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 国際関係学の中で国際協力開発論に興味があり、将来国際協力の道に進もうと思っている高校生です。予定としては、大学院まで行く予定です。

 志望大学はいくつかありますが、実際のところ"国際関係"とひとくちに言っても企業関係のものから開発学まで幅広く、詳しく調べても結局具体的な内容がわからないままです。大学の説明では私には違いがあまりはっきりしません。
 経済学より、国際政治方面や国際協力論、平和学などからのアプローチが希望です(経済の知識も必要でしょうから勉強しなければいけないとは思いますが)。
 主に関東で国際協力が学べることで有名な大学はどこでしょうか? 教えてください。

 あと、
・大学での学部と志望したい大学院(国内外問わず)の専攻が違ってもいいんでしょうか?その場合院で修士号は取得できるんでしょうか?
・国連の定める条件の中で文学、外国語学などの専攻は職員には不可とききましたが、例えば国際協力を学べる"外国語学部"(大学)にいくとしたら条件にはあてはまらないことになるんでしょうか?

 回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

おまけf(^^;



>分野としては教育などからのアプローチを考えていますが、事務的な事でも仕事自体が国際協力に関われるものなら、分野問わず働きたいと思っています。

国連職員にこだわらないのであれば、海外で活躍できる場は、ピンからキリまで、腐るほどありますよ。

●青年海外協力隊
英語すら話せなくても、ろくずっぽ技術が無くても、なれます・・・というか、予算消化のために存在しているようなもののようで、(日本では仕事にありつけなかったんじゃないかと思うような)いい加減な人材が意外と目に付きます。暴露サイトや暴露本も出ております(ただし、誇張している傾向有り)ので参考まで。
質問者さんのように一所懸命な人が、現場に入ってみたら、そういった人たちばかりなのにショックを受けたりもするとか。
とりあえず、大きなメリットは、派遣されている間、日本の銀行には十万円余り、毎月お金が入金されるようです。現地での滞在費用とは別に。それと、公務員の採用試験などでは、協力隊経験者をプラス評価する(採用)基準があるようです。あ、あと現地で何していようが、マスコミなどの視線がないと言うことかな・・・


●NGO
寄付金など、ギリギリの予算でがんばっているので、高い収入は得られません。そのため、本当に「貢献したい」という人たちばかり集まっています。実績を作ると、日本政府からの助成金も得られるので、日夜、がんばっているようです。青年海外協力隊とは質が全然違います。
ただ、それ故、現場ですぐ戦力になるような人こそ、期待されます。
学生時代に、一ヶ月とか一年とか、ボランティアとして参加させてもらうのは可能かとは思いますよ。現地での食事と寝床くらいだけ、お世話になる感じで、農作業や雑務を(無償で)手伝うとか。


●ゼネコン
大手ゼネコンなどは、世界各地で、橋を渡したり、治水工事をしたりなどをしています。事務系のスタッフも当然、必要とされるでしょう。

NGOにしろ、ゼネコンの工事にしても、現地人教育の面が前面に出ていると思います。いつまでも日本人に頼らなくても良いように、現地人に技術指導しながらの作業です。


●日系企業
ゼネコンに限らず、ほかの業種でも、途上国の開発支援に携わっている企業は、いろいろあると思います。そういった組織で手腕を発揮し、現地で活躍するとか。
ま、途上国開発に限らなくても、海外に支店や工場を持つような企業でなら、いくらでも国際協力に絡んだ面は出てくると思いますよ。



>まずは現状を知るべきだし、知りたいと思ったので。
せっかくですが、大学の研究室の中では知り得ないですよ。日本国内での報道・情報と実態は、違いますから。途上国の実態、現地人・・・・

強くお勧めするのは、学生時代に、ボランティアでNGOに参加するか、せめて現地視察(NGOなどを取材してまわる)くらいは、やってみることです。あ、あと日系企業というか、日本人が現地で、小規模ながら旅行代理店とかホテル経営とかしていたりするので、そう言ったところに、仕事のお手伝いで長期滞在してみるとか。


・・・そうすると、私がここで一体、何を言いたがっているのか、わかっていただけると思います。


そして、現場を一度でも見れば、良くも悪くも、国際協力、開発について、考え方やビジョンが変わるでしょう。学生時代のうちに、このショックを受けておいた方が良いと思います。


国連職員の、ホワイト・カラーにこだわるのでしたら、やはり日本の省庁でも幹部候補になるくらいの資質は期待されるのでは、と思います。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。
そうですね。いろいろ考えていきたいと思います。
詳しく教えて頂いてありがとうございました。

お礼日時:2009/01/21 14:05

まず最初に言っておきます、「国際」という学問はありません。

「国際」とか「情報」とか、あるいはカタカナ言葉を、既存の学部名、学科名、講義名に取って付けただけだと思って下さい。国際とかついていた方が、見栄えが良さそうだからついているようなもんです。


国際協力といっても、どういった分野で協力したいとお考えですか?医療、土木、情報処理、教育・・・・いろいろありますが、まず自分が、なんのスペシャリストになりたいか考えて下さい。そして、その高度な技術・知識を国際社会・・・というか、海外で役立てよう、みたいな順序になると思います。国際協力開発論・・・の単位を取ったくらいで、国際協力なんてできないと思いますよ(笑)。強いて言うなら、評論家くらいにはなれるでしょうか。


>経済学より、国際政治方面や国際協力論、平和学などからのアプローチが希望です

社会科学系からのアプローチを考えているのでしたら、政治学・社会学系統の学部でしょうか。是非とも、その方面のスペシャリストを目指して下さい。


>・大学での学部と志望したい大学院(国内外問わず)の専攻が違ってもいいんでしょうか?その場合院で修士号は取得できるんでしょうか?

できるでしょう。実際、そういう人は、います。
ただ、面接などで志望理由を突っ込まれるでしょうね。学部で勉強していたこととの関連性などから、発展的な意味があることくらいは説明できる必要はあると思います。



>・国連の定める条件の中で文学、外国語学などの専攻は職員には不可とききましたが、例えば国際協力を学べる"外国語学部"(大学)にいくとしたら条件にはあてはまらないことになるんでしょうか?

正確なところは知りませんが、語学だけで就けるようなポストがないという意味かも知れません。

まず、国連職員になりたかったら、国連公用語を二カ国語以上、業務に差し支えのない範囲で使いこなせないといけません。当然、日本語は含まれておらず、英語と、ほかにフランス語か何か、達者でないといけません。

それから、欠員が出ない限り、国連職員は募集されません。たとえ能力があっても、しかるべき時期にしかるべきポストの募集がないと、なかなかなれないです。

また、採用される時には、部署に関連した実務経験のある、即戦力となるような人が求められます。すなわち、新卒で就職できるようなところではありません。なので、日本の省庁で、それなりの部署で働いているとか、くらいの実績は必要ではないかと思われます。


そう言うわけで、将来、国際協力の道へ進みたいのであれば、大学を選ぶ上では、「国際協力開発論」という枠に過剰に固執すると、かえって失敗するような気がします。名前に踊らされて、Fランクの私大などに行ってしまわぬように。将来、国連で働くつもりなら、東早慶、京、くらいの学力は必須かと・・・

大局的なところで進学先をおさえ、進学後も(国連職員を目標に?)、日本を代表するようなスペシャリストを目指すのがよいのではないか、とは思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに"国際協力開発論"なるものに少し固執し過ぎているかもしれません。
分野としては教育などからのアプローチを考えていますが、事務的な事でも仕事自体が国際協力に関われるものなら、分野問わず働きたいと思っています。
なので、将来国際協力の仕事につく過程で身に付けておくべき知識のひとつ、として国際協力開発論に今まで興味をもっていました。まずは現状を知るべきだし、知りたいと思ったので。

まだ甘い形だけの計画ですが、予定としては大学院までいきつつ英語に加えてフランス語の勉強をして、卒業後は数年NGO等の機関で働き、実務経験をつけた上で国連ボランティア、そして最終的に国連JPO試験という日本人向けの国連職員募集に応募したいと思っています。それだと補欠待ちより比較的入りやすいと聞いたので。大変な道のりだろうとは思っています。

そうですね!名前に踊らされずに、自分が身につけるべき学問を自由な角度から考えるのが一番ですよね。
ありがとうございました。これから頑張ります。

お礼日時:2009/01/20 14:41

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