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太陽系の惑星の軌道をみると、海王星と冥王星の軌道が交わっています。そして、それぞれの公転周期が異なります。
それで交点付近で海王星と冥王星が近づいて、海王星の重力によって冥王星が激突する、なんてことはありえますでしょうか?
そこまでなければ、冥王星が海王星の衛星になってしまったりしますか?
(トリトンは海王星にとらわれたものだと本で読んだのですが…)

自分の勘違いでしょうかね^^;

A 回答 (3件)

これ、私も昔疑問に思ったんですよ。


私たちがよく目にする惑星の軌道図は、黄道面(地球の公転面)に対して垂直方向(つまり真上)から見た様子(下図左)が描かれていて、それを見ると確かに海王星と冥王星の軌道線が重なって見える部分があります。でも、それを真横から眺めると下図右のようになります。
上から見た時に線が交わって見えた部分では、冥王星の軌道は黄道面から離れています。つまり、よく「軌道が交差している」と言われますけれど、実際には海王星と冥王星の軌道は交わっていません。

これは冥王星の軌道面が黄道面に対して17度も傾いているためですが、仮にそういう要因がなくても、No.1でCardishanさんが述べていらっしゃるような理屈で、二つの星が衝突することはないようです。

「海王星と冥王星の接近」 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A5%E7%8E%8B% …
「海王星と冥王星の…激突?」の回答画像2
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この回答へのお礼

本当だ^^;
交わってませんね。画像とURLとても参考になりました!!
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/18 12:07

むしろ, 冥王星の現在の軌道は「海王星の重力にとらわれた」ことによって作られたとする説が有力です.


海王星は現在の位置より太陽に近いところで誕生し, その後徐々に軌道を大きくして現在の軌道に進化したと考えられています. その過程で海王星の重力にとらわれて衛星となったのがトリトン, 同じ「重力にとらわれる」であっても 2:3 の共鳴関係に入ったのが冥王星と考えられてるんじゃないかな.
実際, あの辺には冥王星と同じような公転周期を持つ (つまり海王星と 2:3 の共鳴関係にある) 小惑星がいくつも見付かっていて, 「冥王星族」と呼ばれています.
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この回答へのお礼

なるほど!
重力にとらわれる、の関係が違っていると考えられるわけですね。
共鳴関係ですか…^^
ありがとうございました!!

お礼日時:2009/01/18 12:12

過去回答より・・・



「海王星と冥王星は衝突しません。それは軌道が同一平面上にないかからではなく 海王星と冥王星の軌道がレゾナンス(共鳴、尽数関係)という状態にあるからです。海王星の公転周期と冥王星の公転周期が2:3という簡単な比になっていて、海王星から見ると、冥王星が衝のとき冥王星が遠日点にあるような位置にあります。そうでなければ両者は衝突コースに入り すでに冥王星は存在しなくなっていたでしょう。同じようなレゾナンスの天体はたくさんあって、プルティーノと呼ばれています。」

つまり、お互い公転周期を引き離しあっているのです。
ぶつかること自体ありえないようです。
仮にぶつかっても、海王星は冥王星の6000倍の質量を持っているので、
海王星の軌道が変わることは無いでしょう。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明、ありがとうございます!!
そうですよね……衝突コースにあったらすでに冥王星なんてないですよ(・・;)
引き離しあっているとは思いつきませんでした。

お礼日時:2009/01/18 12:16

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