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イグナイターが付いている車では、高電圧の点火コイルに変えても意味がないと言われたのですが、本当でしょうか?

A 回答 (1件)

ホントです。


イグナイタと点火コイルが別物であっても、二つはセットで設計されています。
高電圧コイルに替えると、イグナイタが壊れるおそれがあります。
コイルに流れる電流(一次電流という)を多くして高電圧を発生させているのですが、その電流をオンオフしているイグナイタの電流容量を超えるおそれがあります。
容量を超えると発熱し、やがて壊れてしまうか、とでもない誤作動を起します。

点火性能の面では、高電圧コイルに替えてもメリットは少ないです。
高電圧の強い火花で着火するという謳い文句がありますが、エンジンが必要とする電圧(プラグに火花を飛ばすために必要な電圧)は運転状態で決まるので、いくら高い電圧をプラグに加えようとしても、低い電圧で火花が飛ぶので、高い電圧はムダ火になります。
プラグ電極や、ディスキャップやロータの電極を消耗させるだけです。

いや、そうではなく、高電圧コイルは余裕があるという意見があります。
プラグの状態や混合気の状態が悪くても火花を飛ばせるという面ではもっともですが、それもある期間だけはその効果が出ますが、キャップ・ロータや高圧コードの耐高電圧性にも限りがあるので、これらの部品が早く傷んできますね。
メーカーは、これらすべてを見据えて点火系を設計しています。

ジムニーに限らず、上記のことはどんな車種にでも言えることです。
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