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筋肉注射の吸収について教えてください
後、もむほうが吸収がいいからとききました
もんだときと、揉まない時の差ってどれくらいなんでしょううか??
老人の細いうでで、強く触るとすぐ内出血してしまうような
腕でももむべきですか??教えてください

A 回答 (1件)

そもそも、吸収される速度を早くする目的の注射は、静脈注射を行います。



筋肉注射の場合、吸収が早くなったほうがよい場合(静脈注射の代わりに行う場合)と、わざわざ静脈注射にしないことが意味がある=遅い方がよい場合があります。

慣習的にもむと吸収が早くなる、固くなるのを予防できるといわれていますが、実はやや怪しいところがあります。きっちりした証拠はありません。

実際、筋肉注射よりさらに吸収が遅くなる(といわれている)単なる皮下注射の投与であっても、全くもまない場合でも薬の効き始めは静脈注射と10分-15分程度しかかわらないのです。

すると、その5分10分を節約しなければならないほど切迫しているとき、つまりは暴れている高齢者をおとなしくさせるという場合など以外では、もむ効果はほとんどないということになります。

また、単なるもむだけでは内出血がひどくなることがありますので、緊急時以外はもむのではなく、しっかり数分押さえるほうがよいとおもわれます。その後は、腕などが普通に動いていれば(麻痺でなければ)、もむのと同じような血液/リンパ液の流れができます。

ただし、1MLを超えるような分量といった大量に投与した場合には、軽くもんで拡散させることによって、組織への刺激を減らせる可能性はあります。しかし、この目的のためには筋肉注射ではなく拡散しやすい皮下注射にすべきです。筋肉注射と皮下注射の生理学的な違いというのはほとんどないからです。
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この回答へのお礼

こんばんわ、
すごく丁寧に教えていただきありがとうございました!
なるほど、あまり変わりはないんですね!
あ~なんかすっきりしました。
気になってたんですが自分じゃ解らなかったんです><
わ~!!ありがとうございました!!

お礼日時:2008/12/24 23:09

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