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リサーチャーのタマゴです。

アンケートで、よく5段階や7段階で評価や満足度を問うことが
ありますが、それで得た回答データを分析する際に、
TOP2Box(「非常に満足」+「満足」)の割合の高低を使う場合と、
5段階(7段階)にウエイトを与えて平均値を使う場合があると
思います。

どのような場合に、どちらの値を使うのが良いのでしょうか?
またどちらを使うのが適しているのでしょうか?

自分で調べてみても、周囲に質問してみても、
いまいち納得のいく回答を得られていません。

使い分けて分析している、又はどちらを使う方がよい、
というアドバイスでも構いませんのでいただけると助かります。

A 回答 (5件)

No3です。



>逆に、平均値を使うことのメリットとは何なのでしょうか?

5段階(7段階)で聴取した回答が正規分布に近ければ、
平均値≒分布の中心 とみなせ、分布がポジティブ寄りなのか、
それともネガティブ寄りなのかが分かります。

例えば5段階でウエイトを「非常に満足(5点)」~「非常に不満(1点)」として平均値が3.25点だった場合、
満足度の分布はポジティブ寄りであることが分かる程度です。
(もし3点未満であればネガティブ寄り)

>それにしても、世の中にはまだ結構平均値で分析しているデータがあるように思いますが、それはなぜなのでしょうか?

よく分かりませんが、分布中心を知りたいというニーズが多いのか、
TOP2Box以外の回答も拾い上げたいという考え方からなのか、
どうなのでしょうね?
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この回答へのお礼

raichingさん

ご回答ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。

平均点を使用するのは、直接「満足度」を○%から△%に上げたい
という目標を設定しているわけではなく、何らかの指標を設定して
長期的にトラッキングしていきたい場合であれば使用可、のような
感じで無理やり解釈することに致しました。

でも今後はTOP2等のパーセンテージを使用していこうと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/11 01:17

「過去に行った同じような調査で平均値を使って分析しているような場合に、クライアントから「なぜ前は平均値を使っていたの?」などと


問われたことがありました。」ようですが、報告を受けたスポンサーは平均スコアから何が分かるか???、その結果にどう対応したらよいのか戸惑うばかりです。当然お金を出したスポンサーは納得できないでしょう。利用・活用法は2つあります。事前の企画段階で平均スコアで表示したいと考えて調査実施する場合は、各評価軸ごとに横に「その理由を具体的に」書く欄を設けるべきでしょう。この自由記入欄をKJ法で分析すれば各評価軸の「満足」や「不満」の理由が見えてきます。多くの調査企画者は、このステップを処理・分析が面倒なので怠っているのでしょう。又は、理由を聞かない場合は数量化理論で分析することをお勧めします。このように活用すると消費者の複雑で深い行動を垣間見ることができます。
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この回答へのお礼

ki1107さん

お礼が遅くなってしまって申し訳ありません。
今後の分析に大変役立つアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2009/01/11 01:13

ウエイトを与えて平均値(=加重平均値)を使う場合は、


・順序尺度を便宜的に間隔尺度として扱っていること
・得られた平均値(加重平均値)の意味するものが分かりにくい
(%なら分かりやすい)
ので、一般の消費者調査の結果として載せたとしても「参考値」として扱われる場合が多いです。

一方、一般的な商品・サービスは、TOP2Box(「非常に満足」+「満足」)
の割合が非常に低い(10~20%)ケースが少ないので、
「満足度」=TOP2Box(「非常に満足」+「満足」)
と考える場合が多いです。

また、こうした方が過去の満足度スコアや競合ブランドの満足度と比較するときも
パーセンテージのために比較しやすいというメリットがあります。
(前年よりも満足度が5ポイントアップした。競合よりも10%満足度が高い。等)
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この回答へのお礼

raichingさん

ご回答ありがとうございます。
ますます平均値を使うことの不適さ・不便さに納得してしまいました・・・
それにしても、世の中にはまだ結構平均値で分析しているデータがあるように思いますが、それはなぜなのでしょうか?
逆に、平均値を使うことのメリットとは何なのでしょうか?

過去に行った同じような調査で平均値を使って分析しているような場合に、クライアントから「なぜ前は平均値を使っていたの?」などと
問われたことがありました。

平均値による分析のメリットがありましたらと思い、引き続き回答を募集させていただきたいと思います。

お礼日時:2009/01/06 00:11

chamikenさんの言われるとおりですが、要するに量的に見るか質的に捉えるかの問題です。

スポンサーの利用勝手を考えると平均値は利用しな方が良いです。それは、各評価項目で「満足」、「やや不満」と答えても何に満足(不満)したのかその理由が分からないからです。また経験上ですが回答者は「普通」を軸に評価するのでどうしても「普通」に収斂しがちです。一方、次の点で「絶対買う」「やや買いたい」のパーセントで解析するメリットが大きいです。アンケートで「絶対買う」と答えた人が実際に買う確立は100%ではありません。「やや買いたい」も同様です。実際に買う確立は2×3=6、2×4=8と一般的言われています。即ち、「絶対買う」と答えた人の60%or80%が実際に買う。「やや買いたい」と答えた人の30%or40%、「どちらとも言えない」と答えた人の20%が実際に買っているのです。事業計画などで目標値を高く設定したい場合は、2×4=8の方程式を、低く見せたい場合は2×3=6を使います。蛇足ながら、「絶対買う+やや買いたい+どちらとも言えない」=60%×回答率+30%×回答率+20%×回答率。又は=80%×回答率+40%×回答率+20%。
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この回答へのお礼

ki1107さん

ご回答ありがとうございます。
確かに、平均点が5段階の3点でも、「どちらともいえない」が多数を占める3点なの、「非常に満足」と「非常に不満」の両極に分かれた結果の3点なのかが見えなくなってしまうというのはよく言われますね。

大変参考になるモデルもありがとうございます。
需要予測などをする際に参考にさせていただきたいと思いました。

お礼日時:2009/01/06 00:04

「満足」以上の割合を高くすることが目標なのか、


それとも全体的に評価を良くすることが目標なのか、
によって使い分けるべきです。

例えば、ホテルのアンケート。
「ぜひまた来たい、また来たい、できれば来たくない、絶対来たくない」
ならば、前2つの割合を高めることが目標でしょう。
一方で
「また来たいかどうかの度合を、1、2、3、4で」
ならば、全体的に向上させることが目標でしょう。

質問でのお話がどちらかは判断しかねますが、
アンケートの各段階に個別に意味が書かれていなければ平均値。
個別に意味が書かれていて、どこかで線引きが可能ならばTOP2。
書かれているがあいまいならば、質問者様のご判断でよいと思われます。
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この回答へのお礼

chamikenさん
ご回答ありがとうございます。
なるほど・・・と思える回答でした。

そうすると私が行っている調査票のような場合は
TOP2%でモノを語った方が適しているかな、
と思いました。

お礼日時:2009/01/05 23:53

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