
売っている数が多ければ値段を下げなければ
売れませんよね そういうことです。

他の産地と区別するなら それなりの努力がいります
おいしいとか 特別な作り方をしてるとかですね
しかし おいしくても 高ければ 必ずしも売れるとは
限りません 以前テレビでやっていたのですが
原料の大豆を厳選した物を使い手作りで作った
物凄くおいしい豆腐があります 数に限りがあるので
1丁の値段が普通の物の3倍になりました。

普通の物と同じようにスーパーに並べてみましたが
売れませんでした 試食しておいしい~とわかっても
やはり普通の物を買っていくのです。

主婦のみなさまはやはりしっかりしておられて
1円でも安い物をと買い物されますもんね~
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。はい、経済学部の1年です。
需要と供給のグラフは毎日見てます(笑)当然、豊作貧乏のグラフも見ました。

確かに、ブランド化は難しいですよね。
そうすると‥やはり豊作貧乏の場合は一部を破棄して供給量を抑えるが正しいのでしょうか?

お礼日時:2003/01/21 17:11

価格支配をつける方法として.商品の破棄は既にありますので.省略します。


その他.生産量の制限があります。作付け面積を少なくして.価格を維持しようとする方法ですが.近年農産物の自由化の名の元勝者が海外から輸入するという方法を取り.価格統制力がなくなりました。

珍しい事例としては.2個所あります。一つは.青森県弘前市.もう一つは北海道(地名忘却)です。
前者は.CA貯蔵装置を購入し.常に一定の品質のりんごを高値になるような分量で.長期間販売続けるという方法です。食品の長期保存が可能になったからできる手法です。
北海道の場合には.収穫期をずらすという方法をとりました。一般にキャベツの収穫期は9-10月です。これを12-2月に変更しました。変更方法は.雪が降る直前にキャベツを仮収穫して畑の一角に山積みにします。雪が降って.キャベツの価格が上がった頃になって.畑からキャベツを掘り出し出荷するという方法です。

現在は.商社による価格統制が効いていますので.「価格支配力」は農家にはありません。
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収穫した農作物の一部を貯蔵又は破棄し、市場に流通する量をある程度調整し、価格を維持しようとし始めることもあるでしょう。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。廃棄するというのは、この間も父に言われびっくりしました。
ミクロ経済の授業では、先生は廃棄するなんていってませんでしたから。
でも実際そうみたいですね。tksoftさんも同じことを言われたので、父に言われたときは、半信半疑でしたけど納得しました。

お礼日時:2003/01/21 17:08

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