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カテーテル検査の結果左冠動脈に狭窄がありステント治療を医師からすすめられております。再狭窄がある程度の頻度であるようで悩んでおり、お教えください (1)ステント部分の再狭窄の場合どのような治療を取ることになるのでしょうか?同じ箇所に再度ステントをいれるのでしょうか?(2)ステント留置による何らか刺激で他の冠動脈箇所にも狭窄が起こる可能性が高くなるのでしょうか?

A 回答 (3件)

〔1〕ステント内の再狭窄の場合は、ステントのサイズや種類、狭窄の性状にもよります。

バルーンのみで終わる場合もありますが、ステント内ステントが多いようです。〔2〕病変部の血管の走行により様々です。例えば、分岐部など片方を押し広げると隣接する血管は狭くなります。このような場合には、分岐する二つの血管を同時に広げるなどの手技が必要です。また、ステント留置によって分枝の細い血管が、狭窄または閉塞することもあります。

単純な病変ならカテーテル検査と同じように局所麻酔、所要時間は1~2時間ですみます。術後問題なければ一週間以内に退院できるでしょう。バイパス手術でも吻合部狭窄など、狭窄のリスクはゼロではないはずです。医師の説明が不十分なら、納得されるまで主治医とお話してくださいね。

この回答への補足

カテーテル検査を受けた体験からは、先生が言われるように1~2時間で済むように思えました。ただ留置後の再狭窄については大変気になっております。と言いますのは、親、兄弟に狭心症の者がいまして念のため診察していただいたのが今回の検査の発端でして(時々左胸部に鈍痛というか違和感がありましたが)、冠動脈CTで狭窄が認められたためカテーテル検査を受けた次第です。ステントをせずに薬物で持ちこたえれるのか、ステント留置をした方が良いのか正直判断付きかねてる状態で、再狭窄の場合どんな処置となるのかお伺いした次第です

補足日時:2008/12/21 21:37
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1)再狭窄防止の薬を塗っていないステント(BMS)の再狭窄部位には再狭窄防止の薬を塗ったステント(DES)を植え込む場合もありますし、DESの再狭窄時の処置同様、普通にバルーンをかける事もあります。

昔は、Cutting バルーンも使えましたが、今は使えない?? バイパスになる事は稀ですが、左の主幹部や前下行枝と回旋枝分岐部の再狭窄ではそうそうにあきらめてバイパスになる事もあります。
2)ステント近位入口部の狭窄は起こりやすいですが、普通はステントの再狭窄として扱います。よって、ありません。
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この回答へのお礼

最初に入れたステントは更に広げうるのでバルーンをかけたり再度ステントいれることができるということですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/21 18:27

説明責任を果たしていない医師が居るのかな?と時々心配しているのですが、一つずつ質問に回答してみましょう。



>(1)ステント部分の再狭窄の場合どのような治療を取ることになるのでしょうか?
一般的には、バイパス手術になります。胸部を切開して、冠動脈にバイパスを設置します。約入院期間は1ヶ月程度を見込んでください。

>(2)ステント留置による何らか刺激で他の冠動脈箇所にも狭窄が起こる可能性が高くなるのでしょうか?
あまりありませんが、場所によっては起こりえます。特に、冠動脈分岐に近い場所へのステント設置の場合には起こりえます。この場合には、胸部内視鏡による、バルーン術とステント設置術の両方で治療を行いますが、一応最悪の場合には、バイパス手術も検討します。

どちらの例も、極めて少ない確率ですが起こりえます。そのため、冠動脈分岐周辺の場合には、バイパス術で回復させます。
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この回答へのお礼

バイパス手術になりますか?
ステントで何とか持ちこたえてくれればいいのですが?
ステントを留置するとバイパス手術までは覚悟しないと
いけないということのようですね。
回答ありがとうございました

お礼日時:2008/12/21 17:49

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