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BJF900で、純正インクを使っているのですが、印刷が青っぽくなってしまうのでインクタンクを見たところ、フォトマゼンタが完全にシアンと同じような色になっていました。
 他の色は変色していません。毎年1回くらい新しいインクにします。もちろん使用期限内です。年賀状で70枚くらいと、1ヶ月に1枚くらい印刷するだけです。

何故でしょう?となりのフォトシアンのインクが侵入してくるのでしょうか?もしそうだとするとシアンの方も変色するはずですが、していません。シアンだけ量が減っているということもありません。
また、新しいのに替えた時は当たり前ですが、各色同じ量です。

A 回答 (3件)

プリンタの修理屋です。



最近は本当に少なくなりましたけど、ヘッドの寿命と考えてよいです。
ご存知の通り、この機種はヘッドを簡単に取り外せます。
ヘッドは非分解部品ですので、詳細説明などはありませんけど、この機種のヘッドの場合、インクタンク固定部、インク導入部、ノズル部の3つに分かれます。(名前は私が勝手につけたものです)
インク固定部というのは、手前に伸びている部分で、インクタンクのツメがカチッと引っかかる部分です。最近の機種のヘッドではなくなりました。(プリンタ側についています)
インク導入部というのは、インクタンクを外したときに、直径5ミリくらいの金網が見えると思いますけど、その分です。
インクタンクから出てきたインクの中の大きなゴミを金網で濾し、その下のチューブに送ります。
ノズル部はヘッドを逆さまにしたときにビスで固定されている部分とそれにつながっている接点の基板の部分です。

インク導入部とノズル部の間は(この機種の場合)6本の穴が開いていて、それぞれがつながるようになっています。
当然、そのまま合わせてもインク漏れが発生しますので、間にシール材があります。
昔のタイプはシリコンボンドのようなものでしたが、F900の頃からは軟質のゴムのような材料に変わっています。

ヘッド部はインクを噴射しているとかなり高温になっています。(火傷するくらいです)
また、クリーニングするときは、ゴムのキャップを押し当てられ、いらないインクを拭うためにワイパーのようなものでこすられ、そういったショックの類でシール材が劣化していきます。
そうなると、シールしている部分に隙間が出来、インクが滲み出して隣のインクと混じるわけです。


修理として請けた場合は、クリーニングを行うパージユニット(ポンプユニットです)の不調の可能性もあるためにヘッドとセットで交換していますが、たいていの場合はヘッドのみの交換でも問題は無いでしょう。


ただ、ヘッドは6,562円もします。
http://store.canon.jp/user/ListProducts/list?svi …

修理はキヤノンの窓口で9,450円
http://repair.canon.jp/sc/html/ScxbESelectMethod …

2001年10月発売の機種ですから、当時のフラッグシップとはいえ、そろそろ買い替えを考えたほうがよいのかも知れません。

この回答への補足

大変詳しい解説、ありがとうございました!専門家の方からのレスがもらえるとは思ってませんでした。

インクが変色するんじゃなくて、混ざっているんですね。ただ、ヘッドの方でつながってるとしてもタンクの中まで逆流するものでしょうか?

交換と新品の値段がほとんど同じですので新たに買おうと思います。

ついでに教えて頂きたいのですが、ダイソーやエレコムの詰め替えインクは使っても大丈夫でしょうか?写真じゃなくて、年賀状が綺麗に印刷できればそれでいいです。また、使ってないのに蒸発して減るということがありますか?いつの間にか空になっているのです。

補足日時:2008/12/13 15:05
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毛細管現象が起きています。

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会社でキャノンのプリンター使ってますが、稀にそういう事があります。


何で、侵入してくるのか謎なんですが、修理に出してます。
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この回答へのお礼

そういうことがあるんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/13 15:00

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