プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

酸素原子と硫黄原子、どちらも16族ですが、金属への配位力は一般的にどちらのほうが強いのでしょうか?

A 回答 (3件)

#1のお答えはちょっと意味不明です。


酸素は一般に2sp3の非結合電子対(lone pair)を硫黄は3sp3の非結合電子対を配位に使います。
それぞれの軌道の拡がり方を見ると酸素の方がコンパクトです。ここは#1のお答え通りです。
そのため酸素の方がハードな電子供与体、硫黄はよりソフトな電子供与体になります。
遷移金属のように中心原子の形式電荷が正でその値が大きい場合そこはハードな電子受容体になりますから、酸素配位子の方が有利になると考えられます。
しかしランタニドはともかくアクチニドにまで行くと中心原子はかなり厚い電子雲に囲まれておりソフトな電子受容体となるので硫黄の出番もあるはずです。でもあまり有名な例はないですね。
    • good
    • 2

おおむね#2の回答のとおりだと思います。


つまり、中心原子の種類や電荷によって違うはずです。
それは、Hard、Softということとも関係していると言えるでしょう。
一般に原子の中心電荷が大きくなるほどHardになりますので、よりHardな酸素が優位になるでしょうし、0価の金属錯体などではSoftですので、よりsoftなイオウが優位になるでしょう。
また、原子(イオン)が大きいほどSoftになり、イオウが優位になる傾向はあるでしょう。

もちろん、同じ酸素でも、カルボニル化合物の酸素とエーテルの酸素では事情が違うでしょうし、イオウに関しても同様でしょう。
    • good
    • 0

最外殻電子の位置が原子核に近いので、Oの方がSよりも


強い力で引き合います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!