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10~35年ぐらい前の本を所有しておりますが、本はもう読破していてもうめったに読むことはありませんが、大事な本なので保存、保管したいと思っております。

本を一冊一冊ビニール袋(ジッパー付のもの)で密封して(空気を遮断)、ブリキ素材のふたつきの箱に入れて日光を遮断すればいいのかなと思っています。

ただ人によっては本の中に湿気があると、その状態でビニールで密封すると本の中の湿気が逃げれず逆効果だという人もいて賛否両論で困っております。(湿気は目に見えないので私の本が湿気を含んでいるかわからないので、賭けであります)

あとブリキ素材の箱もよくないという人がいます。
密封されない紙素材の段ボール箱のほうが適度に空気が入っていいというひともいます。

またはプラスティック製のふたつきはこの方がいいという人も。。(今私が使っているブリキ素材の箱と変わらないと思うのですが、プラスチックのほうがいいと複数の人に言われました)

とにかくこのような状況でなにがいいのかよくわかりません。
とりあえずビニール袋に入れるのはどうなんでしょう?
また本をビニールで密封すれば、もう既に空気は遮断しているので、あとは日光が当たらないような箱ならなんでもいいですよね?

どなたか教えてください。おねがいします。

A 回答 (2件)

神経質に言うならば、本に付いた手の油などによって後年変色することもあります。

神経質に考えるならば、本を読むときは美術品を扱うように、手袋をして読みましょう。

アルコールなどで、きれいに汚れを(犯罪者が指紋を消すように)拭き取り、完全に乾燥させた後、ビニール袋に入れればよいと思います。
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本の保存・利用は暑過ぎず寒過ぎず、湿度が高過ぎることも低過ぎることもないような安定した状態がよいとされています。


温度は大体20℃~22℃、湿度は相対湿度で40%以上~60%未満が良いとされています。

※相対湿度

相対湿度(relative humidity)とはある温度で大気中に含まれる水蒸気の圧力(水蒸気分圧)をその温度の飽和水蒸気圧で割ったもの、あるいはある温度で大気中に含まれる水蒸気の量(重量絶対湿度)を、その温度の飽和水蒸気量(重量絶対湿度)で割ったもの(単位:%)。――Wikiより


また、洋本は立てて保存し和本は横に積み上げて保存するのが好ましいです。(洋書・和書という意味ではないので注意)
洋本を横に積み上げると、「背」や「小口」の部分に負荷が掛かり壊れる原因となります。
なので、横にして積み上げたり背や小口を下にしたり斜めに立てかけたりしてもいけません。
なるべく立てて保存できるように工夫しましょう。

※ヤフー辞書より
洋本・・・西洋風に装丁した本。洋綴じの本。洋装本。
和本・・・和紙を和綴(わと)じにして作った本


本には、モノをなるべく挟まないようにしましょう。
特に材質の違う紙(特に新聞紙)なんかを一緒に挟むと、化学反応を起こして足がはやくなったりします。
よって、長期保存する場合は何か挟まっていないか確認してから保存しましょう。

害虫が付かないように、虫除けなどを利用しましょう。
一般的な害虫はゴキブリ、シミ(紙魚)、チャタテムシ、シバンムシ、シロアリ、クモです。
これらは、本に使われている糊のタンパク質や紙、革、布などを餌とします。
こうした害虫は、暗く、温暖で、湿気が高く、不潔で通気性の悪い場所を好みます。
また、害虫以外にもネズミなどにも気をつけましょう。
市販の虫除けやネズミほいほいなんかを使って寄せ付けないようにし、定期的にチェックしましょう。
もし、虫がいるようなら晴れて乾燥してる日を選んで日陰で虫干ししましょう。(出来れば、梅雨明けか残暑が過ぎ去った秋がいいです)
カビに関しては、保存する前にチェックし、もしカビが生えているならその部分をクリーニング(乾燥させて、やわらかなブラシなどでこそぎ落とす)
あとは、上記に書いたように温度・湿度を管理すればカビは防げます。


と、まぁ気をつけるべき事項はこんな感じです。
とはいえ、家庭で出来る範囲は限られてきますので、出来る範囲で行えばいいと思います。
保存場所は、なるべくエアコンやストーブとかで温度が急激に上がるような部屋をさけましょう。(逆に24時間温湿度を保てるような空調があるなら、そちらのが好ましいですが。)
直射日光は避け、なるべく通気性の良いところで保存します。
できれば、本棚に立てて保存するのがいいのですが、無理な場合は段ボールとかプラスチック製の箱に入れて保存します。
鉄やブリキなどの金属製の箱は、錆が出てそれが本に悪影響を与えるので避けたほうが良いです。
そもそも、錆も本(紙)が茶色くなるのも同じ「酸化現象」です。
「酸化」してしまうと、いつかはボロボロと崩れさっていきます。
「密閉した方が良い」と言われるのは、空気(酸素)にふれないようにして「酸化するのを防ぐ」ためです。
が、なかなか家庭ではそう上手くいきませんので「密閉」にはこだわらなくても良いです。
むしろ、「密閉」したことで湿気が溜まってカビの原因になる方が怖いです。
なんで、なるべく詰め込みすぎずかといってスカスカになって折れ曲がったりしないように量を調節しつつ箱にいれ、定期的に出して虫やカビが付いていないかチェックしましょう。(衣替えと同時にやるといいです)

あとは、表紙なんかであれば下記の製品を使うとある程度予防する事が出来ます。
http://www.yomupara.com/film.php
http://www.yomupara.com/filmolux_softpp.php

よく図書館の本で、ラップみたいなフィルムが貼ってあるのがありますが、ズバリあれです。
強力な接着するものから、なんども張り直しが聞くモノまでそろってますから、自分に合ったのを選んでください。

と、長文になってしまいましたが参考になれば幸いです。
参考URLは本の部分の名称(背、小口など)です。

参考URL:http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/osaka/bo …
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