アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ウエスタンレッドシダーでウッドデッキを作った時、
同じ材料でドアを作ろうと思い、柾目(幅広面が柾目)で無節の良い材料を拾ってとって置きました。(2×4、2×6です)

約2年ほど倉庫において乾燥させました。

先日、製作に取り掛かろうと材料を見たところ
数本、板目の面が若干反っていました。(反りがきつい物で1800で10mm程度)
予定の作り方はビスケットで組んで中にガラスを入れようと考えています。

柾目の面はほぼまっすぐなのでそのままでも使えそうなのですが
反ってる物は、削って平らにしてから使った方が良いのでしょうか?
もしくはクランプで締めて接着してしまっても問題ないでしょうか?

材木に詳しい方、お知恵をお貸しください。

A 回答 (5件)

 こんにちは。

ANO3です。

<1800mmの長さで10mm程度の反りです>
 使えます。
 材木の両端で、5mm内側で裏表に墨を打ちます。その後その墨どおりに削り込んで行きます。
 この時、片方の小口に裏表を削り込むライン(線)を出して、その小口の線に「半貫」の様なものを釘でライン通りに軽く打ち付け、反対側の小口から差し金や物差し等で材木の捻れも同時に見てください。
 捻れがある場合は、両端、裏表の隅の位置を、最大公約数で捻れが無くなる様に調整します(片側だけ大きく削り込まないように)。

<「日」のような形に組んで上「口」の部分がガラスで、下は木で考えています>
 私は木製のドアを作る場合、厚さが45ミリまで手作業で作っています。更に、全面5ミリのガラスを二重(2枚)に入れる場合もあり、ドアは4箇所の接合部分が重要になってきます。
 下記に以前別の質問に答えたアドレスを載せます。
http://aol.okwave.jp/qa4480170.html

 ここのANO1で書いている通り、ボルトを通します。ボルトそのものの入れ方は基本的にこの通りですが、6箇所各々ボルトを2本づつ入れます。
 ボルトの長さは、最後に縦残のボルト穴を埋木するので5分(15ミリ)内側にボルトが収まるように前以ってボルトの長さを調整しておいて下さい。
 ここでビスケットが登場します。ボルト2本ではドアの組み立て精度が出ないので、ボルトと表面の中間地点に左右にビスケットを咬ませます。
 これで、縦桟と框が狂い無く組み立てられます(木工ボンドを併用下さい)。

 通常、ホゾで組んだ場合、何らかの方法でドアの縦残を強く締め付ける方法をとらないと、組みあがりませんが、上記の方法だとナットを締めるだけで済むので非常に楽な方法となり、乾燥が済んでいれば、何十年でも狂ったり、隙間が空く事は(99%)ありません。

 縦桟の埋木は8分角位の寸法で鑿を使って掘った方が埋木を行う場合楽になります(埋木に使う材料は共木です)。

 完成したとき、兆番が確りしていれば、開けたドアのレバーハンドルが付く側の上部に人間が(2~3人)ぶら下がったくらいではなんの問題もないくらいに強度が出ています。

 ご検討を祈ります。
 
    • good
    • 2
この回答へのお礼

度々ありがとうございました。
なるほど!!ボルトで締めるとは思いも付きませんでした。
これなら丈夫なドアが出来そうです。
埋木も確かに○より■の方が後々楽そうですね。

後は直角に穴をどうやって開けるか考えて見ます。
(ボール盤はあるのですが木口にどうやって開けたら・・・)

とても参考になるご回答ありがとうございました。
また行き詰った時、宜しくお願いいたします。

お礼日時:2008/12/20 17:31

 こんにちは。

ANO3/4です。

<ボルトを通す穴のあけ方>
 鉛筆で印をつけ、向こうとこっちから半分づつ適当なドリルで開けます。
 多少(若干)曲がる場合もありますが、繋がった時点で、真っ直ぐになる様に中を(使っている錐で)浚います。

 問題は、縦桟の「こば」が90度に仕上がっているか。と、横框の切り口が90度に切断されているかです。
 この部分の精度が出ていないと、ボルトとナットで締め付けているので、その材木の仕口の角度で固定されます。

 ドア全体の角度は、6箇所の仕口でランダムに角度のばらつきが有ると考えられ、最終的にボルトが締まれば、ほぼ(限りなく)90度になると思いますが、上記の通り縦桟が横框に対して水平ではなくなる可能性は有ります。

 少なくとも縦桟の横框が取り付く部分に関しては、直角定規で調整しておいてください。
 多分ご質問者さんはスライド丸ノコを既にお持ちと思いますので、角度を再度確認されて横框は切断してください。

 ご検討を祈ります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

四角の物を作る以上、やっぱり直角が基本ですね。
腕が悪い分、スライド丸ノコフル活用しています。
作る前にオーバーホール出して、刃を替えて作ってみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/20 20:01

 こんにちは。



<反った木の修正方法>
 手押しのカンナ盤で削りこんでいきます。
 手押しカンナ盤が無い場合は、墨をはじいてその通りに適当なカンナ等で削り込んでいきます。その場合、終わったとき、また反っているので再び墨をはじいて削り込んでいきます。
 これを反らなくなるまで続けます(しかし、暫くすれば、また反ると思います。これは「あてくい」と言います)。
 これが、正式な答えとなります。

 以下は蛇足です。
 
<もしくはクランプで締めて接着してしまっても問題ないでしょうか?>
 クランプを外して、間もなくガラスが割れます。

<反ってる物は、削って平らにしてから使った方が良いのでしょうか?>
 1m80Cmで10センチも反っている材木は削っても意味がありません。
 材木の2丁分も反り返っているものは本職でも使いません。新しい材料を求められた方が遥かにコストが安上がりで無難です。

 最初に書いた通り、この様な材木を削る場合は、手押しの自動カンナ盤を使います。しかし2×4や2×6で10センチも反った材木は一面を平らにしても、また同じ方向に反ります。
 削り込んでいく途中で、反ってくるので、結果、両端が全く無くなった状態になります。
 これが、削っても意味が無いという意味です。

 どうしてもその材木を使いたかったら、真っ直ぐな状態にして、やはり2年ぐらい薄暗い部屋の中で寝かせて置いてください。うまくすれば、半年ぐらいで直る場合があります(この時梅雨の時期を間に挟むのが望ましいです)。

<予定の作り方はビスケットで組んで中にガラスを入れようと考えています。>
 出来ません。

 縦残と上框を2×4、横框下を2×6で組もうと思っているのでしょうが、ビスケットの様なものでは強度が全く足りません。
 ご質問者さんが組もうとしているドアは、ガラスを含めて、出来上がったとき30キロオーバーになる筈です。
 最終的に兆番で留めた、方吊りのドアと思われますが、多分この様な状態に耐えられないと思います。

 木製のドアで、中にガラスをはめ込む場合、縦と横の材木が取り付く場所は、縦桟ぎりぎりまで伸ばした2枚ホゾでないとドアは作れません。
 更に、材料が真直でないとガラスが入る「しゃくり」が削れません。「ガタガタにする」という方法もあり(組み立てで)ガラスが入ったとしても、ドアを動かす毎に「煩く」、ガラスが割れる可能性があります。

 他に、本職では無い方が作る場合の方法はありますが、蛇足に対しての補足があれば、それを待ちます。

この回答への補足

専門的なご意見ありがとうございます。
ご回答いただいたのですが、
質問の仕方が悪かったと反省していますが
「1800mmの長さで10mm程度の反りです。」と
いうつもりでした。
2×4の寸法でで100mm反っていたら使う気になりませんが
「10mm」ぐらいなので悩んでいます。
10mmでも削ったほうがいいんでしょうか?

構造的には、
「日」のような形に組んで
上「口」の部分がガラスで、下は木で考えています。
(具体的には鏡面?というのでしょうか?ルーター、トリマー使って)
ビスケット(ボンドは付けます)はそんなに強度の無いものなのでしょうか?
板厚が38mmあるのでビスケットをダブルに付けても結果は同じでしょうか?
専門的なご意見とても参考にさせていただけますのでよろしくお願いします。

補足日時:2008/12/20 01:49
    • good
    • 1

乾燥の方法がまずかったのでしょうね。


建具屋さん、材木屋さんで目にすると思いますが、水平になるようにそれぞれにバンギを敷いて乾燥させます。
最小限のそりに抑えるためです。

それでも、反った材料は削るしか方法はありません。
乾燥しきった材木はそれ以上「暴れる」ことはないからです。

2x4で縁台を作りますが、必ず鉋かけで修正します。
それがその木の本来の姿ですから・・・。

昔の棟梁も家を建てるのに、
ノミ入れしても弾かれるようになるまで乾燥した状態まで持って行って、
それ以上暴れなくなってから初めて墨入れをします。
建築木材の少なかった頃の大工さんは材料を大切にしています。
曲った材料のままで梁などを支えている姿は今でも古民家で見ることができます。

クランプで矯正して締め付けて旨く収まったとしても、その後に割れ・ヒビの発生は起こりうることと思ってください。

強制(無理)は必ずしも木材に良い訳はありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。やはり削らなきゃダメのようですね。。
もう一度、修正出来てから方法を考えて見ます。

お礼日時:2008/12/20 01:47

 曲がった木材を水に一時間程度濡らしてから正常な同じ木材に縛って


そりを矯正します。
 硬い材料の場合はクランプや使用したり平らなコンクリート土間があればそちらに置いて重石をかければ大丈夫でしょう。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。素人にはこれが一番簡単そうな方法かなぁと思っています。

お礼日時:2008/12/20 01:44

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!