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好きな人・・・本当にごめんなさい。挑戦的な意味では無いのです。
ただ、今までの宮崎アニメってなんとなくメッセージやストーリーに吸い込まれるように観ていたのに、「千と千尋」、「もののけ姫」あたりから訳が解らなくなってしまったのです。特に「千と千尋」・・・。
一体何がそこまで面白いんだろう?どういったメッセージが隠されているんだろう?面白いという人のどういった感性にひっかかるんだろう?と前から気になっていました。昨日テレビで見ましたが、やはり解りませんでした。
映画館では見ていないのですが、スクリーンで観たら、映像の美しさには感動するかな?というぐらいの想像しかつきません。後、けなす訳ではありませんが、やたらと出来事というか、これがメッセージなのかな?と思う事が起こりすぎて焦点が定まらないんです。両親が豚にされたり・・・名前を取られたり・・・。
批評ではなく本当に感想としてそれだけしか思いつかないんです。こう思って観たら、面白いよ。っていうのを教えてください。何も考えずにとかいうのは無しにしてくださいね。お願いします。

A 回答 (13件中1~10件)

映画が封切りになってすぐ見に行った位宮崎アニメファンなのですが、なかなか深くて面白かったです。

(DVDも買って3回以上見ました。)

メッセージについて一緒に見に行った家族とも話したのですが、私たちが感じたものでいいですか?一番に感じたのは【強くなる】だと感じたんですよね。
親の影に隠れて・怖がりで・挨拶もろくにできなかっただった千尋が一人で働き、何も知らなかった社会に触れることで成長していく・・・。最後は白を助けて・両親も自信をもって当ててしまう。強く成長してるなって思いました。(でも最後はやっぱり親の後をくっついて帰るところがかわいかったです。)
テレビでも宮崎監督は「今までこの年代の作品をつくったことがなかった。千尋はその代表。」と言っていました。(どうやら千尋のモデルは宮崎監督の知り合いの娘さんだそうで、その子はいつも親の影でモジモジしていたそうです。この子のためにこの年代の映画をつくりたいと思ったそうです。)
あと、名前を取られたのにもメッセージが感じられました。【自分を見失わない】ではないでしょうか。どんな状況下でも自分を見失わないで生きる。そんな風に感じました。
実は私も初めて見た時は意味がわかなくて???って感じだったんです。でも家族から感想を聞いて、改めて見たら以外と興味深く見れました。
初め弱虫だった千尋が、最後にどれだけ強く成長してるか、そこを見ながら最後の千の時と千尋に戻った時のギャップを楽しんで見てみて下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
説明していただいてなんとなくポイントが見えたような気がします。

千尋と同じ年代というか、同じような事で悩んだり、考えたりしてる人達がみたら、僕とはちがう感動があるのかも知れないな。と思いました。

とても参考になりました。もう一度、念頭に置いて観てみます。

お礼日時:2003/01/25 18:52

「千と千尋-」はバブル批判、少女売春の映画


という意見もあります。
http://www.sanspo.com/cinema/interview/021105hih …

私もこの映画を見たときは、
「これって売春宿だよなー。アメリカではこういうのは批判されるんじゃないの?ディズニーは判ってんのか?」と思いました。

参考URL:http://www.sanspo.com/cinema/interview/021105hih …
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この回答へのお礼

確かに言われてる雰囲気はわかります。
自分の場合そうはとりませんでしたけど、意見を読むとなるほど。ともおもいました。

お礼日時:2003/01/25 23:36

作品に秘められたメッセージの受け取り方は千差万別で、


答えは一つではないと思いますが、私が思ったことを書きますね。

>これがメッセージなのかな?と思う事が起こりすぎて焦点が定まらないんです。>両親が豚にされたり・・・名前を取られたり・・・。
メッセージが詰め込まれすぎというのはわかる気がします。
だけに、内容が濃いと思う人もいるのかもと思います。

名前を変えられたのは深く考えてなかったので、
湯ばあばの台詞そのまま、長くて読みにくいのに不便さを感じたから
呼び名をつけただけだと思ってました。(^^;)

両親が豚にされたのは、
「後でお金を払えばいいだろうと勝手に料理を食べてしまった無礼さ」
だと思いました。

あと、顔なしが他の人たちにお金を配って大振る舞いをして、
千尋にも気にいられる手段としてお金を渡そうとするシーンですが、
そのシーンで千尋は断ってますよね?
私は「お金で何でも解決できない」ということを伝えてる気がしました。

今の世の中は欲しいものが簡単にお金で買える時代で、
また、お金を得るために手段を選ばない人が多いように思うのですが、
そういう人たちに「お金」というものに対して考えて欲しい
という想いがつまってるようにも感じました。

あと、「ハク」という登場人物や、特別な町(世界)が舞台なところなど、
“自然”っていうのもテーマかなと思いました。

「もののけ姫」も自然の大切さを訴えてる気がしますが、
そこにいきつくまでの前振り(最後なんとか神が死ぬシーンまで)が
すごーーーーーーーーーく長い気がするので、
訳わからないという印象になるんでしょうね。
私も後半まで何が言いたいのかわからなかったですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
回答を読んで、作品が面白いかどうかは別として、千と千尋にかけた宮崎さんやジブリのスタッフの意気込みは凄いものだったんだな。と思いました。
面白いと思うかどうかは別として、ものすごいエネルギーがこもった映画なんだと思いました。

そういうつもりで気合いれてもう一回、二回と見てみようと思います。

欲を言えば、やっぱりナウシカ・トトロ・天空・魔女の宅急便のようなアニメの方がジブリ作品としては好きです。またあーいうのを作ってほしいな。

お礼日時:2003/01/25 23:34

Q/やたらと出来事というか、これがメッセージなのかな?



A/駿さんの伝えたかったのは、「生きる力」でしょう。これは、DVDのパッケージに記載されているものですけどね。

特に今の子供は、以前お菓子のCMでもありましたけど、将来の夢は「長生き」と子供が言うような時代(ノンフライおっとっとより)で、自分が何をしたいのか、将来への希望も少なくなりつつある。親も外は危険などの理由で家の中でゲームする子も増え、ちょっとしたことで「だるい」、「疲れた」という子供も(大人でも多いですよね。私も最近この傾向が・・・情けない)最近は多い中で、そういう典型的な都会っ子に一種の冒険をさせて、心を鍛えているというところですかね。

もっと簡単に言えば冒険の人質は父上と母君。世間知らずのお姫様が主役で、それが別の世界ではあるものの、自分で世界を切り開こうと努力する。
現代版ラピュタもどきですかね。

だから、ストーリー上では最初に念押しをされますよね。「○○とか○○とはいっちゃいけないよ」

プロローグの部分もキーポイントの一つ。ちょっとした我が儘がある。最後は・・・ちょっと書きすぎましたかね。まあ、私個人の考え方ですから、参考に・・・

まあ、この映画も難しいと言えば難しい。簡単と言えば簡単。最近そのような言動が多い人には分かりやすいかもしれません。胸に手を当てると大人でもズキンと痛んだりして・・・10歳の少女にしては、ちょっとほんと10歳かというところもありますし、人によっては過去キャラクターも出てますから、それが嫌とか、時代設定が悪いとかいろいろ出てくるでしょうけどね。
そこまで考えると、アニメは作れないでしょうし、現実離れしたストーリーにおもしろさがあることもある。


ちなみに、一つ面白い見方というか点を宮崎駿さんの作品を期待する人で、もののけ以降や、紅の豚以降をあまり好まない人の多くは、過去の作品を考えて、それを基準にします。
だから、作風が彼の中で進歩(変化したことを一応進歩とします)したときに、過去の作風を期待している人は失望するか、絶賛するかどちらかです。2つに一つしかない。まあ、よほど前の作風を気に入ってこだわると退化していると感じる。これは、私は、他の作者の作品で感じたことが何度かありますけどね。宮崎さんは今は巨匠とまで呼ばれますけど、今でも駿さんで、彼は当初からいろいろな作品に挑戦してきていますよね。そうなると作風も変化する。今回も彼流の作品を多く出してきた最新作なだけです。
巨匠は彼が呼べと強制したのではなく、周りの尊敬。
過去の作品は過去で既に彼の中にはない。もっと言えば、常に新たな作品を考えているのですよ。

もしかしたら、これからの作品、これまでの作品には巨匠と呼ばれていなけりゃ見向きもされなかった作品もあるかもしれない。

そう思って、映画は観ると視点は明らかに変わります。
本当に自分にとっての駄作か、傑作かを決めてくれますし、駄作でも期待がない分面白いことや、自分なりの解釈ができます。やっていないつもりでも、過去の作品を見たことがある人は、やっていることが多い。これで、理解できない映画はその人にとっては、面白くない。

まあ、面白くないのは完全に満たされている(既に十分体験している)という場合と、自分がそれを観るに足りない(知識や経験が不足、子供に多い)場合と、興味がない場合(嫌い、興味分野ではない)の3つですね。

ちなみに、私は映画好きでいつから好きになったかというと、嫌いだった映画(当時は難しかった)を2度目に観たときに面白かったことから、いろいろな映画を観るようになりました。この経験は忘れられない。本や映画に楽しめる時があるのが分かったのはこのときが最初で、しかも年齢によって感じ方も変わるのにも気づく。
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この回答へのお礼

ちなみなお話に大変共感を覚えました。

千と千尋を見る上で、ある意味、ナウシカ~紅の豚ぐらいの流れを想定して先入観をもって観たから余計に期待していた内容とちがっていたから、面白さが理解できなかったのかも知れません。

宮崎さんて凄いスピードで進化してるんですね。改めて凄いと思いました。

お礼日時:2003/01/25 23:27

引越しにぶーたれていた子供が、豚にされた親を元に戻すためにがんばると。


健気なものだと思います。
いろいろな事を通じて成長していく姿がいいですね。

今の恵まれた子供たちがはたして、体に汗して働けるかな?などと考えてしまいました。
それはやっぱり親のため?
人を大切にする、素直な心を持ち続けたいものだと・・・。
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この回答へのお礼

そういう見方もありますね。
やはり素直な気持ちでもう一度見直します。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/25 23:20

個人的には宮崎シリーズには、どこか「自然回帰」を


感じさせる部分がさりげな~く配置されてるように
思えます。ただそういう部分は強いメッセージでは
なく象徴的に描かれてあるためにわかりにくいのかも
しれないですね。

そういう視点で映画を見ていると、例えば「腐り神」
だと思われていた神が実は人間の不法投棄ですっかり
汚れて疲れきっただけの立派な川の神様であったり、
「ハク」は人間の都合で埋め立てられた川の主?か
何かであったりと、自然破壊で疲れた神や妖精の様な
存在が癒しを必要とするのは人間に問題があって、
これからは自然と人間が共生していくことを考えて
いかなければならないというメッセージも見えて
きます。

ただそういうメッセージを強制的に感じる必要はなく
千尋が迷い込んだワンダーランドの不思議さを素直に
楽しむのも良し、つまりは見る側の自由度の高い映画
ですね。グローバルに配給されるものだけに価値観を
しぼってないので、醍醐味の焦点はいろいろです。
例えば韓国ではダントツに人気のキャラが「ボウ」
だとか、あのデカい赤ちゃんです。
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この回答へのお礼

なるほど・・・。あえて焦点を絞っていなかった・・・見る人によって色んな角度から観れる。そう言われると、非常に奥深い作品に思えてきました。

なるほど、そういう意味では何度みても面白い映画ですね・・・。
あまりにも身構えてみると逆にダメだったかも知れません。
そうか!そういう意味で僕の観る姿勢は素直じゃなかったのかも知れません。ありがとうございました。

目から鱗です。

お礼日時:2003/01/25 23:19

テレビ番組の制作に携わっている者です。



直接的な回答ではありませんが、
「こんな考え方もあるよ」という意味で、少し書きますね。

No.2の方への回答お礼で
「あれだけ多くの人が絶賛してる映画の良さが
 解らないのは、ある意味悲しいです」とありましたが…

いいじゃありませんか。
人間はみんな感性が違うものです。
それが個性なんです。

テレビでは20%の視聴率を取れば大成功ですが、
考えてみれば10人のうち、8人は見ていない計算です。
CDが100万枚売れたら大ヒットですが、
日本全国で考えれば1割にも満たない支持率です。

世間で言う「多くの~」という基準は、そんなものなんですよ。
メディアは商売ですから、
売れそうな商品、当たりそうな映画には悪口は言いません。
とりあえず乗っておいた方が安心だからです。(笑)

「千と千尋の神隠し」がおもしろくなかったのは
あなたの個性ですから、どうかそれを大切にしてください。
他の人と違っていたって、いいじゃありませんか。

どんなに当たった映画だって、全員を感動させることは出来ません。
そんな映画があったら、怖いです。

だからけっして悲しむことはありません。
多くの人が面白いと言っているものがつまらなく思えるというのも
あなたの感受性が鋭い証拠だと思います。

友だちには、
あなたが面白いと思える映画を勧めちゃいましょう。(笑)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
僕自身、色んな意味で「オレはオレ」という考えというか、tanouxさん
がおっしゃるような考え方には賛成なんです。

だけど、せめて相手が言わんとしてる事を理解したいと思って
質問しました。ある程度、煽り的な宣伝もあったのかも知れませんが、
それでも、宮崎作品は好きなので、アレだけヒットし、評判も
よかった作品が全くといっていいほど理解できないのは、自分の頭が
固くなったからかな?という意味も込めて悲しいという表現になりました。

しかし、tanouxさんの考えも改めて自分発見につながりました。ありがとうございます。

お礼日時:2003/01/25 18:59

私も全くlm00さんに、同感です。

家内もそう言っていました。子供からずいぶん映画を見るのをせがまれていたのですが、行かずに以前、ビデオで見ました。
我々日本人って、やたら流行りものに弱くって、みんながいいと言うからいい、面白いというから面白い、みたいな、群集心理がもの凄くてそれが怒涛のように拡大していく事って結構ありますよね。この『千と千尋』に限らず、日常の中のいろんな事で『大騒ぎ』になったりとか・・
一つ思うことは、宮崎アニメって、とても現実離れしていてるから、逆に私たち日常生活のイヤだったり、つまらなかったりすることから、夢の中の出来事へいざなってくれる、日常から一瞬でも逃避できる!?というような事だと思うのです。あのハリーポッターもしかりだと思いますよ。余り深く考えずにこれからも色んな映画を楽しみましょう(^.^)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ヒットした理由は他の方が質問されていたので、その回答やHiroonchanさんの回答を読ませていただき納得できたのですが、どうも、「千と千尋」には宮崎アニメでも異色な感じというか、理解できない事が多いんですよ・・・。批評するわけではありませんが・・・。

ビデオに撮りましたので何回も観てみたいと思います。

お礼日時:2003/01/25 18:47

要するに、この映画は私の肌と合わないのだけど、どうやったら面白く見られるの?という質問ですよね。



無理だと思います。
前評判や、回りの評価を刷り込まれて見てしまったのだから過大な期待をしてしまっていたのでしょう。

私的には、眺めて楽しむ娯楽作品です。
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ひとつは絶賛している情報しか流れない点じゃないですか。


流れたとしても少しでしょうし、
それ以上に日本テレビなどが力を入れていますし。

海外では神隠しというのが珍しくオリエンタルっぽくて受けているのかもしれません。

私もトンネルを越えたら別の世界というのは好きですし。
ただ、ラピュタのような達成感は無いですし
その辺がないとちょっと不満と感じているのでは?
日本では「生きる力」がどうのこうのとそれが先に耳に入ったので、
考えてしまって逆に素直に理解できないのかもしれません。
なにも気にせず見ると面白いですよ。
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この回答へのお礼

海外では神隠しというのが珍しくオリエンタルっぽくて受けているのかもしれません。 >なるほど・・・

不満を感じる理由はそうかな。と少し納得しました。

トンネルを越えたら別の世界。これは好きなんですけどねー僕も。

やっぱり肌に合わなかったという理由なんですかね。そんな気がします。
でも、やっぱり、その中に面白さを見つけたいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/25 18:36

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