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「日本人女性歌手が一人称“僕”を・・・ 外国人女性には極めて受け入れ難いもの・・・?」と題する質問に対して、“日本の女性歌手が歌っている「僕」は「男性のこと」ではなく、自分のことを「僕」と言っていると思いますが・・・(男性の立場で歌ってはいない・・・)”という回答が寄せられていますが、果たして女性歌手が一人称「僕」を用いていても、男性の立場で歌ってはいない歌はあるのでしょうか?
皆さんからの様々な回答をお待ちしています。

A 回答 (2件)

もちろん、私の個人的な感想なのですが・・


少し前から、女子高校生を中心に、女性が自分のことを指す一人称として、日常会話で「ボク」を使うことは珍しくないので、それが歌詞のなかに出てきても違和感はありません。
前後の脈絡から、「ああ、自分のことを『ボク』と言う癖のある女性がテーマの歌なんだなぁ・・・」と思うだけです。
疑問に思う人は、「ボク」が、一人称として普通に使う女性が結構いるということを知らないのではないのでしょうか?
ただ、やはり女性で「ボク」を使う人は、ある種の個性を持った一群の人たちで、一般女性がだれでも使うというわけではありません。それゆえに、「ボク」を使うことで、どのような女性がテーマになっている歌であるのかが暗示されるのだと思います。

以下蛇足ながら
役人を指す言葉として「公僕」という言葉があります。
女性の役人でもやはり「公僕」であり、語源的には「僕」の訓読みは「しもべ」=「めしつかい」ということで、相手に対して「自分」をへりくだって言うことばであり、もともと男子専用ということではありません。
人称は、日本語の中でも変遷が大きく、
「キサマのようなやつは・・」と喧嘩のときに言いますが、もともとは「貴様」=「尊いお人」で、相手をうやまう二人称でした。
現代では、目上の人を「キサマ」と呼ぶと怒られます。
「オマエなんか出て行け!」と言いますが、もともとは「御前(おんまえ)」=御前様(ごぜんさま)ですから、これまた敬称です。
そいうことで、「ボク」が男女兼用に使われても、時代による変遷としてはあり得ることとしてフレキシブルに受け止めれば違和感なく理解できると思います。
的外れであればすみません。
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この回答へのお礼

貴重な回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/05 19:29

こんばんは。



一青窈さんは、男性目線でなくても一人称に「僕」を使う曲が何曲かあります(例:『ハナミズキ』『さよならありがと』『かざぐるま』など)。
理由としては、以前どこかのインタビューで、「僕」という一人称は「ぼ」の音が強くてアクセントになる、というような事を語っていたように思います(録画などをしていないのでうろ覚えですが)。

また、私見ですが、日本語の一般的な女性の一人称である「わたし」と「ぼく」とでは音の長さが違うので、リズムに合わせるために「ぼく」を使うという可能性もあるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

貴重な回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/05 19:31

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