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ある一定の年齢を過ぎた後に、英語を学習しても、ネイティブレベルの会話(発音、リズムやイントネーションを含めて)は、不可能であると聞きます。
確かに、どんなに日本語が上手い外国人タレントさんでも、やはり我々からするとネイティブではないな・・と分かってしまうことがあります。
同様に、一般に言われる絶対音感というものも後天的に取得することは困難であると聞きます。

現実問題として、ネイティブレベルになる必要性はないし、絶対音感を取得する必要性もありません。

ただ、原因として、なぜ後天的に取得することができないのか?
子供のうちと、大人になってからで何が違うのか?
大人になると何を失っているのか?あるいは、得過ぎているのか?
この点に大変疑問があります。
この辺りは、科学的に解明されている問題なのでしょうか?
何か参考資料(書籍、HP等)の紹介を含めて、ご存知な方がいらっしゃいましたら、ご教示頂ければと思います。

A 回答 (5件)

#4です。


「おだて」に乗って、1つだけ項目を挙げておきます。
それは「クロック」というものです。コンピューターの中には「クロック」というものがあります。これは指揮者が一定のリズムで棒を振っているようなものです。すべての働きは、このリズムの上で行われます。

言語にも「クロック」があり、英語は約0.5秒、日本語は約0.2秒ぐらいで刻んでいます。それに乗って話さないといけません。

在日20年以上で、日本語ペラペラの外国人に向かって、「岡さんと大岡さんのお母さん」と言ってごらん、と要求したら「言えない」と拒絶されました。それは、彼が日本語の難しさをよく知っていたからです。

「岡さん」は4拍、「大岡さん」は6拍、「お母さん」は5拍であることを「完全に」マスターしていないと正確には発音できないのです。私は「戸山さん」と「遠山さん」を正しく使い分けられるガイジンをほとんど知りません。

同様に、Once upon a time は「Once-u」「pon a」「time」の3拍です。カタカナから脱却できない人は、これを日本語リズムの8~9拍で捉えています。

このように、言語の「生成方法」だけでなく、頭の中のデータベース(単語帳)にまで改造が及ぶので、ちょっとたいへんですが、年齢に関係なく3年~5年ぐらいがんばれば、たいていの人は「Yes, you can.」 だと思っています。
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この回答へのお礼

「リズム」や「拍」で色々調べてみました。
当初の質問内容に加えて、大変面白いお話をお聞きできて、本当に嬉しいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/20 23:28

私は40歳を過ぎてから自分のカタカナ英語の改造に取り組んできました。

まとめると、
(1) 年齢が高くなってからでも、その気になれば改造できます。
(2) 我々の英語(または、外国人の日本語)がネイティブと違うのは、文字を先に勉強してしまうからです。
「その気になれば」ですが、なかなか「その気」になる機会がないのが実情です。
私は、多くの英会話学校に行きましたが、どこでも、発音を決してうるさく言いませんでした。質問しても「通じればいいのです。発音はあまり気にしないで」と言われました。

源氏物語に精通しているアメリカ人でも、すぐに外人と分かるような日本語を使いますが、読み書きが十分にできないお相撲さんは、日本人とまったく違わないイントネーションでしゃべります。この違いは、最初に目から勉強したか、耳から勉強したか、によります。

しかし、先生と生徒がその気になれば、年齢に関係なく直せます。私は自分でそのノウハウを開発しましたが、ここではとても書ききれません。本を書いても、肩書きのない人間じゃ売れないし‥、それに、バリバリ英語を使っている人は、自分の発音を直そうなんて考えていないようですし‥
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この回答へのお礼

大変興味深いご意見です。
つまり、文字を先に見ることによって、文字を再現して発音しようという意識が働き、その「再現」のフィルターを通す際に、我々の母国語の訛りがついてしまう、そういうことでしょうか?

Ishiwara様、そのノウハウを是非教えて頂きたいですし、世の中の人のためにも公開するべきですよ!
ブログやHPの記述でも十分な人気コンテンツになって広告収入も得られるでしょうし、出版という道も開けるかもしれません。

お礼日時:2009/01/19 15:16

英語の発音・イントネーションについて。


発音・イントネーションについては、年齢に関係なくできる人とできない人がいると思います。 これは耳の問題じゃないでしょうか。 聞いた音、言葉をそのまま復唱(コピー)できる人は、英語の発音も良いしイントネーションも結構まともです。 そういう人は英語だけでなく中国語でもスペイン語でも発音がいいです。
後天的なものとしては、個人的にはカタカナが結構日本人に悪影響を及ぼしていると思います。 「外国語はカタカナで表記される」という習慣に慣れてしまうと、カタカナの発音に引っ張られます。 だからカタカナにはないLとRの発音分けができない。 BとVの発音分けができない。
そもそも表音文字のアルファベットを別の表音文字のカタカナで置き換えてしまうという発想が良くないですよね。
あとは先進国であるが故に、サービスとして元々英語のものが全部日本語に置き換えられてしまっている。 ケーブルチャンネルなんかもそうですよね。 元々外国産の文化や芸能を、導入するときに全て翻訳して、そのまま入れないことが逆に英語にじかに触れる機会を奪ってしまっているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

一定年齢を過ぎてからでも、幼年期に学んだ程度のレベルの能力を取得できるとなると、単に習得方法と努力の問題に帰結されると思うのですが、いわゆるネイティブと何かが違うと思うのです。
実用的には全く関係ないのですが、学問的に、科学的に、その差異は、どこから生じるのか?という点に興味がありました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/18 03:47

こんばんは。



>同様に、一般に言われる絶対音感というものも後天的に取得することは困難であると聞きます。

それは間違いだと思います。音楽の才能自体は、少し違うようですが、言語の習得も絶対音感も、後天的なものだと思います。

NHKで、そのメカニズムの話はしていたと思います。赤ちゃんの時は、フル・レンジの音に反応して区別できるのですが、言語との結びつきに従って、単なる音と言語に分かれて反応していくそうです。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/061022.html
「赤ちゃん 成長の不思議な道のり」

人間の能力や性癖の起源の議論で、nurture論(後天性)とnature論(先天性)といいますが、nature論には、宿命的論や差別論に結びつきやすいようです。
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この回答へのお礼

後天的な語法を間違えてしまったようです。
幼年期とそれ以降における学習能力の差という点を質問させて頂きました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/18 03:41

こんにちは。



訛りのない英語のほうはわかりませんので、絶対音感のことだけ。


絶対音感のメカニズムは、研究途上のようです。
「音楽と脳」の章をご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E6%A5%BD# …
持っているか否かで脳の中で血流が増える部位が異なることが、ようやく数年前に判明しているようです。

お暇でしたら、こちらもどうぞ。
http://campus4life.blog95.fc2.com/blog-entry-167 …
ちなみに、冒頭で
「私は、楽器の音がドレミで聞こえる人です。
 でも、人の声や歌はドレミには聞こえません。」
と書かれていますが、
私(絶対音感の持ち主)は、人の声もドレミの音程のように聴こうと思えば聴くことができます。


<蛇足>
将棋が強くなるには、小学校低学年までに駒の動かし方を覚えるほうが絶対に有利だそうです。
(と、内藤九段がおっしゃってました。)
上の話と、なんか似てるので、共通のメカニズムがあってもおかしくないような気がします。


大したことを書けなくてすみません。
少しでもご参考になりましたら。
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この回答へのお礼

うーん、難しい話ですね・・。
もしも、脳科学の問題だとしたら、脳の特定分野については、ある一定の年齢までに発達が確定してしまい、その時期を過ぎてからは、単純に発達が困難になるか、あるいは別の分野で代用しているか・・とかいう話になるのかもしれませんね。
幼年期に今後生きるために必要な能力の大半を身に付ける能力が人間には備わっているということなのかも。
いや、しかし不思議な話です。

お礼日時:2009/01/18 03:40

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